仕事でなかなか制作が進まない困難な箇所を検討しているとき、やはり紙に書いてみるのは大事だなぁと再認識しました。
家庭にあるパソコンがマルチタスクになり、複数のアプリケーションを高解像度の大画面に映しておけるようになって、今や簡単なメモも電子的にとるようになっていましたが、そもそもきちんと理解出来ていない時は、コピー用紙とボールペンが役に立ちます。何を書くべきなのか、文字なのか、図なのか、どういう項目で記録を取るのか。手描きメモのいいところは、そういうことすら気にせず、自分の一次記憶のように書いておけて、見返せることですね。
今は学校でもタブレットなどを支給するみたいですが、方眼ノートとボールペンを自由に与えられる子と、持っていない子で差が付きそうだなぁと思ったりします。
わたしもそう、ある意味、鉛筆と消しゴム派です。
停電でもあり、せっかく書いた記事がなくなったら目も当てられません。実際、この十年くらいの間に、そう昨年の三月にそんなことがあり、悲しい想いをいたしました。こういった器具をうまくこなせないうらみがあります。あなたはプロですから、万全の態勢で仕事にのぞみますよね。
自由度や即応性で、特に学習段階だと紙とペンは強いなと思ったのですが、おっしゃるように”消えてしまわない”という部分もありますね。
いま部屋の中を見渡しても、本棚やクローゼットにしまってあるノート類は30年以上前からのものも普通に並んでいてすぐに閲覧できますが、パソコンからアクセス可能な写真や書類は、せいぜい12年か13年前のものが最古のようでした。それ以前からデジカメなどは利用していましたが、CDに焼いていたものも、読めなくなり今のネットドライブに移行するときにずいぶん諦めたのを覚えています。