福島県いわき市と那覇市の子どもたちによる「地域文化交流会」が25日、那覇市のイオン那覇店や平和通り商店街で開かれた。
両市の子どもらが、互いに念仏踊りから派生したとされるいわき市の伝統芸能「じゃんがら」と沖縄のエイサーを披露し、交流を深めた。
交流会は、東日本大震災の被害を受けたいわき市の復興を願って那覇市協働によるまちづくり推進協議会(銘苅春雄会長)が主催した。
同市の「西郷子どもじゃんがらの会」メンバー18人は27日まで滞在する。
盆の時期に死者のみ霊を慰めるじゃんがらの厳かな演舞は、会場を訪れた観客を魅了した。那覇市からは子どもらの勇壮なエイサーや獅子舞が披露された。
じゃんがら披露後、柳内裕斗君(11)は「いわき市の人たちは、いろいろあったけれど一歩一歩踏み出していることを沖縄の人たちに伝えたかった」と充実した表情を見せた。
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