[超短編シナリオ]を書いて小説とシナリオをものにする本 (「シナリオ教室シリーズ」)柏田 道夫彩流社このアイテムの詳細を見る |
松浦は、シナリオライターの仕事に応募したことはありますが、ちゃんとシナリオの勉強をしたことはありません。
小説は、小説の講座で習ったのです。
今まで読んできたハウツー本も、すべて小説を書くことを直接で唯一の目的にしたものばかりでした。
上記の本は、タイトルにこそ小説とありますが、小説の書き方なんて一行も書いてありません。たった一ページ、シナリオを書く際のルールが書いてあるだけで、後はすべてアイディアの出し方や、通信講座に寄せられた作品の講評です。
なんだ。
と思うなかれ。
これが意外と小説にばかりこだわってきた人には、物語に対する新しい切り口にみえておもしろいのです。
特に四章の超短編シナリオで学ぶ徹底創作ノウハウ、は全体の半分くらいのページを割いていて、創作に行き詰まっている松浦のような人間には大いに参考になりました。