国内初のバッテリー交換式電動スマートスクーターのシェアリングサービス「GO SHARE」が、5日から石垣市で始まる。100台体制で始動し、主に観光客を対象にする。5月ごろには市民や周辺離島の住民が利用しやすい価格・時間設定でのサービスも開始する予定だ。
18年度は利用7000人見込む
導入するスクーターは台湾のGogoro社製で、走行距離はフル充電で100キロ。市内4カ所に交換式バッテリー用充電ステーションを設置している。スクーターは石垣港離島ターミナルの安永観光窓口などで貸し出す。
利用価格は50ccで1時間1500円、125ccで同2500円。4時間以上利用の場合は、24時間まで料金加算はない。市民などを対象にした料金・時間設定は未定。2018年度の利用者数は7千人を見込んでいる。
5月までには専用のスマートフォン用アプリケーションを開発し、スマホで予約が可能となるほか、スマホがスクーターの鍵となるシステムを導入する。サービス開始に先立ち、報道関係者を対象にした説明会・試乗会が1月31日に実施され、バッテリーの交換方法などが紹介された。
シェアリングサービスは石垣市と住友商事(東京、中村邦晴社長)によるエコアイランド化推進に向けた取り組みの第1弾として位置付けられており、住友商事の子会社「e-SHARE石垣」(石垣市、高橋良幸社長)が運営する。沖縄ツーリスト(那覇市、東良和会長)が運営支援する。
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