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投函すれば安室ちゃん消印、沖縄 「歌姫」引退1年記念ポスト

2019-09-06 20:15:41 | ニュース

沖縄県宜野湾市に設置される安室奈美恵さんの記念ポストと、投函すれば押される安室さんのイラストが描かれたハート形の消印(右)。左は宜野湾市の松川正則市長=6日午後、宜野湾市

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沖縄県宜野湾市や日本郵便沖縄支社などは6日、「平成の歌姫」と称され、昨年9月に引退した同県出身の歌手安室奈美恵さんの記念ポスト1基を今月16日から市内に設置すると発表した。

同日は引退1年に当たり、手紙やはがきを投函すれば、安室さんのイラストが描かれたハート形の消印が押される。

期間は来年9月15日まで。

宜野湾市は昨年9月15日夜に最後のライブが開かれた場所。ポストはピンク色で、ハートをかたどった立体装飾が最上部に載せてある。安室さんへの思いを記入したカードを投函する昨年のイベントで使われたものをモチーフにした。/(共同通信)

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300年前の組踊再現へ 来月、国立劇場 初の野外公演 からくり花火も復元

2019-09-06 20:00:48 | ニュース

「火花方日記」のからくり仕掛け花火の絵を手に公演を解説する茂木調査養成課長

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国立劇場おきなわの研究公演「御冠船踊と組踊『執心鐘入』と『銘苅子』」が10月4日と5日の両日、劇場隣の組踊公園で上演される。

初の野外公演。

組踊が玉城朝薫によって創られ、初めて上演された1719年の舞台を野外の特設舞台で再現する。また約150年前のからくり仕掛け花火も復元する。2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創世事業の一環。

野外特設舞台は、1719年に琉球王国を訪れた徐葆光の「中山伝信録」と「冊封全図」から再現する。舞台は、演者が客席を正面に見て、後方から橋掛かりを通り欄干に囲まれた舞台に上がる構造になるという。幕がないため、舞台後方の景色が客席から見える状態での上演となる。

からくり仕掛け花火は、1866年に書かれた「火花方日記」にある5種類の内、1種類を復元する。


300年前の舞台を再現する研究公演開催を発表した(左から)国立劇場おきなわの茂木仁史調査養成課長、稲福弘常務理事、金城厚県立芸術大学名誉教授、鈴木耕太県立芸術大学付属研究所専任講師、嘉数道彦国立劇場おきなわ企画制作課長=3日、国立劇場おきなわ

 

当時の舞台や衣装、小道具などの再現は、「中山伝信録」や、伊波普猷の「校註琉球戯曲集」などを元に行う。県立芸術大学付属研究所専任講師の鈴木耕太氏は「(現在の舞台は)明治の商業演劇の影響を受けている。例えば(「執心鐘入」の)小僧役は現在のようなかつらではなく帽子をかぶり表現していた。公演を契機に衣装や小道具、作品の研究が進んでいってほしい」と話した。

1部で御冠船踊の復元を試みた「老人老女」「入子躍」「扇子躍」を演じる。2部は4日に「執心鐘入」、5日に「銘苅子」を演じる。地謡の器楽に、胡弓、笛、太鼓に加えて鼓が入る。

3日に同劇場で開かれた記者会見で稲福弘常務理事は「最新の研究成果を踏まえ、関係機関が連携して行う画期的な取り組み。伝統芸能に関心を深めてもらう良い機会になる」と話した。

午後6時30分開演。

観劇料は一般3700円。(30日までの購入は3600円)。

問い合わせは同劇場(電話)098(871)3350。

 

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都内で彩り鮮やかに 沖縄の伝統工芸展、8日まで 三線メンテナンスも

2019-09-06 18:19:36 | ニュース

沖縄の焼き物や織物、三線など工芸品を一堂に集めた沖縄の工芸展「第26回沖縄工芸ふれあい広場」(主催・実行委員会、県)が6日から、東京都の時事通信ホールで始まった。

8日午後5時まで、入場無料。

期間中は、さまざまな工芸品の制作体験コーナーが開かれるほか、昨年制作された、沖縄の伝統的工芸品に携わる職人たちのドキュメンタリー映画「沖縄工芸パラダイス」も上映している。
  
県内のさまざまな産地から14の各組合が出展している。それぞれの職人の手による技術を間近で見られる実演コーナーもある。
  
体験コーナーでは、読谷山花織(ゆんたんざはなおりと琉球絣(かすり)、琉球びんがた、ウージ(さとうきび)染めのコースターや壺屋焼のドームシーサーづくり、三線演奏体験も用意されている。ウージ染めの体験では、鮮やかに染め上がったコースターを見て歓声を上げる体験者もあった。

三線の販売コーナーには多数の三線ファンが詰め掛け、実際に手にとって試奏した後、その場で購入する人の姿も見られた。
  
2年ほど前から三線を習い始めたという都内在住の内藤絹子さん(60)は、自身の三線の調子を見てもらおうと会場を訪れた。織物のコーナーも見て「沖縄らしい色など、都内ではなかなか感じられないものがあってすごく良い。着物も着てみたい」と語った。【琉球新報電子版】

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