アキ監督の映画「希望のかなた」

フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の映画、観に行ってきました。

「希望のかなた」という映画です。

物語の舞台は北欧の街ヘルシンキ。
主人公はシリアから来た難民の青年カーリド。

　　　　　

ヨーロッパに流れてくる難民たちの実情を描いた作品。
ともすれば辛く悲しいばかりになる難民問題ですが…。

アキ監督の手にかかれば、独特の優しさと、すっとぼけたユーモアに彩られた素敵な物語に仕上がっていました。

　　　　　

日本が大好きで小津監督の大ファンだというアキ監督。
今回の作品にも「日本」が出てきます。
しかも、かなり笑える楽しいシーンですよ♪

日本に住んでいると、難民問題というものを深く考える機会が少ない。
でも、こういう映画を観ると、差別され迫害されている難民のことを考えさせられます。

アキ・カウリスマキ監督ファンが多いのか、映画館は満席でした。
かくいう私もアキ監督の大ファン。
もう引退するなんて言ってるけど、辞めてほしくないなあ。

引き続き、いい作品を作ってほしい監督さんです。


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人生を楽しもう！

お正月2日目、両親と映画を観に行ってきました。

四条烏丸にある京都シネマ。
お正月らしい飾り付けがしてあって、綺麗です。

　　
　
ダイアン・レイン主演の「ボンジュール、アン」を観ました。
監督はエレノア・コッポラ。
「ゴッドファーザー」で有名なフランシス・コッポラ監督の奥様です。

　　　　　

なんと御年80才にして、初の長編映画を撮られたというのだから、スゴイ！

50代前半のアメリカ人女性アンが、夫の仕事のパートナーのフランス人男ジャックと、短い旅をするロードムービーです。

フランスの美しい景色と、美味しそうなお料理の数々が楽しめます。
そして、フランス男ジャックの、ちょっといいかげんな？楽しい言動が面白い。

でもね、いいことも言うんですよ。

　　　　　

『美味しい食事 は魂の糧』
この言葉が、印象に残りました。

映画に影響されて？その夜の我が家の食卓は、チーズとワインとおせちで、ごちそうになりました。

　　　　　

デンマークのチーズに、黒豆。
この組み合わせが、美味しいんですよ！

　

映画で美味しそうにワインを飲んでいたので、私も久しぶりに少し飲んでみました。
フランスの白ワイン、美味しい。

映画は、重厚な感動作とかそういうものではなく、さらっとしたロードムービーなのですが、さりげなく人生の何たるかを示唆していました。

人生楽しまなくっちゃ、もったいない！
これからだって、いつからだって、何だってできる！

そんな事を思わせてくれる映画ですよ。

映画「リトルロマンス」に出ていた少女の頃のダイアン・レイン。
「ストリート・オブ・ファイアー」に出ていた頃の若き日。
思い起こしました。

そして、今回50歳代になっても綺麗なダイアン・レインを見ることができました。

食事もそうだけど、いい映画も魂の糧になりますね。


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北欧の秀作ファンタジー

只今開催中の「京都ヒストリカ国際映画祭」
友人の梅子さんから招待券をいただいたので、さっそく行ってきました。

　　　　　

京都文化博物館のフィルムシアターで上映されてます。
ここのシアターへ入るのは初めて！
11時からの上映、3～4分遅れて入場、よかった始まったところだった～。
「秘密が見える目の少女」　監督：ケネス・カインツ

　　　　　

北欧の秀作ファンタジーと書いてあったので、ほわんとした幻想的な物語かと思っていたら…。
違いました！　走る、逃げる、隠れる、ハラハラドキドキ！　スリル満点なんです。

息もつかせぬストーリー展開で、あっというまに96分の上映時間が過ぎました。
主役の少女は可愛くて強い子。
そしてニコという役の男優さんが、かっこよかった。
極悪冷血な男も出てきて、これがまた怖いんですよ～。

多分時代は中世？古い町並みの映像が素敵でした。

　　　　　

京都文化博物館、こちらも中世の建物のように美しい。

初めて入った京都文化博物館のフィルムシアター、とても快適でした。
また機会があれば訪れてみたいです。

やっぱり、映画館やミニシアターで映画を観るっていいですね～。
招待券をくださった梅子さんに感謝！

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少年と犬

久しぶりに京都シネマへ、映画観に行ってきました。

「ベル＆セバスチャン」　監督：ニコラ・ヴァニエ

第二次世界大戦中のフランスの山村に住む少年と犬が主人公です。
よかったです。

　　　　　

少年は孤児で、血のつながらないおじいちゃんと暮らしている。
犬は村人たちから害獣扱いされ、命を狙われている。

そんな少年と野犬、孤独な彼らは次第に心を通わせていく。

　　　　　

物語はナチスドイツに立ち向かう場面もあり、ハラハラするところも…。
雄大なフランスの山々がスクリーンに映し出され、美しい。

そしてなんといっても主役の少年セバスチャンの笑顔がいいな。
犬のベルの表情もいい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おじいちゃん、勇気ある女性アンジェリーナ、ドイツの将校など、その他の登場人物もよかった。

撮った監督は探検家でもあるらしい。
それで、あんなに壮大なスケールの山の映像が撮れたんだなあ～。

ベル役の犬はグレート・ピレニーズという犬種。
大きくてふわふわしてて、あったかい毛布みたいに可愛い。
いい映画でした。

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ココロからのプレゼント

昨日映画を観てきました。新垣結衣主演の「くちびるに歌を」です。

　　　　

長崎の島の中学生と臨時の音楽教師の物語です。

とっても、いい映画でした。
中学生っていいなあ～、１５歳ってこんな感じやったんかなあ～。

長崎の島の風景も美しかった。
長崎弁もいい感じ。

　　　　

実はこの映画FMココロの番組のプレゼントコーナーへ応募して、いただいた招待券で観に行きました。
DJ大久保かれんさんからの直筆のメッセージまでいただき、ビックリうれしい！
　
　　　　

エフエム・ココロからの心からのプレゼントに感謝。
いい映画を、ありがとうございました。

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