現実の社会では、妥協は付き物なんですけど、
ギターの目標の設定に関しては、妥協は妥協なのだと思います。
最近、特に基礎固めについて、
十分、時間をかけて、教えることにしています。
例えば、12キーで、メジャースケールを書いたり弾いたりすること。
20代に教えていた時には、自分はかなりストイックな先生で、
よく宿題をたくさん出していたのですけど、
モチベーションが下がることを危惧して、
Cメジャースケールが弾ければ、他は説明だけで終えていました。
しかし、やはり一度は弾いてみること。
12キーが日常感覚になることは、何かと自由度を与えますし、
演奏に根拠を与えます。
だから、やって来れなければ、次の時も根気よく宿題にすることも
親心なのだと思います。
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特に若い人、モチベーションの高い人には、
計画的に根気よく、必要な情報は伝わるまで、
お付き合いすることにしました。
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しっかりした成長には、しっかり目標を設定すれば、
それに達するまで、少しづつ長い努力の期間が必要だと思います。
そして、それはだいたい、
最初に考えるより、長期間に及ぶことが実は普通だ、
という事実が、あまり知られていないだけ、と、
最近感じます。
だから、ライバルとかパートナーは、続けるために
大変重要だと思います。
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そして何より、目標は、すっかり忘れてしまうことが、
一番危険です。
挫折は痛みを伴い、それゆえ続けることや、
新たなものを始める原動力になることもありますが、
忘れることは、痛みを伴わないですから。
そんなことを僕は考えます。
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