ぱぷあ日記

海外生活はもう引退。これからは、日本に腰を落ち着けようと思います。第二の人生を切り開く様を書いていこうかと

社会性と産業廃棄物

2008-02-27 12:46:22 | 昆虫
さてこの写真なんだかおわかりだろうか?産業廃棄物なのである。出したのは人間ではなくハキリアリ株式会社である。ハキリアリ株式会社は、ある種のキノコを食用に生産している。



手前の茶色い山の部分は、このようにアリたちが運んで捨てた物。どうやらキノコを栽培し終わったゴミの様である。株式会社なのでそれぞれ分業も進んでおり、手前のゴミを咥えたアリは、ゴミ捨て専門の役職であろう。後ろに写っているアリは、巣の入り口をウロウロしておりゴミを運び出す作業には従事していない。これは、作業者の護衛役の様でガードマンである。

ゴミの山と言えばつき物なのが、ハエ。廃棄物の上にかなりの数が来ていた。



ただこのハエ、廃棄物そのものが目的ではなく、そこにいる何かの幼虫が目的だったようである。



人間と同じように生産活動をおこなうと廃棄物がでてくる。そしてその廃棄物をめぐり新たな生態系が生まれる。アリの社会性そしてそれをめぐる環境。人間のそれと似ている。しかし、環境に優しい、エコなのである。

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燃えろ、燃えろ燃えろー、燃えろ燃えろ燃えろ、炎のようーーにー。




コメント (2)
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