【ホノルル】ハワイ県系人の20~30代が、県人会組織のハワイ沖縄連合会(HUOA)の活動を盛り上げようと、50番目の加盟クラブとなる「シンカ」をこのほど立ち上げた。シンカとHUOAは2日(ハワイ時間)、2回目となるイベント「ユンタク」をホノルル市内のバーで開催した。
「出会い」「楽しむ」「発見」をコンセプトに、ハワイの若者に対し沖縄コミュニティーの周知を図り、県人会活動への関心を持たせるのが目的。若者約150人が交流した。安冨祖流朝一会ハワイが三線、ハワイ・オキナワ・クリエイティブ・アーツが獅子舞、チナグエイサーがエイサーをそれぞれ披露し、会場は沖縄ムードに包まれた。
「シンカ」の名称には、ウチナーグチの「仲間」と日本語の「進化」の意味を込めた。シンカ会長で2世のリサ玉城さん(27)は「私はウチナーンチュコミュニティーが大好きだ。ぜひ一緒に盛り上げよう」と来場者に呼び掛けた。
HUOAの比嘉マーク英幸会長は「多くのウチナーンチュと出会い、新しい発見をしてほしい」とあいさつした。(比嘉具志堅華絵ハワイ通信員)
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