ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

クリエイティブであることについて

2018-04-27 06:12:23 | Weblog

クリエイティブであることが、
生まれながらにして特別な才能を持った人のものという考えは、
かなり違う、と僕は最近特に感じています。
才能という言葉は、ある種のまぼろしなのではないかと思います。

クリエイティブなアイディアというのは、
消極性と本当に紙一重の場所にある、と僕は思います。

それは、葉っぱに水を垂らして、
それが右に流れるか?
左に流れるかを議論するぐらい
微妙で不確定な要素の高いものだと思う。

僕は、いいだしっぺであることを
心がけることが大事で、
それと同時に結果が出るまで、
続けることが大事だと思います。


それが積極性というもので、
クリエイティブというものは、
そこからしか生まれてこないのではないでしょうか?

それと同時に、
消極性の本性を知ることも大事だと思う。
次の行動のために必要な情報を得る時間と
疑心暗鬼な時間は、とても似ているけど、
まったく別物だと思うんです。

たとえば、物事を損得で考えすぎるのも、
人のある部分を少しづつ殺してしまうと思う。
初期衝動のとても早い段階で、
とても良いアイディアをつぶしかねない。

僕は、自分の中の直感を信じて、
始め、しばらく続けてみることだと思います。
あきらかに失敗を感じたら、
理由を明らかにして、修正して
また、続ければいいのだと思う。

そういう中で、直感は研ぎ澄まされていく、
と感じています。

また、クリエイティブであるために
良好な人間関係が不可欠だとも思います。
それはただ楽しいだけでなく、深いところでの
信頼とか尊敬が感じられるか?
というところです。
そこで本当の相談ができるのではないでしょうか?

損得で始まる人間関係は、
お金の切れ目が縁の切れ目、でしかなく、
最後には、何も残らないと思います。

さて、クリエイティブ、積極性というのは、
「言われなくても、思いついたらやってみる」という
ことなので、
「ドレミを教えてもらいましたよね。
キーが12あると話を聞きましたから、
12個書いてみました」
「こんなフレーズかっこいいですよね。
自分でも、いくつか作ってみました」

そういう風なことだと思います。
感じるものがあれば、一度やってみてはいかがでしょう?

そうすれば、
「衝動を実行に移す」
「最後まで続ける根気」
というキーワードに、すぐに直面できると思います。

割とクリエイティブであることと平凡であることの差、とか、
そういうものの現実は、大変シンプルなものではないでしょうか?

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