閉店する沖縄三越の跡利用を担うリウボウホールディングスの糸数剛一社長は24日、タナベ経営主催の経営セミナーに講師として出席し、三越跡に吉本興業の常設劇場を入れる方向で調整していると明らかにした。2階の半分と3階に展開する。
沖縄三越はことし9月末に閉店し、来年3月初旬に新しい施設として再開する予定。現状ビルは今後約3年間使用し、その後は「1階は商業施設として、上部にホテルやマンションかは分からないが新しい計画となっていく」と展望を語った。
劇場のほかのテナントは「2階の半分に、沖縄でまだオープンしていない新しい形の飲食店」とする方向で調整を進めているという。1階部分は「大半が沖縄ではない形の土産品になる」と説明した。
跡利用の方針として糸数社長は「地元の人や国内観光客、インバウンド(海外観光客)のそれぞれが見て楽しめる総合エンターテインメントとする」と地元客も訪れる施設づくりを目指すと強調した。
沖縄三越跡利用を含め那覇市国際通りの開発をめぐっては「いくつか大きなプロジェクトが決定していて、もっと魅力ある国際通りにするために、プロジェクトを表明しているトップとずっと話し合いを続けている。通りごと、街ごと変われば、とてもすごい地域になると確信している。ぜひそこに関わりたい」と、再開発への思いを語った。
楽しみになってきました。
金丸でした。