このところ新聞を読む余裕がなくて、ネットで聞きかじったことなのですが、なんでも少子化対策で出生率の目標を1.8にしたとか。
ふーん、って話しですね。
一般的に出生率というと、期間合計特殊出生率のことを指すのだそうです。
つまり15歳から49歳までの女性を出産可能と言い張って、年代・人口の偏りによる影響を排した数字ということです。
統計の専門家でなくても、ここですぐに「おかしい」と思う点がふたつ。
よく言われるように、この数字が本当に「一人の女性が一生に産む子供の数の平均」だとすると、
「2以上なきゃ人口減るじゃん」
という意見はさておき、1975年以降ずっと2を下回っているということを考えなきゃならないよな、と思うのです。
今日は2014年11月6日ですから、乱暴に2を人口置換水準としても、もう人口置換水準を切って生まれた人たちは40歳を迎えます。
ちなにみこのあたりの年代は、いわゆる団塊のジュニア世代の末尾ですから。
ここより下に、人口のボリュームゾーンはありません。
なので、「まず人口は回復しないだろう」という読みが正しくて、少子化対策というポストで飯を食う口実を与えているだけのように思える点。
もうひとつが、実は1.8は達成可能なのではないか、ということ。
なにしろ、人数が少ないですから。しかも、人口のボリュームゾーンは今後10年で49歳のリミットを超えて、統計から外れていきます。
20歳くらいの、少数の若者に的を絞って対策を施せば、案外1.8など軽く超えるかも知れません。
ただしそれは、人口減に歯止めがかかるということとは別ですから。
やっぱり数字のまやかしなのに、「目標を達成しました」とかいって、税金からガバッと役所の連中が金をぶんどっていくような気がするのです。
ふーん、って話しですね。
一般的に出生率というと、期間合計特殊出生率のことを指すのだそうです。
つまり15歳から49歳までの女性を出産可能と言い張って、年代・人口の偏りによる影響を排した数字ということです。
統計の専門家でなくても、ここですぐに「おかしい」と思う点がふたつ。
よく言われるように、この数字が本当に「一人の女性が一生に産む子供の数の平均」だとすると、
「2以上なきゃ人口減るじゃん」
という意見はさておき、1975年以降ずっと2を下回っているということを考えなきゃならないよな、と思うのです。
今日は2014年11月6日ですから、乱暴に2を人口置換水準としても、もう人口置換水準を切って生まれた人たちは40歳を迎えます。
ちなにみこのあたりの年代は、いわゆる団塊のジュニア世代の末尾ですから。
ここより下に、人口のボリュームゾーンはありません。
なので、「まず人口は回復しないだろう」という読みが正しくて、少子化対策というポストで飯を食う口実を与えているだけのように思える点。
もうひとつが、実は1.8は達成可能なのではないか、ということ。
なにしろ、人数が少ないですから。しかも、人口のボリュームゾーンは今後10年で49歳のリミットを超えて、統計から外れていきます。
20歳くらいの、少数の若者に的を絞って対策を施せば、案外1.8など軽く超えるかも知れません。
ただしそれは、人口減に歯止めがかかるということとは別ですから。
やっぱり数字のまやかしなのに、「目標を達成しました」とかいって、税金からガバッと役所の連中が金をぶんどっていくような気がするのです。