ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

やっぱり一人っ子はつらい

2011-03-17 20:50:26 | Weblog
タイミングが悪すぎる。

地震、家族の入院。

地震の影響でいろんなことが普段のようにいかない。

母の透析所も計画停電に翻弄されて、急な時間変更があったりと先生方も相当忙しい。

こんな状態で引越しをするとか、透析の病院を変えるとか、母の負担もわたしの負担も相当だ。

今日も母に話をした。

けれど母は、買い物も洗濯も自分でできているし、よその区に住むのは嫌だと言って聞かない。

少しでもその気があるならまだしも、ここまで拒絶する母を無理やり施設にいれられるんだろうか?

罪悪感。

ここでチャンスを逃したら、母でなく自分の苦労は目に見えてる。

だけど昨日まで9割がた入所させるつもりでいたのに、今は8割がた断ろうと思っている。

そんなことしたら、あのホームは気を悪くして「つぎ」はもうないだろうな。

けど、これだけ邪魔がはいるのは、今はその時期じゃないってことかな・・・と思ってしまう。

こんなとき、とことん話し合える兄弟がいたらなと思う。

ひとりで決断するのは本当に荷が重い。

夫はやっぱり他人だから違うんだよね。守るべきものはいまの家庭だから。

「最終的には自分の親なんだから俺は決められない」ということになるから。



いま、ここではいえないけれど、実はすごい「チャレンジ」を試みている。

だいそれたことだけど、うまくいくような気がしてる。

いや、きっと願いどおりになると信じたい。


ただし、タイムリミットがあるからそこをどう進むかはやはり賭けなんだけど。。。








本当に答えが出ない

2011-03-08 23:03:30 | ひとりっこの気持ち
今日の電話の母は明るく元気だった。

その声を聞くと施設入所を勧める気持ちが揺らぐ。

それに一度は「ホームのがいいかも」といった母だったけど、翌日にはまったく逆。

「あなたがお母さんの面倒を見るのはご免だってことでしょ?」「わたしはここで野たれ死ぬから放っておいてくれていいから」

「あんたはよそ様の娘さんと違って冷たい」


仕事中も入浴中もずーっと考えてる。

父をグループホームに入れた経験を持ちながら、いざ母もとなると迷いが出る。

それは母のほうが好きだから。

母の転居は自分のふるさと(?)を明け渡すことにつながるから。

グループホームから電話が来て、決心は1週間内で。入居は今月中で。と告げられた。

悩む。迷う。苦しい。

私は自分のために母の施設入居をすすめてるのかな・・・・

2011-03-05 22:01:59 | Weblog
今日ふらりと母のところに寄った。

で、来週の体験入居のことと、ここで一人で暮らすよりいつも誰かが見ていてくれるホームのほうが楽しい暮らしができるんじゃないかと話した。

もちろんはじめは怒っていた。

40何年も住んできたここを簡単に離れられるわけがない!って。

でもだんだん、あなたのいうとおりにしてみてもいいよ、という風に変わってきた。

けれど目には涙がにじんでる。

本当に母のため?

実は自分の負担を減らすため?

世間はもっと手のかかるご両親をがんばって介護している人がいるのに・・・・だめな娘です


かえって迷惑。。。

2011-03-05 09:01:18 | Weblog
昨夜留守電に母のメッセージが入っていた。
「なにかと大変だから、お母さん明日そっちに行って子供たちの面倒みるわ。電話ください」

ちなみに、子供たちは今高校生と中学生。
日中母親が留守だろうとさほど困ったリはしない。
しかも夫のいる病院は自転車で5分かからない距離。

子供たちも「え、ばあちゃん来たほうがもっと大変だよ(爆笑)」

で、今朝電話した。
私「お母さん、気持ちはうれしいけど息子たちはそれぞれ用があるし、あたしも行ったりきたりだから問題ない」
  
だいたいここまで来るのに私が来るまで連れてこなきゃ駄目なんだし・・・

 「あとね、お父さんのホームへは明日行くことにしようね。今日は無理だから」

母「そう?じゃあやめとく。で,Kクン(←夫)は今日入院でもするの?」

私「?・・昨日手術したんだからもう入院はしてるんだってば」

母「ああそうか」
 
 「じゃあうちのお父さんはホームで元気に周りの面倒見てるんだから、Kクンよりましだね」

あのー。。。お父さんはほぼ寝たきりに近いし、グループホーム時代からほかの入居者とコミュニケーションとるなんて拒否的な人なんですけど。

私「それさ、お母さんの感覚違うよ。お父さんは歩けないししゃべれない。他人の面倒なんて見れるわけない」

母「あはは、そんなことないわよ。でさあ今日お父さんのところ行こうと思ってるんだけど・・・」

私「さっき明日一緒にいこうって話したよね?」

母「じゃあ明日行くことにして今日はやめるわ」


毎週父のところに一人で行くといい、ホームの名前をメモに書く。(ひとりでは無理だといっても否定)

実家から2駅隣の最寄駅で待ち合わせようといわれ、家を出る直前にも時間と場所の念押しをするが、まず待ち合わせで会えない。

携帯も持っているがもちろん出ない。

ひとりで行ったかな?と思うと、結局最寄り駅まで行ったけれど私に会えず「面倒だから帰ってきた」となる。


いつもこんなだから父のところへは必ず日曜に実家まで私が車で迎えにいくパターンとなっているのだが・・・・金曜の夜あたりになると再び電話があるのだ。

母「お母さんここしばらくお父さんのところ行ってないから明日タクシーで行ってこようと思うの。なんて名前の老人ホームだっけ?」

×*$#&%・・・・






今度は夫の入院

2011-03-04 22:23:56 | Weblog
義父・実父に次いで、今度は夫が入院です。

本日胃の手術のため、指定されたとおり朝8時に病院に行きました。
手術開始は9時でお昼には終わるとのこと・・・

12....13....14時....いっこうに看護師さんから声がかかりません。

待っている場所が景色も日当たりも抜群で我が家も視界に入るお部屋だったのが救いですが。

14時半になって医師から、手術方法に変更の必要があるとの説明を受け、手術はあと1時間と言われたのですが結局面会できたのは夜6時を過ぎてから。

さすがに疲れました(泣)

でも麻酔から醒めて痛みにもだえる夫がかわいそうで面会時間ぎりぎりまで病室にいました。結局12時間。病院が近くでよかった。

それにしても男の人ってこどもみたい?!

術後の痛みは陣痛と比べてどのくらいなんだろうか?と答えの出ない想像をしながら帰途につきました。


それにしても・・・次週の母のお泊りは私が体力的にきつそうだ・・・