2014年制作のアメリカ映画、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」をWOWOWで見ました。WOWOWではシリーズ全8作を6月27日(土)に一挙に放送しました。1968年制作の「猿の惑星」が大ヒットし、シリーズ化されたことは知っていましたが、8作もあったことに驚きました。今回私が見た猿の惑星:新世紀(ライジング)は2011年に作られた猿の惑星:創世記(ジェネシス)の続編でした。舞台はアメリカのサンフランシスコ。チンパンジーを利用して科学者が作り出した猿ウィルスによって多くの人間が亡くなり、かつての街は荒れ果て、残されたわずかな人間たちがコロニーを作って暮らしていた。原子力発電所も火力発電所も今はなく、昔使われた水力発電所がまだ使えるかもしれないと発電所を視察に出かけたマイケルたちは、山奥で暮らす猿たちに出会う。彼らはシーザーという知能が高く人間の言葉を解するリーダーに従って平和に暮らしていたが、人間の出現により、平和だった猿の暮らしの秩序が乱れ始める。人間に対して愛情ある経験を持っていたシーザーに対し、ナンバー2ともいえるコバは憎しみの経験しか持っていなかった。人間への対応をめぐり対立する両者。人間側でも、猿に対する対応はまちまちで、平和に共存しようとする人と、猿を危険だと思い、殺そうとする人がいた。猿の社会では、コバがシーザーを裏切り、コバとその仲間が人間の武器庫を襲い武器を手に入れた。コバはシーザーを撃つ。コバが猿たちのリーダーになったことで状況は一変した。彼らは大挙してコロニーに攻め入る。大けがを負ったシーザーは、マイケルに発見され、助かる。コバたちを止められるのはシーザーだけということで、シーザーと彼の息子はコバ達がいる人間タワーに向かうのだった。猿の特殊メイクがすごいと思いました。悪者は悪者の顔らしく、穏やかな猿は穏やかな表情なのが良くわかる。結末は書きませんが、まだ続きがありそうでした。
2014年制作、大友啓史監督の「るろうに剣心 京都大火編」をWOWOWで見ました。時は明治11年。幕末に人斬り抜刀斎という異名をはせていた緋村剣心は、今では不殺の誓いをたて、東京で薫の道場に居候しつつ穏やかな日を送っていたが、大久保利通から志々雄真実による明治政府転覆計画を阻止してほしいと頼まれ、京都に向かう。京都市街に火を放つ志々雄一味を相手に、今では明治政府の元で警察官として働く斎藤一と協力し、剣心は獅子奮迅に戦ったが、志々雄を取り逃がしてしまう。おまけに京都の戦いに参加した薫が志々雄の人質になり船に乗せられる。後を追った剣心は海に落とされた薫を追って、自らも荒れた海に飛び込むが・・・。まだこの続きがあるのです。次回作、「るろうに剣心 伝説の最後編」では、なんと福山雅治さんが、剣心のお師匠様として登場するようです。るろうに剣心の見どころはやはり、その激しい殺陣にあると思います。原作は少年ジャンプに連載されていた和月伸宏さんのコミック。最近、コミックが原作の映画やドラマが多いですね。やっぱりストーリーが面白いからでしょう。剣心を演じる主演の佐藤健さんの殺陣がすごいです。抜群の運動神経かもしれませんね。斎藤一は江川洋介さん、志々雄真実は藤原竜也さんが演じています。アクション好きな方にお薦めです。