定番の行き方と言うのを体でとらえるというのは、
とても大事なことだと思います。
たとえばフレージングについても、
どう奇をてらっても個性とは言い難い。
定番をしらなければ悪趣味になりかねないのです。
形を知る。そして、形を破る。
これを型破りという。
形がなければ「形無し」です。
例えば、アウトフレーズまず有りき、でソロを始める
セッション。何でもかんでもアウトするフレーズを
用意して弾きまくるのは、もう一度、胸に手を当てて
考えたほうが良い。と僕は考えます。
何気ないものの深みを知らなければ、
それこそ、ありがちな人になりかねないんじゃないかと
思います。