トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

修学院離宮~詩仙堂 2014秋

2014-11-24 10:24:42 | 旅行
11月17日~19日、二泊三日の京都オフに参加しました。参加者は7人。仕事の都合で、最後までいられなかった人もいましたが、楽しい旅行になりました。
11月17日(月)晴れ
宿泊先のホテルの法華クラブ京都に荷物を預け、ロビーに4人で集合。12時15分に修学院離宮にむけて出発しました。私にとって初めての修学院離宮。紅葉のシーズンで、倍率高かったでしょうけど、抽選にあたった代表者、Yさんに感謝です。京都の地下鉄は、烏丸線、東西線の2本でわかりやすい。烏丸線で終点の国際会館まで行って、そこからタクシーで修学院離宮に行きました。参観者出入口から入ると参観者休所がありました。門を入ったら、そこに素晴らしくきれいな紅葉があり、この先の景色に期待が膨らみました。





修学院離宮は17世紀半ばに、後水尾上皇によって建てられた山荘です。風光明媚な大庭園で、下、中、上の三つの離宮があり、園内はとても広く3キロほど歩くこと、苑路はアップダウンがあるので、歩きやすい靴で行くことが大切です。見学時間は1時間20分ほどとありますが、私たちは13時30分見学開始で、見終わって出てきたのは15時10分でした。案内の宮内庁職員の方は、おっとりした人で、ゆったり見学できました。

御幸門をくぐり、まず下離宮の寿月観へ。





そして、中離宮の楽只軒へ。



楽只軒は光子内親王のための建物だそうですが、簡素な造りに見えるけれど、襖絵は狩野探信によって描かれた吉野山の桜、龍田川の紅葉でさすがという感じ。隣接する客殿の座敷は見るからに立派でした。



この違い棚が霞棚といわれ、天下の三棚の一つだそうです。

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エンディングノート

2014-11-21 22:49:22 | つぶやき
今日は近場のF葬祭の式場見学会に夫と参加しました。最近、改装したし、500円で葬儀当日の払いの席でのご馳走の試食ができ、お坊さんの話が聴けて、ランチのあとに、安心ノート(エンディングノートの一種)をいただけて、その説明もあるというので行ってきました。私たち夫婦は、ここの会社の互助会の会員なのです。最近あった近所のおじいさんの葬儀もここでした。ご馳走は2人とも完食できませんでしたが、寿司や刺身、デザートなど生ものはすべて食べ、持ち帰っても大丈夫なものだけ、寿司が入っていた容器に入れて、持ち帰りました。そして私たちの夕食のおかずにしました。(^^ゞ夜は味噌汁を作り足しただけ。自分の葬儀について子供に頼みたいことなどを書くノートを2人分もらいました。簡単な様式でしたが、ちゃんと書いておけば、子供たちが困らないかと思います。まだまだ元気でいるつもりですけど、私たちもこういうことを気にする年齢になったんだと思います。
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土人衆

2014-11-14 17:39:19 | つぶやき
10日、11日とご近所にお葬式がありました。静岡に来て驚いたのは、近所の方の葬儀があると通夜から告別式まで2日間、近所の人が手伝うこと。土人衆と呼ばれます。葬祭会館の職員が、いろいろ取り仕切ってくれるので、そんなに大変な手伝いではありませんが、その日ばかりは仕事があっても、文句なしに休暇を取り、手伝いにはせ参じるのです。それは、きっと昔から続いている慣習なんでしょうね。葬儀を終えて、出棺、火葬がすむと、お手伝いの人たちに、喪主からご挨拶&払いの席が設けられ、ご馳走をいただきます。先日の葬儀のご馳走は、量が多くて完食できず、更に、我が家は私一人の参列だったので、もう一人分のお膳がお土産につきました。ちょうど夫が熊野古道に行って夕飯は一人だったので、昼と同じお膳をいただきました。お昼に食べ過ぎたので、夜になってもお腹がすかず、おかずを半分くらい皿に盛って冷蔵庫にしまいました。翌日、夫と二人でそれを分けて食べました。同じ組の人たちが集い、協力するのもこんな時くらいだから、いい仕組みかもと思います。私は記帳の係でした。その晩、お腹がもたれたので、歩かないとおなかが空かないと思って、夕食後、8時過ぎに静鉄ストアまで、歩いていきました。せっせと歩いて片道25分でした。たくさん買うと帰りの荷物が重いので、少しだけ買い物をし、9時過ぎに家に帰ってきました。やっとお腹がすっきりしました。歩くのはいい運動ですね。
というわけで、12日の昼間、また散歩に出ました。同じ町内の十輪寺まで歩きました。お目当ては境内の銀杏の大木の黄葉だったのですが、まだ半分くらい緑でした。(-_-;)十輪寺は、境内にたくさんの白木蓮の木があり、春はモクレンを見に来る人が多いお寺ですが、普段はひっそりしています。本堂に木喰上人が彫った仏像が2体あり、自由に見学できます。仏像にお祈りした後、寺の南にある小山に初めて登ってみました。春はその小山も白いモクレンにきれいに彩られますが、秋は地味です。でも、山頂にあった木蓮観音様にお参りできたし、町内ののどかな眺めも良かったです。

山の東と南斜面はみかん畑でした。南の斜面から下の道に降りられないかと試みましたが、無理だったです。そこで大変だったのは、しばらく無理に降りようと下って行ったので、途中にあった「引っ付き虫」が靴や衣服に一杯ついてしまったこと!「野の花散歩」というサイトで、あれはコセンダングザという帰化植物だとわかりました。黒い棘のある細長い種が一杯あって、通りかかってちょっと触れるだけで、すごくたくさん引っ付いてきます。人間や動物にひっついて運ばれ、生育範囲を広げる仕組みなんでしょうが、我が家にあの嫌な野草が茂ったら大変なので、十輪寺の山門の外のコンクリのところで、丹念に取り除いてから家に帰りました。黄色い小花が咲きますが、きれいじゃないですよ。秋の野原は要注意です。
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雨の街道文化展

2014-11-09 17:38:51 | つぶやき
今日は岡部町街道文化展ということで、忘れないようにだいぶ前からメッセージボードにちらしを止めておいたのに、忘れました。はっと気づいたときは、すでに12時。お目当ては大旅籠柏屋の南隣の広場で売られる「瀬戸の染め飯」と「岡部焼きそば」だったのですが、柏屋のそばの駐車場は満杯だったので、町民センターまで戻り、車を停めて歩いて向かいました。でも途中で美味しそうなイチジクが買えたので〇。広場へ着いたときは、時すでに遅し。お目当ての2つは売り切れ終了でした。大旅籠柏屋では何をやってるかなぁと思って行ったら、中庭でおでんを見つけました。一皿5品入って380円。とても美味しかったです。それにおでんを入れる陶器の深皿が素敵でした。お腹が良くなると気分もゆったり。町民センターへの帰り道は旧道を絵を見たり、写真展を見たりしながらゆっくり戻りました。今朝はひどい雨だったせいか、道筋に例年より出店が少なく残念。町民センター内に入って、バッチワークや、盆栽や絵手紙、書道などの作品を見て回りました。一番奥に今年もレザークラフトの作品が展示され、体験コーナーがありました。前に一度、印鑑入れを作りましたが、可愛かったので、もう一つと思って、今年も印鑑入れを作りました。前回のはやや小さめだったので、訂正印を入れていますが、今年のはふっくら厚みができたので、認印用に使います。



今日から3日間、夫は友人たちと熊野古道を歩く旅に出たので、のんびり映画を見たり、気ままに過ごそうと思っていたら、今朝、同じ組のお宅のおじいさんが亡くなられ、明日が通夜、明後日が葬儀になりました。同じ組ですので、土人衆の仕事の割り振りがあります。今夜、7時からそれを決める会合が集会所で開かれるので、早めに夕飯を済ませておかないと。喪服、御数珠、黒いエプロン、香典、バックの準備はできました。
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名古屋へ

2014-11-07 15:03:08 | お出かけ
11月5日(水)。久しぶりに夫と2人で名古屋へ行きました。私の大学時代の恩師が8月末に亡くなられ、私たち2人は長野に滞在中で、ご葬儀の知らせを受けることができず、参列できなかったため、遅ればせながらの弔問でした。2人のお仲人でしたのに、最近は年賀状のやり取りだけになってしまって本当にご無沙汰でした。ご自宅に伺い、遺影とお骨にお祈りさせていただきました。研究熱心で、人徳者であられた先生をしのびました。奥様にレストランでお昼をご馳走になりました。今回は奥様といろいろお話しできたことは良かったと思いました。2時半頃、最寄の駅まで送っていただきました。
夕飯は長男夫婦と食べることにしてあったので、それまでの時間に名古屋城へ行きました。ちょうどやっていた菊花大会を見て、本丸御殿を見て、大急ぎで天守閣も見ました。名古屋城の菊人形は前に見たとき感動したのですが、今回は菊人形展じゃなく、菊花大会でしたので、菊人形は1対だけでした。それぞれ菊の仕立て方に決まりがあり、その決まりに従った作品ごとに展示されてました。立派な賞をいただいた菊はさすがに素晴らしかったです。でも、私は遊び心をくすぐる菊人形祭りの方が楽しくて好きです。名古屋城は4時半で閉まり、庭園も5時には閉まってしまうので、最後の天守閣見学は大急ぎで回りましたが、ここは昔からあるため、2人とも何度も登ったことがあるので、ざっと見て回っただけでもいいかと思いました。
金鯱の実寸大のレプリカが城の内部にありました。



天守閣を下から撮影。



本丸御殿、上段の間。



菊花大会の作品。











どの菊が良いと思いましたか?
私はこれ。なんと1本の菊なんですって!

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