ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ギターの音を良くする話の原点

2016-08-25 23:55:34 | Weblog
先日、ギターを弾く際のタッチを良くする話をしました。その話の原点は、こういう出来事がきっかけでした。僕は、中学の時、ブラスバンドに入っていました。広島では、かなりの強豪校だったのですが、1年目でサックスを吹き、僕は、2年になる頃、コントラバスを担当することになりました。現在、広島交響楽団にいる同級生は1年からコントラバスにいました。担当した際、ベルリンフィルの研究生をしていた先輩が帰国して、その同 . . . 本文を読む

夢をもう一度、思い出そう

2016-08-24 09:14:57 | Weblog
特にプロ志向、音楽で飯を食いたいと思っている人たちへ。夢をもう一度、思い出そう。「こうなりたい」「こういうことをしたい」と思い描いていたものを、短い文章にして、残しておきましょう。現実に対処をしていると、さらに大きなものを時として、見失うことがある、と僕は思います。しんどくて投げ出したい時もある。努力しなきゃと、頭は思っていても、体が動かない時だって出てきます。そういう時に、夢を思い出すこと。人に . . . 本文を読む

困難な時ほど、奇跡は起こる

2016-08-23 07:40:08 | Weblog
「困難な時ほど、奇跡は起こる」何かを成し遂げた人がよく言う言葉です。僕は、何かを成し遂げたとは言えないけど、そういう事は、本当にあると思う。で、困難な時というのは、僕は、ほとんど、人との関係からやってくると思います。 期待とか、注文とか、そういうものにどう答えるか?だから、普段から準備する。で、それでも、準備万端で、余裕シャクシャクというのを僕は、経験した事がありません。(笑) 直前に . . . 本文を読む

この半年で出来たことを振り返ろう

2016-08-19 02:35:21 | Weblog
もうじき、9月になります。11月末には、発表会があります。今年、半年は、どういうことが出来るようになったでしょうか?一度、振り返って紙に書いてみましょう。自分は、ベストを尽くせたでしょうか?迷走してなかったでしょうか?得た価値を一度、列記しましょう。そして、もう一度、目標を立て直しましょう。 *****よく「まじめにやらなかった」という反省を聞きますが、趣味としてやる分には、それなりに「 . . . 本文を読む

アーティストということ

2016-08-17 04:20:53 | Weblog
アーティストというのは、芸術家のことですよね?だから、美の追求をする人をアーティストと呼ぶと思います。だから、ゴールは『自分の目指す究極の美』自分がかっこいいと思うものを、いつも自分の胸に手を当てて考え、ベストの選択をすることの連続が大事だと、僕は思います。その結果、一目で「この人だ」と言う個性が滲み出てくると思います。そういう個性を作り上げることも、 アーティストの大事な作業だと思いま . . . 本文を読む

プロと言うこととアマチュアと言うこと

2016-08-17 03:29:50 | Weblog
プロフェッショナルと言う言葉は、専門家、職業的であると言うことですよね。アマチュアと言う言葉は、愛好家、趣味である と言うことですよね。それを踏まえた上で、僕はレッスンというものは、まったく違ったものになると思います。それは、言葉の含むゴールが、まったく違うものだと思うからです。*****アマチュア志向であれば、本人がなりたいもの、やりたいものを見つけ、あるいは、私が、どういうものが趣味に合うか? . . . 本文を読む

タッチを素人から脱出させる方法

2016-08-15 09:39:17 | Weblog
プロっぽい、綺麗な音を出す練習の一つで、昔からやっている 練習法があります。ものすごいピアニシモで、スケール練習をするのです。テンポは、一つ一つの音の繋がりすべてを意識できるぐらいゆっくりの速さです。粒が揃うには、左手はしっかり、右手はフォルテを弾くのとほとんど変わらない十分な深さをどの音も均等に保ちます。これは綺麗なフォルテを出す練習でもあります。具体的な練習法は、レッスンでお話しします。いつで . . . 本文を読む

指板を覚える方法

2016-08-14 09:00:49 | Weblog
2小節ごとに、フラット(シャープ)の数の違うコードを設定して、階段状にスケールを弾く練習は、大変良いです。Dmを2小節、Bbmを2小節。 とか。ドリアンで解釈すれば、Dmは、フラットなし。Bbmは、フラット4つ。ない時、ある時を繰り返しながら、階段状にあがったり、下がったりします。最初は、メトロノームなしでも良いです。 フレットボードを覚えますよ〜。  . . . 本文を読む

読譜が強くなるために

2016-08-14 08:52:59 | Weblog
読譜に強くなるために一度、私が渡した譜面をコピーして、タブ譜を消して、普段練習していただきたいと思います。やっぱり、2段あるとタブ譜をみてるみたいですね〜。タブ譜は、本当に教える側の都合なんです。だから、譜面を読む、指板を覚えるというのは、慣れですから、少しづつでも、やってもらったほうが良いです。コールユーブンゲンは、譜面をみて歌う、合唱のための本ではありますが、歌い、ギターで確認するには、良い教 . . . 本文を読む

体験レッスンに来られる楽器経験者の良くある質問

2016-08-13 03:11:21 | Weblog
だいたい、ギターを習いに来ようと、体験レッスンに来られる楽器経験者(社会人)は、「やっぱり、指板のドレミとか、覚えなきゃだめですか?」とおっしゃいます。僕は、はっきり言えば、覚えなきゃいけないと思います。「ブルースは、ルートからフレーズを始めろと言われた」(これは、それ自体?だけど)「トライアドを覚えろ、と言われた」「どこまで、このコード進行で ペンタで弾けるのか?」まあ、様々な手法であるのですが . . . 本文を読む

ストロークを鍛えよう

2016-08-12 06:01:38 | Weblog
昨日は、サマーセミナー。『京都RAG音楽義塾』でした。あらためて思ったのは、ストロークをやり慣れてる、というのは、大変大事だということ。  そして、肘から振り慣れていない人が沢山いる。しんどいけど、大きな関節が振り慣れて、力が抜けているのは、すごく大事だと思います。 そこからのバリエーションだな、と。  . . . 本文を読む

メンタルな事

2016-08-10 10:39:43 | Weblog
色々な練習の後、最終的に残ってくるのは、メンタルな問題だと思います。録音機材をスタートさせ、ある曲を最後まで通して弾く。これを聞く。 これを繰り返してみましょう。気が向いた時にやっても十分、効果があります。毎日やれば、もちろん効果的です。 たいがい凹みますが、どこが凹むのか、冷静に振り返りましょう。それを補って、もう一度繰り返します。後は集中して、演奏するだけ。何度も「集中」し . . . 本文を読む

右手について

2016-08-10 10:09:52 | Weblog
今更なのですが、右手のピッキングに関して。右手のピッキングが、スムースに動くようになるのに、まず、一定の深さ、角度で、ピックが差し込まれ、それが連続して出来る。これが、大変大事だと思います。最近は、自分では、こうしています。弦とピックの抵抗が、適度にあり、良い音を作るために、 朝、一番最初は、リラックスして、少しゆっくり目で、一定の感触が保てるように、 『大変小さい音』で、ピッ . . . 本文を読む

左手を考えて見る

2016-08-08 10:45:43 | Weblog
左手。最近思うのは、左手の大事さです。ちゃんと押さえて、綺麗な音が出るためには、セーハや、一つ一つの押弦がビビっていては、どんなコードもメロディーも綺麗に聞こえてきません。爪が伸びているのは、もってのほか。私個人で言えば、左手は、気になった時点でちょこちょこ爪切りで切るとだんだん深爪っぽい感じになってきます。力も必要だろうし、集中力も必要だけど、もう一度、左手の押さえ方を考えてみましょう。**** . . . 本文を読む

楽器選び

2016-08-08 10:28:46 | Weblog
楽器というのは、個体差があって、スペックだけでは語れないものがあると思います。だから、お店で試奏してみて、「わあ、良い楽器だ」という感動やら、インスピレーションが大変大事だと思います。だから、楽器屋で、あるモデルを弾いて、気に入ったから、とネットで同じものを注文するのはこと楽器に関しては、僕としては、ありえない買い方です。また、買うときに「これ、ピックアップを変えたら、良い音になるかも」などと、最 . . . 本文を読む