松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

そして沈黙

2008-12-05 20:32:17 | なんでもない日々
メフィストの発売を来週に控えて、先週あたりは2ちゃんねるに「電話がきた」という(ネタの)書き込みが多数見受けられたが、昨日、今日と沈黙している。
本当に「その時」を迎えたのだと、誰もが感じているのだろうな。
もちろん、松浦もその一人です。

しかし、現在の時刻は午後八時二十分。
九時を回ってしまったら、敗北宣言をするべきだろうか。いや、するべきなんだろうな。
想いが強ければ強いほど、11日を迎えて通称下段だったときのショックを考えたら、今から心の準備はしておくべきだろう。

ショックは大きいと思う。
いつもより、数段。
いつだって、出せる力は全部注いできた。でも、今回の作品は書き終わってみて、
「あ、俺の書きたかった世界ってこういうのだ」
と初めて思えた作品なんですよ。

いつも、マーケティングはしています。
今回だって、当然キャラ立ちやら薀蓄やら、テクニックは思いつく限り使いました。
でもそれ以上の何か。
自分の半生と重なるものを打ち出せた、という気がしているのです。
脱稿してから、もう四ヶ月になるけれどね。

一行でバッサリと切られませんように。
コメント
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