ぼくたち、ロンリーハート・クラブ

スウェーデンの児童文学作家ウルフ・スタルクの作品を読みました。
「ぼくたち、ロンリーハート・クラブ」



郵便局で働くトールのおかあさんが、ある日ふと口にした言葉。
「世の中にはひとりぼっちで、さびしく暮らしている人もたくさんいるのよ。」
このことについて考えこんでしまったトールは友達と共に「こどく」な人々を救うためのクラブを作る。
純粋であたたかい子供たちの思いが伝わってくる作品。
友達同士、集まっては計画を練るところが、かわいくて楽しい。
「こどく」というテーマを扱っていながらも、ほのぼのとしてとても楽しい物語となっている。
子供時代っていいもんだなと思わせる。

小学校3～4年生ぐらいから読めそうな作品、もちろん大人が読んでも楽しい。