深度計予備回路

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熱中時代

2011-06-03 20:52:13 | ガンダム
「早々にバックパックを、接収されてしまった」陸戦型GMを、間髪いれずに開封します。
もぐもぐと、組み立てながら、「今回は どーるすかなぁ」とか、ぼんやりと、思案する・・・そんな感じの話。

とりあえず、KITの方ですが、基本的に「同じ内容」なんで、サクサクと組めます。

「でも、なんかヒケとかヒズミが多いね!(とくに、オレンジのパーツ」

精度も、なんだか目立ってイマイチな気がするんですが、気のせいかな!気のせいだな!!!

陸戦タイプの、ガッシリ感と、GMのもっさり感が、いい感じに、バランスしている、
一種秀免な、デザインなんですが、「とりあえず、素組みは無し」なw

えーと、トイレの本棚に、常備している、心の故郷、「HOW TO BUILD GUNDAM」なんかを、観ながら・・・

「そうだ・・・ジムキャノンにしよう」

えっと、ですね「ジムキャノン」というのは、MSVの中でも、とても、甘酸っぱいアイテムなんです。

ガンダ模ブーム真っ盛りな当時において、06Rなんかは「プロ向け」で、
青ハナ垂れた、我々少年共には、偉い人が作った作例を、頭から湯気出して眺めるだけで、
MSVキットシリーズが華々しくリリースされたのち、一抹の興奮とともに、手元へと届けられたわけなんですが。

「ジムキャノン」なんてのは、その画頁が、発表される前から、なんとなく、話題にのぼってて、
巷は、「ジムにキャノン砲がついてるらしい」といった、的確かつ、曖昧な噂に沸いたんですよ。

まぁ、自然発生的に、ジムにキャノン砲つけた少年も居たわけでして、
いまでいう「がんじがらめな設定だらけアニメキット」に対する、自由のシンボルとでも申しましょうか?
「グフキャノン ドムキャノンで、ぜんぜんいいじゃないか」といった、オレ発言の礎だったりもするわけです。

曖昧な情報やら、自然発生の、結果生じた「ジムキャノン」は、
なんのへんてつも無いジムに、「ガンキャノンの大砲を左右二門」取り付けた物に始まり、

「どうやら、ジムはひ弱だから、キャノン砲は、かたっぽだけらしい」
といった、続報に感化されて「片一方の砲をもぎ取られる結果」となるのでありました。

更に、「ちょっと、ワケ知り顔な、アニキ」などは、どっかで、目撃した画項を真似て、
キャノン砲側の、胸排気口を、開口したりするわけなんですが、
この期に及んで、肝心のキャノン砲は、「ガンキャノンのまま」だったりと・・・・

最終的に、「今知られるMSVジムキャノン」のデザインが、行き渡る事で、
事態は終結し、その絵をトレスするのが「正解且つ正義である」といった、「いまの事情の源流」が、出来つつあったりするのでありました。

まぁ、すさまじくどうでもエエ与太話はともかく、
この期に及んで、陸戦ジムで、ジムキャノンみたいなもんを、つくってみるぞ!みたいな話。

まずキャノン砲・・・・というか、肩に乗っける砲から、適当に拵えるんですが、
イニシエな、ジムキャノン調の、実体弾を打ち出す砲は、給弾やら、装弾数やら、口径やら、
「嘘が嘘を呼び、身動きが取れなくなる事になりそうだ」とおもったので、ビーム砲にする事にしました!

「SF万歳!!!」

とりあえず、手にもって撃つビームライフルより、口径が大きく、大型の物を、肩に乗っけ、安定して、連射できる仕様にすれば、
それはそれで、ジムにできない仕事ができる、立派なジムキャノンなわけです。

そうと決まったら、さっさと「それっぽい砲」を拵えます。
太すぎず長すぎず、凝り過ぎない絵面で・・・・<いわば、マズルに、現用機のドロップタンクを使用する程度の??(謎

そいつが出来たら、本体への取り付けですけどーー

昔どうり、本体の肩部に、マウントを固定するのが、ノスタルジーで、イイかとおもったのですが、
キャノン砲つけたら、ガンダムのお下がりのコンテナザックが付けられない事に気が付いたわけで・・・・

しかたないので、バックパックを、一から新築して、そいつに、砲を取り付けるといった、ちょいと今風の構成にしてみました。

専用のコジェネと冷却機を、飲み込んだ専用品っぽい感じにでっち上げて、早速背負わすと、これはこれで、いいんじゃないの?的な?

飛んだり跳ねたり走ったりするときに、レストポジションの砲が、暴れて、拙い事になりそうなので、「支え台」も、しっかり、拵えときました。

ジムに砲がついて、ジムキャノンに成ったあと、もっさりした、ジムの頭が、「ちょっと男前」になるように、少々弄り盛ったのが、現状の写真でございます。

さーー もう一寸遊ぶぞ!!!!!