日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1239)「論理学」は「診断」にも「役に立つ」。

2022-09-19 17:49:07 | 医療過誤

(01)
脱水によって体内の水分が減少し血液の濃縮が起こり、腎機能が低下します
そのことによって、次のような数値が上昇することがわかっています。
赤血球数(RBC)・ヘモグロビン値(Hb)・ヘマトクリット(Ht)
・総たんぱく(TP)・アルブミン(Alb)
・尿素窒素(UN)・クレアチニン(Cr)
・尿酸(UA)
従って、
(01)により、
(02)
(ⅰ)脱水によって腎機能が悪化しているのであれば、赤血球とクレアチニンは並行して増大しなければならない。
然るに、
(03)


然るに、
(04)
「赤血球」の「小さい順」に、「日付」を「並び替え」ると、


然るに、
(05)
「赤血球」だけであれば、


然るに、
(06)
「クレアチニン」だけであれば、


従って、
(05)(06)により、
(07)
①「赤血球の値」が「大きく」なれば、「クレアチニンの値」大きく」なる。
②「赤血球の値」が「小さく」なれば、「クレアチニンの値」大きく」なる。
に於いて、
① は「ウソ」であって、
② も「ウソ」である。
従って、
(07)により、
(08)
①「赤血球の値」と「クレアチニンの値」には、「の相関は、無い」し、
②「赤血球の値」と「クレアチニンの値」には、「の相関も、無い」。
従って、
(08)により、
(09)
(ⅱ)赤血球とクレアチニンは並行して増大していない
然るに、
(10)


然るに、
(11)
(ⅲ)腎機能が悪化している。
従って、
(02)(09)(11)により、
(12)
(ⅰ)脱水によって腎機能が悪化しているのであれば、赤血球とクレアチニンは並行して増大しなければならない。
(ⅱ)赤血球とクレアチニンは並行して増大していない。
(ⅲ)腎機能が悪化している。
という「命題」は、「3つとも真である」。
然るに、
(13)
1  (1)P&Q→R  仮定
 2 (2)   ~R  仮定
12 (3)~(P&Q) 12MTT
12 (4)~P∨~Q  3ド・モルガンの法則
12 (5)~Q∨~P  4交換法則
12 (6) Q→~P  5含意の定義
  7(7) Q     仮定
127(8)   ~P  67MPP
という「推論」は「妥当」である。
然るに、
(14)
P=脱水である。
Q=腎機能が悪化する。
R=赤血球・クレアチニンは並行して変化する。
であるとする。
従って、
(13)(14)により、
(15)
(1)脱水によって腎機能が悪化しているのであれば、
   赤血球とクレアチニンは並行して増大しなければならない。
(2)然るに、「検査結果」を見る限り、当該の患者の、
   赤血球とクレアチニンは並行して変化しない。従って、
(3)脱水によって、 腎機能が悪化している。というわけではない。従って、
(4)脱水でないか、 腎機能が悪化していないか、どちらかである。従って、
(5)腎機能が悪化していないか、 脱水でないか、どちらかである。従って、
(6)腎機能が悪化しているならば、脱水ではない。然るに、
(7)腎機能が悪化している。従って、
(8)脱水ではない(選言三段論法)。
という「推論」は、「妥当」である。
従って、
(12)~(15)により、
(16)
(ⅰ)脱水によって腎機能が悪化しているのであれば、赤血球とクレアチニンは並行して増大しなければならない。然るに、
(ⅱ)赤血球とクレアチニンは並行して増大していない。然るに、
(ⅲ)腎機能が悪化している。従って、
(ⅳ)脱水ではない。
といふ「推論」は「妥当」であって、尚且つ、
(ⅳ)脱水ではない。
という「結論(命題)」は、「真」である。
然るに、
(17)
1  (1)P&Q→R  仮定
 2 (2)   ~R  仮定
12 (3)~(P&Q) 12MTT
12 (4)~P∨~Q  3ド・モルガンの法則
12 (5)~Q∨~P  4交換法則
12 (6) Q→~P  5含意の定義
  7(7) Q     仮定
127(8)   ~P  67MPP
という「推論」に加えて、
1   (1)P&Q→R  仮定
 2  (2)   ~R  仮定
  3 (3)  Q    仮定
   4(4)P      仮定
  34(5)P&Q    34&I
1234(6)    R  15MPP
1234(7) ~R&R  26&I
123 (8)~P     47RAA
という「推論」も「妥当」である。
従って、
(14)(17)により、
(18)
(1)脱水によって腎機能が悪化しているのであれば、
   赤血球とクレアチニンは並行して増大しなければならない。然るに、
(2)「検査結果」を見る限り、当該の患者の、
   赤血球とクレアチニンは並行して変化していない。然るに、
(3)腎機能は悪化している。従って、その上、仮に、
(4)脱水であるとするならば、
(5)脱水であって、尚且つ、腎機能が悪化していることになり、そのため、
(6)赤血球とクレアチニンは並行して増大しなければならないが、実際には、
(7)赤血球とクレアチニンは並行して増大していないので、矛盾する。従って、
(8)脱水ではない
従って、
(10)(15)(18)により、
(19)


とは言うものの、実際には、
(8)脱水ではない
従って、
(19)により、
(20)
12. 2019/1/19から輸液を中止しましたが、翌1/20から食事摂取量が不安定~低下しております(電子カルテ温度板参照)。高齢の患者様はもともとの生理的予備能が低下していることもあり、嘔吐や下痢などの症状がなくとも食事摂取量が低下すれば脱水状態を発症・継続することは容易に起こりうることです(2019/1/25の血液検査結果(ヘマトクリット上昇、食事摂取量低下にもかかわらずアルブミン上昇、ナトリウム上昇)から脱水状態であると確認したため同日より輸液再開しております)。
という『診断』は、『診』である。
然るに、
(21)
「説明」は「省略」するものの、「右の診断」が『診』であることは、

という「グラフ」からも、「明白」である。
 

(1238)S医師による、「明確な誤診」。

2022-09-17 07:22:56 | 医療過誤

(01)
#1 痛風
#2 慢性腎臓病
#3 悪性貧血(due to #4)
#4 胃癌[全摘術後]
従って、
(01)により、
(02)
「ABCD(患者ID0000123456)」には、「胃癌の手術後」、「悪性貧血」の「持病」があって、「赤血球系」が「極端に低い」ことから、
「3カ月に一度、K医師の診察」の際に、「注射(メチコバール)」をしていました。
然るに、
(03)


という「会話」が、「確認」出来ます。
然るに、
(03)により、
(04)
『Dr. 赤血球が少なくなっていることに関しては、点滴で血液が薄まっている可能性もある。』
と言うのであれば、
①「点滴を開始」すれば、「血液が希釈」されて、「赤血球が少なくなる」。
②「点滴を中止」すれば、「血液が濃縮」されて、「赤血球が、回復する」。
③「点滴を中止」しても、「赤血球が元に戻らなければ、「貧血」が「増悪」している。
ということになる。
然るに、
(05)


従って、
(05)により、
(06)


然るに、
(07)
普段の食欲」は「普通」。
「体温37.2度(熱)」。
軽度発赤」、腫脹、疼痛あり。 という「記録(問診票・カルテ)」と、「私の記憶」により、
「12月13日(入院の8日前)」に関しては、
(a)「歩行による通院、買い物」等も「可能」であり、
(b)「普通に食事(3食)」が摂れ、「お茶をよく飲み
(c)「排便・排尿」も「普通」です。
従って、
(04)~(07)により、
(08)

従って、
(08)により、
(09)

然るに、
(10)

 

従って、
(09)(10)により、
(11)

 
 

従って、
(10)(11)により、
(12)
(ⅰ)「2019/1/25 の血液検査の結果」から、
(ⅱ)「脱水状態」であると「確認」した。
といふ『診断』は、
(ⅲ)「(入院8日前の2018/12/13の血液検査の結果」
を「見ていない」が故に、明らかに、『診』であると、言わざるを得ない。
(13)
比喩」を用いるならば、
(a)痩せすぎなので、「体重を増やさなければならない」人がいて、その人が、
(b)服を着て、 体重を測ったら、40kgで、
(c)服を脱いで、体重を測ったら、35kgであったとして、次に、もう一度、同じ、
(d)服を着て、 体重を測っても、35kgであったとしたら、
(e)(b)の「時点」よりも、kg、痩せたことになる。従って、
(f)服を着て、40kgに戻るとしたら、むしろ「朗報」である。
という場合に、「喩える」ことが、出来ます。
従って、
(13)により、
(14)
(a)貧血なので、 「数値を上げなければならない」人がいて、その人の、
(b)普段の、    数値が、2.5で、
(c)点滴中の、   数値が、1.7であったとして、次に、
(d)点滴を止めても、数値が、1.7のままであったとしたら、
(e)(b)の「時点」よりも、32%、下がったことになる。従って、
(f)点滴を止めて、 数値が、2.5(100%)に戻るとしたら、「朗報」である。
従って、
(11)~(14)により、
(15)
鈴木医師の『誤診』は、
(a)痩せ過ぎの人の、「服を着た、状態での体重」と、
(b)痩せ過ぎの人の、「服を脱いだ状態での体重」とを、「区別せずに、
(c)「服を着た普段の状態での体重」を以て、「肥満」になった。
としている「場合」に、「喩える」ことが、可能です。


(1237)2週間以上も「ブログを更新していなかった理由」。

2022-09-11 04:51:32 | 医療過誤

(01)

2週間以上も、「ブログを更新しなかった理由」は、次のような「審査申立書」を書いていたからです。

(136)

最後なので、もう一度だけ、「繰り返し」しますが、

という「になるグラフ」を、

という風に「ソート(並び替え)」をして、その上で、

 という風に、「クレアチニン」に「注目」すると、「ABCD(受理番号#####)」の、

赤血球ヘモグロビンヘマトクリット」の「増加」と、「クレアチニン」の「増加」

 との間には、「相関が無い、ということが「一目瞭然」です。

然るに、

(137)

『赤血球』  は、「脱水の指標」であって、

クレアチニン』は、「腎機能の指標」です。

従って、

(136)(137)により、

(138)

「ABCD(受理番号#####)」の場合は、「脱水の有無」と「腎機能の悪化」との間に「相関関係」は無かった

ということは、「明白」なはずです。

然るに、

(139)

Pmdaに「集積」する「データ」は、「医学の進歩」に資するために、研究者の皆さまによって、「共有」されるはずです。

従って、

(140)

「2019年025日」には、「脱水」など、実際には「無かった」。

にも拘わらず、

「2019年025日」には、「脱水」が「有った」。

とされるならば、

MOMI」に関する「誤った情報」が「研究者の方」たちに「共有」されてしまう。

ということになり、そのようなことは、「有ってはならない」と、考えます。

然るに、

(141)

私だけでなく、亡くなった父こそが、「自分の死」によって、

MOMI」に関する「誤った情報」が「研究者の方」たちに「共有」されてしまう。

ということを、望んではいないのであって、そのため、長々と、「追加の資料」を書いた

という次第ですが、Pmdaの皆さんによって、以上の「内容」が考慮された上で、

私自身が、「救済の対象」となれるように、切に、願っています。