”AUG HELDON(オージ エルドン)”
エープ艦内に、保存されていた、ポセイダルのストックを、レストアしたA級ヘビーメタル
AUGのプロトタイプであり、セントウォー当時に、BテンプルNo3に近い意匠の頭部が与えられ、
テンプル騎士団No11として、登録された。
レストアにあたり、パワーケーブル用の外部コンセントが7機与えられ、バスターランチャーの駆動も可能である。
AUGのポテンシャルはそのまま、大型の肩部に増設された、ジェネレーターを併用することで、
アモンデュール系HMをはるかに凌ぐパワーを発揮した。
変形機構は元より、単独での飛行能力は持たないため、ランドブースターを装備する必要があるが、
ランドブースターライトの改良機に、動力を直結することで、大気圏内、宇宙空間を問わず、高機動と、長大な航続距離を得ている。
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ってことで、「ヘビーメタルで遊ぼう」完結しました。
前回までで、おおよそ想像は付いてたと思いますが、「やっぱり、AUGじゃない」物体に、なりましたよ。
ここんとこの風潮で、こんな、パロディー(というかパスティージュ)を、楽しむ、物つくりとかは、
敬遠されちゃうんですが、じつのところ、イマジネーションを、膨らませて、たのしく創造するのは、すばらしく楽しいのですわ。
得られる情報を、手がかりに、設定の書き漏らしを、攫うような、同人ワークと申しましょうか、
本編愛を駆使しつつ、「ソレっぽい嘘が、どんだけ巧くつけるか」っていう挑戦は、誰に遠慮するもんでもないし、
たぶん、MSV以降一気に開花した、キャラ物キットつくりの醍醐味なんじゃないかぁ・・・
とか、個人的に思うのです・・・・・
「そんな おもしろい作業を、バンダイやら、サンライズに、独占されてなるもんかい!!!!!」
といった、偉そうなお話しを、のたまったのは、エルガイムから、FSSに移行して、
「作者が全ての設定を請け負う」といった、トレンドになる、ほんの僅かの期間、
「足の生えたおたまじゃくし」みたいな、角川エルガイム別冊2の刊行当初の、絶妙感が、
今回のモチーフだったりするわけで。。。。。。
とにかく、「モーターヘッドじゃ、出来ない遊び」といったあたりで、今回のマトメ。
えーと、オリジナルオージェの、「モータヘッド以下ヘビーメタル以上」といったデザインをキーに、
さらに「ソレっぽさ」を、助長する意味で、Mk2風のお面やら、リフレクターやら、専用の肩装甲を与え、
とどめに、ライトっぽいランドブースターを組合すことで、「ポセイダル系のHMなんだけど、エルガイムっぽい意匠」
というケレン味溢れるお遊びとかに挑戦w
頭とか、塗装すると、いよいよMk2っぽいんですが、バランスは、かなり違ってて(Mk2の資料見ないで作った揺らぎ感w)、
大きさも、ちょっと大きめで、エルガイムとか、オージェに近いバランスにしとります。
他は、元々のデザインが気に入ってるので、仕立て直しは最小限として、セントウォー時代のHMっぽさを大事に・・・・
ランドブースターは、90%以上プラ板製といった、「オレ努力賞」で、ライトっぽくて、もっとパワーがでそうな感じを・・・・
バスターランチャーは、Mk2のキットについてたのが、ジャンク箱に入ってたので、仕上げなおして再利用、
でも、パワーランチャーは、手元に無かったんで、しかたなく「ソレっぽいもん」を、プラ棒とかで、こしらえとります・・・
ほいで、お色のほうですが、実は、ラウンドバインダーを、そのまま使おうと思ってた頃から、
白地に血の十字架をマークしてやろうと、画策しとった折、この際、思いっきりBテンプル「調」の、雰囲気としました。
Bテンプル調だと、シルバーのコンビになるんですが、それはちょっと「贅沢すぎる」ので、白とグレーとしまして、フレームカラーは、土壇場で、ヤーマンカラーな、ウッドブラウン系w
この「どっちつかずの無印感」が、今回のツボです<素直に、コーラスのマーキングしないとこが、肝だと思う・・・
ちなみに、機体名の”エルドン”は、「由緒正しく」欧州プログレ系の、バンド名から拝借しとりますw
まぁ、くだくだした、お話しはともかく、
「あぁ なんか、これはこれで、カッコウイイ気がする」と、思っていただけたら、成功・・・
・・・そんな感じの話。。。
設定画風の角度で、フロントビューw
MHのイラストっぽい、サイドビューw
パワーランチャーつくんのが、土壇場で、じゃま臭いよ・・・・
「ランドブースターライトを、見ないで描いてみた」みたいなブースターw
ちゃんと、畳めます・・・・・・
そして、決して、「モーターヘッドじゃなく、ヘビーメタル」な、アクションポーズ!
オリジナルHM完成お疲れ様さまですm(__)m
エルガイムやFSSをテレビゲームでしか知らない自分から見ると頭部の形状やカラーリングも相まってエルガイムMK-1の後継機っぽい感じに見えますf^_^;
今回はかなり清潔感ある感じの仕上げですね、唯緒さんと言うとロボットはウェザリングバリバリの泥臭いメカって感じだったんで少しだけ意外です
でも元々ドールの人だったことを考えればむしろ綺麗に塗装される方が自然なのかも?
実際展示会でドールはかなり綺麗に塗装されてましたし(^^;)
自分も数年前まではガンプラなんかでオリジナルのバリエーションとか妄想して制作してましたが最近はめったにやらなくなったなぁ……(と言っても唯緒さんのようなしっかりしたものではなくMSVでいうパーフェクトガンダム的な厨臭さ全快のアレな作品なんですが……)
そんなこんなで現在制作中の物が仕上がったら久しぶりに自分もオリジナルのバリエーションを制作予定です(^-^;
余ったジャンクパーツを成仏させないと……
長文失礼しました;
いい感じに仕上がりましたね。これは、確かにMHではなくHMですね。頭部形状がエルガイム風で、しっくりきます。あと、ランドブースターのできが、すごい。商品化できますよ・・・
彩色もオージェの金色ではなく、LEDっぽいこっちのが落ち着いてみえますね。
私のLEDウェーブは制作中 次は塗装です。
しかし、手ごわい 特にモールドが・・・
では、失礼
深夜作業とは、気合が入っとりますな!!w
スパロボのおかげで、古いアニメも風化するこがなく、若い人達にも、浸透してるのですなぁー
なかなかに、当時の「あの日あの時感」の共有とかは、難しいのですが、少年だった我々には、キラ星のごとく輝いとりましたよw
結果的に、ポストMk2っぽい印象を持ってもらえたら、それも、また成功かなといった感じです。
悪者メカが、良い物風に、お色直しされたりする意外性は、浪漫なのであります。<その逆もアリ
@仕上げのお話
基本的に、一旦「そこそこ」綺麗に仕上げてから、汚くしてるので、汚れっぷりは、自由自在なわけで、
どいつもこいつも、ばばちいようで、実は「アイテムにあわせて」ばばちくしとりますw
逆に言えば、「ばばっちい仕上げが似合うアイテムを好んで作ってる」・・ということになるわけです・・・
<当然、人形は、人形として可愛い事が大事なのでw
まー それだけじゃなく、
百式みたいに、だれもが綺麗にしちゃうもんを、ばばっちくすることで、
「自分も観た人も」、なんか「ちょっとサプライズ」を受ければ、面白いと思ったらば、遠慮なく試みるのですよw
今回のヘビーメタルは、設定上、樹脂系の装甲で、当時「A級は艶々メタリック」といった不文律があるのです。
当然、金属的な、痛み方は、NGだし、ドライブラシも、あんまし派手にやると、せっかくの白が、一気に手垢色に。。。。
<目立たないけど、それなりにブラシはかけてます<<汚れだけじゃなくて、メリハリが出るので・・・
ほいで、「模型は模型らしい重み」があるほうが好きなんで、工夫無しに、グロスとか、メタリックは使わない方針なので、
A級といいつつ、フラットにしとります・・・・
「おかげで、塗装は、いつもの半分くらいの時間で、おわっとります」<じつは物足りない・・・・・
@そして
個人てきには、「オリジナルプラモなんかを、どんどん拵えて頂きたい!!!!」
そういう創作に、いろいろ嘴挟むひともいますけど、
自分で「俺がカッコウイイと思うもの」を、創造して形にするのは、とても楽しいし、
そこに多少の作品知識を、ルールとして織り込めば、なんとなく説得力がありそうな物体が、出来上がって、これまた面白いです。
<絵としての資料は、じっくり見ないけど、ウィキなんかのテキストは、結構目を通します・・・・
あたしは、設定とか資料どうりの緻密な模型に驚くことより、荒削りでも、色なり形なりが未見の物に深く関心するタイプなので、
自分の物つくりも、多少なりと、そうで有りたいとおもってます。
観た人に、「おぉ!これは、頭になかった!!」って、すこしでも思っていただければ、資料を足蹴にして、ノコギリ振り回した甲斐があるのですよw
だもんで、ジャンクパーツを、どしどしつぎ込んで、激しく驚かしてくださいませ!!!
あたしは、いつも、「おぉ!これはなかった!!!!」と、言いたいのですよ!!!!!w
ありがとございますー
そう!モーターヘッドじゃなく、ヘビーメタルなのです!!!!!!
モーターヘッドは、「神様にしか、弄れない」けど(w)ヘビーメタルには、まだ、付け入る隙があるかもなのですよw
ランドブースターも、頭も、あんまし、じっくり絵を見て作らない人っていうか、
トイレで、別冊エルガイムの本眺めて、そのまま本は、便所に置いたまま、なんとなく思い出して、
「たしかこんなかんじの雰囲気のかんじのメカだった」みたいに、盛ってるかんじです。。。。。w
FSSだと、オージェ系は、アスルキュルに深化(?)するわけですが、まぁ、色合いにしろ雰囲気にしろ、こういう遊びもアリかと、思います。
ちなみに、「一部メタリック調」は、メニューにあったんですが、もしエルガイムの亜種に育った場合、
「その豪華さは、仇になる・・・」とか思った次第でww
ちなみに、WAVEのLEDは、物が小さく、ディテールが繊細・・・というか、
合わせ目を跨いだ物とか、「これ、生かして仕上げるのって、かなり無理じゃん」みたいなとこもあるので、
パーツをしっかりすり合わせて、プラセメントで、しっかり張り合わせ、復元作業を最小限にとどめるといった、
「プラモの基本」が、生きてくるかと!!!!
とりあえず、「明日のために・・・その1」・・・・・でww