ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

まさか母が・・・・

2016-02-18 17:00:11 | 母のこの頃
お母さまに意識がありません!!

呼んでもたたいても反応がありません!!

救急手配をします



それは、外出の帰り道、車を止めてある駐車場にむかって歩いているときに受けたホームからの電話でした。


耳を疑う事態に凍り付きました。



その日は母の誕生日の前日。

「な。。ん。。で。。。?」



いやな記憶がよみがえりました。


わたしの父は、2011年6月、誕生日の直前に旅立ちました。。。。



つい一昨日、母は元気だったのに。

母の誕生日祝いは、同じく2月うまれの息子の試験が終わってから一緒にお祝いしようね、と言ったばかりなのに。



夫と長男に電話をいれ、

車に乗り込み、

「冷静に運転しよう」と自分に言い聞かせ、

車に乗っていた20分間

おどろくほどたくさんのことを考え、整理し、

まずホームではなく自宅に戻って必要なものを持ち出すと決めました。



そして家に帰った瞬間、ふたたびケータイが鳴りました。


そこにはホーム長からLINEが。

「意識戻りました。ふつうに会話できます」



聞けば昼寝から起こそうとしても反応がなかったと。


たぶん深い眠りだったのでしょう。



とんだ勘違いでしたが、この経験がわたしにとっては「学び」になりました。


翌日、まっさきに母の誕生日の花束を買って届けに行きました。



先延ばしにしないでおこう。


後悔しないために。




準備しておこう。


連絡先や必要なものがすぐに取り出せるように。























母の77回目の誕生日に思う

2016-02-18 16:59:19 | 母のこの頃
このブログを始めたとき、タイトルには母73歳、と書いたように記憶しています。

その母が2月3日で77歳になりました。



アルツハイマーの初期です・・・・・・

と言われてからかれこれ10年近くなるでしょうか。(忘れている自分も相当記憶力が怪しいです)


その当時、目にした書籍には、

「アルツハイマーと診断されると、残念ながら余命は5年くらいです。」という一文がありました。

とても、とても衝撃でした。



いま、こうして母が元気で生きていること

現在も、わたしの存在をちゃんとわかって、孫の名前も忘れることなく、会話が成立することを


心からうれしく思います。



腎不全という持病を抱える以上、

感染症が流行る季節は本当に心配なのです。



しかも、誕生日の前日に


耳を疑う電話を受けたのも事実です。


お母さまの意識がありません

救急車を手配します



そのときに考えたこと、

みなさんにもすすめたいこと、は


長くなるので次に書きますね