最近は何を見ても、どこに行っても、新しい情報に触れるとSNSで探る人が多いですから。ゲームの仕事をしていても、各社のマーケッティング担当者はその方面で広告費を使うだけでなく、制作の現場でも考察を呼び起こすような作りという話が来ることが多かった気がします(現在は特定の会社オフィスに常駐していないので、以前の話になります)。
まあマニア、オタクというのはそういう風に楽しむものだから、自然なことのように捕らえていましたが、ふとこのマーケッティング手法こそファシズムだという言説に触れて、なるほどと思った次第です。
関係者でもないのに、関係者のように錯覚する者が現れたり、勝手に一体感を覚えていくという宣伝手法の危うさ。そういう技術が間違った場面で使われた時のダメージを歴史から学んでおかないといけないのかもしれません。