僕は、アウトサイドのフレーズは、絶え間なく、
整然としたと無茶苦茶な響きが絶え間なく入れ替わることだと思っていて、
コード進行とか、音楽の流れを、俯瞰して捉えることだと思います。
今回のB♭ブルース的な中での、アウトサイドなフレージングですが、
Bbコンビネーション=ディミニッシュ=スケールは、
♭9th含んだブルーススケールととても似ている、という事を基本に、
(♭9thをブルースで弾くのは、それだけで凶暴(笑)
時に、ドミナントとしてのFのコンビネーションディミニッシュ
(さらに意味不明)
時に、B♭リディアン7th(変態な響き)
また、元の基本的なスケールの半音上、半音下のスケールは、
最も普段やっちゃいけないことなので、そう言うのを使っています。
そういう過程を踏みながら、最後はちゃんとしたことを演奏する、
そう言うものを演奏例にしました。
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わかってるようなことを言っていますが、
要は無茶苦茶ということですね。(笑)
僕が気をつけているのは、アウトフレーズであっても、
フレーズが歌っていること。
使う場所にそうしなければならない必然性が自分にあることです。
B♭のコンビネーションディミニシュは、ブルースとなじみが良く、
理論的な可能性を追求するとメカニカルで面白いのですが、
最近は、遠慮しています。
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なお、生粋のブルースマンと異種格闘技なセッションの時には、
こういうの封印します。
小賢しく感じられて、自分がうざいので。
そして、基本、結婚式の仕事では弾きません。