トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

映画、永遠の0

2014-01-12 23:04:27 | 映画
今日、藤枝のVIVIで映画「永遠の0」を見ました。先日、百田尚樹さんの原作を読み終えたばかりですが、空戦や、軍隊の様子をどのように映画化したのか、興味がありました。日本の軍隊は最低だったとつくづく思いました。かなり原作に忠実に映画化されていました。また泣いてしまいました。言論の自由、報道の自由がなく、軍国少年を量産する教育を推し進めた恐ろしい時代に逆戻りしないよう、私たちが政治を見つめて、国民の知る権利を奪う法律、特定秘密保護法案は廃案にしなくてはならないと強く思いました。多くの国民が戦死し、原爆を2つも落とされ、空襲で多くを失い、これ以上ないほどの痛手を受けて戦争に負けて、やっと平和国家に変れた日本なのに、憲法第9条を変えようとする動きがある今、うかうかしていられないと思うのです。東京都知事選が控えていますが、都民は良識を持った候補者、都民のために平和で民主的な都政を行う人を選んでほしいと思います。今日の観客は、中高年から若い人まで様々な年齢層でした。多くの人に見てほしい映画だと思いました。
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香港マカオの旅3日目~4日目

2014-01-11 20:12:10 | 旅行
12月25日。夜中にお腹が不調だったので、朝食を抜いて、今日はマカオへ出発でした。
マカオは、同じ中国でありながら、入国手続きがいるのです。
香港マカオ間は、高速フェリーで約1時間でした。フェリーを降りて入国手続きをして出たら、現地ガイドさんが待ってました。
マカオはポルトガル領だったところなので、街の建物がヨーロッパ風で雰囲気が全く違いました。すぐにマカオの世界遺産半日観光が始まりました。
今日は、あらかじめ決まったコースに従っていればよかったので楽でした。
まず、聖ポール天主堂跡に行きました。マカオの象徴のような建物ですが、何回か火災にあい、1835年の火災で焼失した後は、再建されず、正面のファサードと呼ばれる壁みたいなもののみが残っています。





次に見たのは聖ドミニコ教会。黄色い壁の教会で、内部も見学できました。ここの見学はちょっと駆け足でした。



その後、セナド広場へ行きました。広場の真ん中にクリスマスツリーその他、電飾が飾られていて、夜はきっととてもきれいだろうと思いました。
地面のタイルの模様が波のようで独特でした。











午後、私たちはカジノに行く予定だったので、ガイドさんの薦めでマカオ名物の焼きたてのエッグタルトを食べました。アツアツで柔らかくてとても美味しかったです。
最後に、みんなでマカオタワーに行きました。高速エレベーターで展望台まで上がり、マカオを一望しました。





ここで、バンジージャンプを2度も見ることができました。初めて見ました。







昼食はホテルオークラでみんなでいただきました。ホテルオークラは、マカオ風の建物になってました。
昼食後、私と夫はホテルオークラ内にあるカジノで、ちょっとだけ大小というゲームに挑戦しました。
チップに変えてもらい、当たりそうな箇所に自分のチップを置くのですが、テーブルによって掛け金の最少額が違います。
私たちは300ドルのテーブルで何度かやってみましたが、一度倍額になりましたが、すぐに負けちゃいました。あれでは、お金がいくらあっても足らないなぁと思いました。カジノはお金持ちの道楽ですね。
その後は、カジノの隣にあった噴水のショーを見ました。いろいろな色に変化し、とてもきれいでした。





マカオでのホテルはホテルロイヤル。ロイヤルという名にふさわしく内部の調度も重厚な造りで落ち着きました。
世界遺産のギア要塞に歩いていけるところだったので、ホテルに荷物を置いて、2人で歩いていきました。
マカオの最高地点、海抜92mの丘に建つ要塞跡です。
ところが、ギア要塞に登るべき道を間違えて、みんなが走ったりしてるトレーニングロードを一周してしまいました。疲れた・・・
5時で閉まってしまうとのことでしたが、なんとかギリギリにたどり着いて見学できました。
17世紀に建てられたポルトガルの要塞で、教会と灯台がありました。要塞から町並みが見渡せました。







その日の夕飯は、マカオ名物のポルトガル料理はやめて、お腹に優しそうな店をさがしました。ホテルから歩くとすぐに繁華街だったので、路地の突き当りに、「養生湯」という店を見つけ、魚料理が食べれそうだったので入りました。言葉は全く通じないけど、英語のメニューを持ってきてくれたので、HORSEHEAD FISHが蒸してある料理をセットで頼みました。最初に出てきたのは、薬湯のような色の草色というか茶色というか、微妙な色のスープでした。野菜のスープでした。味は、まずくないけど、薬湯みたいでした。次に出たのはメインの馬頭魚の蒸したもの。白身の魚で、付け合せのキャベツも蒸してあってとても美味しかったです。麻婆豆腐を追加注文しました。最後に、桃の入った暖かいお茶のような飲み物が出てきました。ほんのり甘かったです。2人で125ドルでした。







夕食後、繁華街を少し歩きました。マカオの小さなデパートで下着を買いました。

翌日、12月26日は、ホテルのバイキングの朝食を食べました。ホテルまでガイドさんが迎えに来て、フェリーに乗るまで付き添ってくれました。香港まで戻り、香港に入国しないで空港からそのまま飛行機に乗って帰国しました。現地ガイドさんがいなければ、フェリーの乗り方なども迷ってしまったと思います。日本語が上手で頼もしかったです。
空港では、昼食にまた御粥を食べました。中国や台湾の御粥は種類が豊富でとても美味しい。お薦めです。

出発の朝、ホテルロビーにあったクリスマスツリーの前で記念写真を撮りました。



今回の旅では、途中で土産物はほとんど買わず、ガイドさんにバスの中でお菓子の土産セットを注文し、空港のDFSで香港ドルを使い切る目的で、私はスイスチョコレートのウィスキーボンボンを買いました。夫は、香港ドル紙幣が1000ドルほどあったので、カードも併用して、サムソナイトのショルダーバックを買いました。残りの小銭は、飛行機機内で、ユニセフに寄付しました。天気が良くて楽しい旅でした。



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香港マカオの旅、2日目

2014-01-11 17:34:46 | 旅行
12月24日。朝食に御粥を食べました。ガイドブックで探した御粥専門店、海皇粥店にMTRに乗って行きました。多くの人が食べるという一番お手頃な御粥(ピータンと豚肉や豆が入っていました)をガイドブックを指さして注文しました。お腹に優しい味の温かい御粥。とても美味しかったです。値段は香港ドルで36ドルくらい。1ドルが13円弱くらいです。円安なので、お金持ち感は味わえません。





その後、世界一長いエスカレーターと言われる全長800mのミッドレベルズエスカレーターに乗りに行きました。上りと下りは時間帯によって決まっていて、私たちが行ったときは下りの運行。帰りは登りの運行時間だったため、結局往復とも階段を使いました。まぁ、見れただけで良いとしました。



その後、ハリウッドストリートという骨董品街を通り、文武廟へ行きました。ハリウッド通りの店で私は午年だし、2014年の干支なので木彫りの馬を、夫は木彫りのフクロウを買いました。







文武廟は、学問の神様の文昌帝と関羽が祭られています。
その日の昼食は飲茶と思い、お目あての陸羽茶室に行ったら予約で一杯で入れず。足を延ばして、MTRの中環駅の反対側にあるワゴン式飲茶の店、大會堂美心皇宮に行きました。着いたらものすごい人数の人たちが待ってました!クリスマスイブだからしかたない。美味しい店はどこも混んでいるから気長に待ちました。店内はすごく広くて、飲茶を乗せたワゴンがいくつか客席の間を回るので、近くに来たら、指をさしてテーブルに料理を乗せてもらいます。点心名が書かれたプレートがワゴンにかけられてるのでわかりやすいです。注文票にスタンプを店の人が押し、あとで食べたものを計算してもらう仕組みでした。美味しかったので待ったかいがありました。2人で357ドル50セントでした。
この店は海岸近くで、付近の眺めも良かったです。







その夜は香港の夜景を楽しむためにバスでピークトラム山麓駅まで行き、ピークトラムに乗り、ピークタワーへ行きました。
ここもすごい人波で、長い行列を作りトラムに乗るまでにかなり待ちました。バスではオクトパスカードが使えました。
ピークトラムは、山麓駅から最大傾度27度の坂道を8分で山頂駅に着く電車みたいな乗り物です。ピークタワーに着いたら、展望台から香港の街並みを眺めました。ビクトリアハーバーを望む景色は香港らしくて素敵でした。



ところが夕暮れ近くになってきたら、屋上は冷えてきて夜までは待てない感じだったので、展望台から降りて夕飯を食べに行きました。窓から夜景が見たかったので、巨八という和食の店に入りました。とても高級な店で、コース料理しかなくて、2人で1364ドルでした!痛い出費でしたが、窓からの眺めはとてもきれいだったので場所代を払ったということで。美味しかったけど、私には品数が多すぎました。そして、その夜は、私は夜中に吐き気に苦しみ、トホホでした。



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香港自遊自在+マカオ4

2014-01-11 16:30:55 | 旅行
LOOK JTBの香港マカオの旅に年末の12月23日~26日まで夫と2人で行きました。遅くなりましたが、旅行記をUPします。
12月23日の朝、中部国際空港9時50分発のキャセイパシフィックで香港へ。現地との時差は1時間。現地時間の13時25分ごろに香港の空港に着きました。現地ガイドが空港で待っていました。すぐに他のLOOKJTBの人たちと一緒にホテルまで車で送ってもらいました。
私たちは、香港に2泊、マカオに1泊の予定です。
今回行くまで知らなかったんですが、香港は九龍半島と香港島を中心に260以上もの島からなる地域をさすのだそうです。
私たちのホテルは香港島にあるシティガーデンホテル(城市花園酒店)でしたので、空港からは車で1時間以上かかりました。途中に九龍半島の繁華街を通っていきましたが、狭い土地にすごい数の高層ビルが立ち並ぶ独特の景観が見られました。地震が起きたら逃げ場がないとガイドさんも言ってましたが、地震は起きないという想定で街づくりがされているようです。香港島へは海底道路を通って行きました。
最初の夜は、特に予定もなかったので、上海蟹を食べ、食後にオープントップバス(屋根がない2階建てのバスのこと)で夜の香港見学というガイドさんお薦めのオプションツアーに参加しました。出発の集合場所が九龍地区にあるDFS前で、行くのが大変ですが、ホテルまで送ってきたガイドの明(ミン)さんと一緒に公共交通機関のMTRという地下鉄で行きました。翌日2人で自由行動する予定だったので、MTRの駅で明さんにオクトパスカードを買ってもらいました。オクトパスカードは、SUICAのようなカードです。MTRだけでなくバスにも乗れるので買いました。
その日の夕飯は2人のお子さん連れの若いご夫婦と一緒にテーブルを囲みました。蟹は美味しかったけど、上海蟹って小さくて、食べでがありませんでした。他の料理はまぁまぁといったところ。
その後の観光はネオン街をバスで通り、女人街というところだけは、30分くらい散策しました。驚いたのは多くの看板が道路中央近くまで張り出していたこと。バスに乗った私たちの頭上に大きな看板がいくつも通り、手で触れるかと思う程。香港らしさを感じました。すごい自己主張している看板が多かったです。香港は思ったよりも寒く、特に夜は日本の冬の夜とあまり変わらないくらいの寒さでした。私はバッチリ寒さ対策してましたが、夫の服装が寒かったと思います。この夜の観光では、バスで裏街にも入りましたが、裏には、築4,50年くらいのエレベーターのない古い高層アパートがたくさんありました。12階建くらいでもエレベーターがないのには、驚きました。家賃が安いのでこういうアパートにも多くの人が住んでいるそうです。たくましいと思いました。





この写真はデジカメを持って出るのを忘れたため、携帯電話のカメラで写しました。女人街は、女性のファッション関係の物を売っているストリートでしたが、何も買いませんでした。
帰りは車でホテルまで送ってもらったので、助かりました。
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永遠の0

2014-01-06 23:40:47 | 
百田尚樹さんの「永遠の0」を読み終わりました。先日行った本屋で平積みになっていた1冊です。物量ともにまさる大国アメリカを相手に、太平洋戦争で日本がいかに愚かな戦争をしたかがよくわかりました。真珠湾攻撃が奇襲になったいきさつや、海軍兵学校出身の士官たちの無策ぶり。兵士の命を虫けらのように軽んじる作戦を強行した軍部の罪深さがこれでもかというほど胸に迫ってきました。ベストセラーだそうですので、多くの人が読んだと思いますが、特に若い人たちに読んでほしいと思いました。岡田准一さん主演で映画化されましたが、原作も読んでほしい。映画はどのようにあの戦争を描いたのだろうか。帰省中の次男にも読んでもらいました。お薦めです。
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