ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

ばあちゃんと孫の会話

2014-01-23 08:23:18 | 母のこの頃

うちの長男(大学生)と母の会話

その①

ばあちゃん「いま夏休みなの?」   (注釈 ※母の頭の中はいつだって「夏」です)

孫     「ちがうよ」

ばあちゃん「じゃあ秋休みか!」

孫    「ちがうよ」

ばあちゃん「わかった!!昼休みだ!!!」

 

その②

ばあちゃん「あんた大学は?早稲田に行きたいって言った?明治?」

と5分に1回聞かれ、いいかげん面倒くさくなった 孫

孫     「ばあちゃん、オレ東大行くの!と・う・だ・い!(笑)」

ばあちゃん「へーっ。でも東大は通うの遠いよね、もっと家から近いとこにしなさい」

孫   「えっ!?突っ込むとこは距離の問題?!まじ笑えるわ~」 

自分の孫のレベルを過信するばあちゃんでありました   

 


時間よとまれ

2014-01-15 21:48:11 | Weblog

時間よとまれ ってなんのこと?

と思われたと思います

それは「親子の時間をスローモーション、ストップモーションのように濃く意味のあるものにする」というイメージでタイトルをつけました。

日々の介護、お疲れ様です。

2014年、わたしは本気で「信念をかたちにする」ことにします。

①介護の現場にアロマテラピーが当たり前、という状況をひろめたい

②マッサージ(アロマスージングセラピーと名付けました)を通して、家族の時間を意義あるモノにしてもらいたい

そんなわけでホームページを構築中 (これがなかなか難しく悪戦苦闘しています)

それでも見たいと思ってくださる方は こちら

かれ、目の回る忙しさです

「自分が癒されたいわよ」という気にもなるでしょう

でも、お年寄りも寂しい 

家族と同居していても寂しい

これを、ハンドマッサージのボランティアを通してものすごく感じました

ちょっと目を閉じて想像してみてください  

  わたし(あなた)とお年寄りが向かい合って座っているんです

  はじめましてとあいさつをして、マッサージをすることを説明して 手をとります

  ゆっくり、ゆっくり なでるようにオイルでマッサージをします

  だんだんとお互いの呼吸が合ってきます

  なんとなく「通じあった」ような温かい気持ちが流れます

  いままで黙っていたおばあさんが 我が子が小さかったころの話をはじめます

  そして、あんなにかわいかった息子はすっかりおじさんになって、仕事で忙しく飛び回っていて・・・・
  と「現在」の話にうつります
 
  最後に 「あなたみたいな方にこんなふうに手を握ってもらって、すごくうれしかった。また次にお会いしたらお願いね・・・」

 この瞬間、そのおばあさんはわたしの心の中で もうひとりの家族になりました

 来月も元気でいてね ・・・  また会いましょうね・・・・

 でも、おばあさんが本当に求めているのは 本当の息子や娘との時間です


 だから、わたしではなく娘さんや息子さんに 同じことをしてほしい


 大人になったら気恥かしくて手なんかつなぎません

 つないだとしても、歩行介助のためであって、向かい合ってではないはずです


 マッサージがあれば「理由」ができます


 日頃のイライラも忘れる時間になります

 わたしと父がそうだったから

 そこに香りがあると 心の安定がさらに期待できます

 興味があれば、ご連絡ください

 ご連絡はこちらまで