中国東方航空が7月1日に、那覇空港と中国・上海浦東国際空港との直行便を再開させることが27日までに分かった。1日1往復で毎日運航する。那覇―上海路線は新型コロナウイルスの影響で2020年2月29日に運休となって以降、運休が続いており、予定通り進めば再開は3年4カ月ぶりとなる。
那覇空港と中国の主要都市を結ぶ路線は現在、香港便が再開しているものの、中国本土との直行便は全て運休している。日本政府は、中国での新型コロナ感染急拡大を受けて強化していた水際対策を今月1日に緩和し、成田、羽田、関西、中部の4空港に限定していた中国本土からの直行便到着の措置も撤廃した。
中国東方航空の那覇―上海路線について機材はエアバス321(180人席)を使用する。
同社沖縄支店の潘彦霖(パン・イエンリン)支店長は「久しぶりの路線再開に非常にうれしく思っている。沖縄と中国の経済交流などが期待される」と述べた。 (呉俐君)