多くの沖縄県出身者が移り住み、現在海外で生活する県系人が最も多いブラジルで、南米最大規模の沖縄関連のイベントが開催され多くの県系人で賑わいました。
今年20回目の開催を迎えた(今月3日・4日 サンパウロ市)は、ブラジル沖縄県人会ビラ・カロン支部が毎年開催しているもので、2日間で約3万人が訪れます。
南米全土から集まった県系人らの熱気に包まれるなか、県系1世が25年前に創設し、現在は600人を超えるメンバーで活動する「琉球国祭り太鼓」によるエイサーの演舞が、披露されました。
▽おきなわ祭り実行委員会 アートディレクター コハツ・ファビオ・キヨシさん
「祭りにはみんなの心がこもっている。20周年記念の運営に関わることになって、みんなをまとめるのは難しかったけど、思いは同じだからひとつになれた。祭りは成功したと思う。多くの人が祭りを褒めてくれた。もちろん簡単ではなかったけど、思いは同じで、みんなでこうして集まる光景はとても美しい。これからもみんなで力を合わせていきたい」
ひーじゃー汁やサーターアンダギーなど、懐かしい沖縄の味を揃えた屋台も並び、多くの県系人や子孫にとって、年に一度、ルーツの沖縄をより近くに感じることができる時間となりました。
20º OKINAWA FESTIVAL - 03/08/2024 - SÁBADO
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