chickenで使えるB♭ファンキーアウトサイドフレーズをアップ始めました
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僕は、高校生の時、渡辺香津美さんを聞いて、ジャズフュージョンというものに
目覚め、同志社軽音に入った頃、すぐに「だったらジョンスコフィールド」を
聞けば?と言われた。
最初、なんだかモゴモゴして、不思議なギターだと思ったけど、
妙にぴったり来た。
高校生の時、友人がツエッペリンにハマる頃、
ロックをやるには、髪の毛を伸ばして、長いブーツを履いて、
派手なステージパフォーマンスをしなければ、ならないと感じていた。
僕には、そういうエンターテイメントやら「オーイエイ!」とか、
いうガラでもなかったのだけど、聴く分にはロックは大好きで、
ロイブキャナンとか、ジミヘンとか、すごいと思ったし、けど、
そういうのは、恥ずかしかった。
そういう時に、派手なステージパフォーマンスこそないが、
「グワ〜」という魂の破裂音の聞こえていたのが、
ジャズだった。
コルトレーンとか、フォア&モアのマイルスとか、
だから、それをギターでやっていると感じた、まだ無名のジョンスコフィールドに
共感を覚えたんだと思います。
耳も出来てなかったから、大学1年の頃は、
全然、コピー出来なくて、何台もテープレコーダーの調子が悪くなり、
アリスタレーベルか、エンヤレーベルから出ていた、ラフハウスというアルバムの
「ラフハウス」を半分ぐらいはコピーしたでしょうか。
結局、色々自分でそれらしいフレーズをつなぎ合わせて、
デタラメか、割とそうでもなさそうに聞こえる曖昧なフレーズをワラワラと
弾いていた。大学も3年になって、コンテストで賞を取るのだけど、
その時は、かっこいいフレーズを山盛り盛り込んだ。
それの作り込みで、ネタがたくさん増えたと思います。
プロになって「あいつを呼ぶとなんでもジョンスコみたいに変になる」と話題になって、
仕事もするようになったのだけど、ある時歌手のバックで演奏した後、
仲の良いそのお姉さんに「岡本くん、歌の伴奏の時は、無理やり変なことしなくていいのよ」と
言われて、まともに勉強をするようになったのです。
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さて、アウトのフレーズのコツは、まともなことと無茶苦茶なことを
入れ替わり立ち替わり、弾くことだと思います。
トニックとドミナントの激しい入れかわり、といいますか。
でも、それは音楽が昔からやってきたことで、
すごく音楽を大きく捉える、ということから始まったんだと思います。
これについては、追い追い書きます。
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