定番の行き方と言うのを体でとらえるというのは、とても大事なことだと思います。 たとえばフレージングについても、どう奇をてらっても個性とは言い難い。定番をしらなければ悪趣味になりかねないのです。形を知る。そして、形を破る。これを型破りという。形がなければ「形無し」です。例えば、アウトフレーズまず有りき、でソロを始めるセッション。何でもかんでもアウトするフレーズを用意して弾きまくるのは、もう . . . 本文を読む
理論の必要性のことを話ししました。それを曲に応用することは、途方もない事だと考えるかもしれません。たくさんすぎる料理を目の前に、うんざりするのと同じです。限定的に考えましょう。まずは1曲弾けるようにすること。ミュージシャンの正しい人生は 、ちゃんと弾ける曲を増やしていくこと、と考えます。レパートリーを、深く、正確に心を込めて、弾くこと。12曲ほど弾ければ、ジャズならリーダーバンドが組めます。&nb . . . 本文を読む
最近感じるのは『自主性』ということです。時に、月に2回、年間24回のレッスンは、とても少なく感じます。上達したい、その心と裏腹にアドバイスできる時間は、限られている。だから、自主性が、上達の鍵になります。誰かの曲をそのまま弾くことは、時として、小学生をして天才に見せるけど、自分で創作し、その場で音楽をインプロヴィゼーションで作り上げていくには、どうしてもやはり拠り所が必要になってきます。それが楽理 . . . 本文を読む