沖縄県は、首里城の図柄入りナンバープレート導入計画を明らかにした。6月14日に開催された首里城復興推進本部会議の中で明らかにされたもので、首里城図柄プレートのデザインイメージが公開された。
首里城の図柄入りナンバープレートは、国土交通省が展開する地方版図柄ナンバープレート制度を活用するもので、首里城図柄プレートの導入で期待できる効果としては、プレートを導入することにより県民の首里城復興への継続的な関心につながるとともに、プレート発行に伴う寄付金を活用して地域を主体とした首里城近辺の交通問題解消、観光と調和したまちづくりなどに継続して取り組むことが可能としている。
これまでの2021年度の取り組み状況としては、県内41市町村全てから、首里城をモチーフとした図柄導入への同意取得済みで、国(沖総局)、美ら島財団、OCVB、レンタカー協会、県による検討チームが発足済み。県内在住の18歳以上を対象にアンケートを実施して、71.3%が首里城図柄導入に賛成としている。
今後のスケジュールとして、2022年度中に国へ導入申請、デザインを決定。2023年度にプレート発行開始予定としている。
↓ 首里城図柄プレートのイメージ(デザインは1つのみで、白黒とカラーがある)