Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

Morning Ride is universal. 日本語バージョン

2008年01月14日 | シリコンバレー
第一回目のモーニングライドに行ってきました。
日本と何が違うかって、あんまり違いません。

今回お世話になったのは、Concept Cycleryというお店。一見さんにも優しく、なにより店の中でうだうだと世間話をしていいよ、という雰囲気にさせてくれる、とてもいいお店です。


距離は70km


景色が良すぎて練習中に写真を撮りたくなる


朝お店の前に8時集合。


いきなり小さな山が出現
最初は集団で団子になって登り始めるが、どうしても先にオリャッ!と先行する輩が出現し、集団はバラける。
てんちょのクリスさんとぐりぐり登って、二人とも遠慮しながら山岳ポイント通過。同着。


頂上で後続を待つ


3分の1地点で、ダウンヒルの後、前方に広大に一直線が続く。下りのスピードに乗って50 km巡航だ!ウヒョー!
ここでてんちょに止められる。今日はここが折り返し。
あまりにもすばらしいコース。朝錬を活性化させるために、山岳ポイントと中間スプリントポイントの設置を激しくお店のスタッフのジェーンに具申する。馬鹿な申し出にヤーヤーヤーと激しく同意してくれた。

ここを折り返すと今朝のコースで一番えぐい山岳ポイントを迎える。
我慢できませんわなーと先行し、一気に引き離すもインナーに変速した際にチェーンが外れた。ムギー。気をとりなおして力強くダンシングするてんちょを追いかけるも、なかなか詰まらない。しかも山頂を間違えてアタックが無駄に終わる始末。しかし頑張って先頭をキープ、山岳ポイント前で後ろにタイヤ音を聞く。山頂アタックの基本、アウターに落として山岳賞とったどー!
結局ここで足を使い切ってしまい、この後は山岳ポイントがとれず。


Georgeさんは今日これからサンホセのタイムトライアルイベントに参加するそうです。


生足すいません。今日はこのくらい暖かかった。

この後てんちょが開店時間に間に合わせるため、なんと後続を見捨てる!さすが自己責任社会だ!
結局ここからてんちょと二人旅。筋肉質なアメリカ人は平地巡航がものすごくパワフル。平気で40 km巡航を始めます。ヒョヒョー。二人で協力して平地を踏み倒してきました。


今日は多くのサイクリストにあいました。この写真のバックグラウンドを見てください。菜の花が満開。春は近いのか。


坂馬鹿にとっての理想の一軒家を発見!山の上にマイホーム!毎日帰宅がヒルクライム!!!


モーニングライドの後にショップに戻って会話をするのが楽しいのは万国共通のようで。


お互いレモンに遭遇するのは珍しい、というところで同意。
ジョージ君とレモンを並べる。


この後写真のバイクを購入しました(笑)

編集後記:
アメリカの距離の単位はマイル、高さはフィートです。
自転車乗りはこの単位を良く会話の中にちりばめます。ですがこれが曲者で、てんで連想ができず、早く慣れないといけません。というわけで下記に備忘として対照表を記します。

30 kmマッタリモード = going easy at 20 miles
35 km 巡航 = cruising at 22 miles
40 km鬼牽き = bruising at 25 miles

1ヤビツ 780 m = 1 Yabitu Pass 2600 feet
1大弛峠 2360 m = 1 Odarumi Pass 7700 feet

Mt. Hamilton, long and never-ending monster

2008年01月13日 | シリコンバレー
待望の週末到来!ヒャッホウ!v( ̄Д ̄)v
近場のHenry Coeか、Tour of Californiaの山岳ステージの山場であるMt. Hamiltonにいくか迷いますが、後者を登ってきました。30km以上も続く延々と続くヒルクライムを楽しんでキマシタヨ。


ホテルの隣のGSで補給を購入。ここで100本買えますよ。


車で15分でサンホセに侵入。Alum Rock Aveの途中で車をデポして、登り始めます。7時にスタート。


ふもとは霧、霧。いわゆるシリコンバレーが眼下に広がります。


アメリカにも国道?おにぎりマークがあるんですね。


30分ほど霧の中の視界0が続き、心配になりましたが、高度が上がるにつれ、雲の間から朝日が覗きます。いい天気の予感♪



Lemond Sarth号はさすがアメ車。アメリカ的風景によく溶け込みます。


トレイルヘッドを発見。


がらがら蛇に注意、だそうです。ヤビツの野蛭どころじゃないな。


雲海の上をじりじりと上っていきます。1200mを約28kmかける、ということは、傾斜はたいしたことないです。3%くらいが延々と続きます。


見たことない木です。松尾さまの木と名づけました。日本酒の神様を連想させる、ということで。


一時間くらい走って、やっと頂上の霧が晴れました。あそこまで登ります。


この~木何の木不思議な木。


ハミルトン山まで後7 milesと出ました。あと10km以上登れるわけですね。

絶景が続きます。
久しぶりにソロで山を登りましたが、マイペースで走れるソロは楽でいいなー、と再確認しました。いつも仲間と登るときは
速い人に合わせる>
ダンシングを多用する>
だんだん上半身が疲労する>
背筋が疲労する>
山の後半で、上半身が持たず、出力が低力する>
タレル

という悪循環の課題があるのですが、今日は骨盤を立てることをかなり意識して上りました。意識すると確かに背筋力が持続するのがわかります。結局2時間すぎてもぐりぐりダンシングするスタミナが残っていました。これは収穫。


出た!牛放置プレー!どけどけー


九十九折を幾度も重ね…


1200m 地点にある天文台に到着!ハヒー
セルフタイマーで記念撮影


カリフォルニア大学の天文台らしいです。


ご期待にこたえて飛翔するモモンガポーズ…トホホ


時刻は10時を過ぎ、下り始めるとたくさんのサイクリストに会いました。さすが、山岳トレーニングのメッカ。15人くらいとすれ違いました。


肩こりに悩まされながら30kmのダウンヒルを終えると、早速カリフォルニアでもパンク大魔王の降臨。
_| ̄|○ il||li


今日のもう一つの目的地、サンホセのTrek コンセプトストア。


ランス様のお出迎え。期待が高まります。

中は普通のお店でした。そんなにハイエンドの戦闘機は陳列していなかったので、ちょっと期待はずれ。お店のスタッフに聞くと、昔は普通のバイクショップですが、数年前にトレックの営業さんに声をかけられ、Trek Storeに衣替えした、ということ。Trekの営業さんが全世界的に頑張っている、ということですね。


日本にはない珍自転車を発見!これはイイ!
リアを10速化すれば、戦闘力アップするのでは(そういう用途ではないか)
ただし前の後輪にマッドガードが必要でしょう。雨が降ったら泥の跳ね上げが親子の絆を引き裂きそうです。後はリーダーの屁のコントロールですね…


Trekのサイトにこの自転車の紹介がしてありました。これ、日本の道交法的に大丈夫だったら売れるんじゃない?

... and found a dojo, too.

2008年01月11日 | シリコンバレー
この国にはタイムカードはないのか。
タイムカードがない>
残業しても意味がない>
みんな思い思いの時間にきて思い思いの時間に帰る>
(゜д゜)ウマー

というわけで今日も朝もはよから出勤し、ぱっぱっぱーと仕事しているうちに4時半。
同僚が
(゜д゜)ウマーノ
(゜д゜)ウマーノノ
(゜д゜)ウマーノノノ

と帰っていく。気がつくと5時半にはフロアの人影がまばら。私も(゜д゜)ウマーと切り上げました。
で、行って来ました闇クライム(写真なし)
ホテルから15分で山の麓。今日はショートコース2.9km=1.1 SK村 平均勾配は多分5 - 6 %。10分くらいで折り返し地点についておお!早いじゃん!と喜んでいたら2.9kmか…遅いな。というかSK村で10分出したら危険だしな。まあLSDだからいいや。

ちなみに今晩は暖かく、半そでグローブなしでもぜんぜんオッケでした。春は近いのか?日本はどうだ?

ホテルに帰ったところで丁度20km。一時間の適度な運動でした。
会社の近くにジムと道場を発見。覗くと袴姿のアメリカ人が日本刀を振っている。
剣術と柔術の道場らしい。しかも古武術っぽい。
気づくと自分の手が手刀を作っている。

なんかすごいむずむずしてくる。

裸足になって
フンヌー!
カーッ!
としたくなってきた。

先生と話してスケジュールを聞いて帰ってきました。

ここでも稽古が終わると神棚に向かって「ショウメイニレイ。オタガイニレイ。」とやって礼に始まり礼に終わっていました。異国で見直す武道はいいなぁ。

Climb addicts of California

2008年01月10日 | シリコンバレー
<バカ遭遇まであと18行>

かりほーにあの冬の陽は短い。
夜明けが7時半。
日没は5時。

要するに仕事しているあいだお日様の無駄遣いをしていることになる。

今日も仕事を6時に終え、そのまま帰っても2分後にホテルについてしまいつまらないので、例の山をクルマで偵察しにいくことにした。カメラはもっていなかったので写真はとっていない。夜景はやたらときれいだった。

大体のスタート地点から頂上まで10.9マイルだから18㌔、長さ的には1.7ヤビツくらい。但し途中湖のほとりを通るので、一度下りが入る。最後の1マイルで15%以上が襲ってくるらしい。

<バカ遭遇まであと9行>

上は机上の調査事項で、いざ走り始めると10分もたたないうちに漆黒の闇。闇、闇、闇。こりゃ仕事帰りのヒルクライムなんて甘い考えは持たないほうが良かった。気温は3度だし、クルマのライト以外は真っ暗。しかも下りも入っている分登りの距離が長い!長いぞ---きついぞ---ウヒョヒョーと独りハンドルを握り興奮する。ちなみに30分以上一台も他の車とすれ違っていない。

<バカ遭遇まであと2行>

頂上まで2マイルくらいの所。前方に光が見える。

ん?んん?

光が3つになった。

んんんん?

<バカ確認の瞬間>

ペダルこいでるぞ!
自転車だ!

どひゃー!

あほだ!この地にも坂バカがいた!しかも3人!
ヘルメットに強力ライトつけて集団でヒルクライムをしているらしい。しかもかなり追い込んで走っているようだ。

もちろん同病を見つけたので、ニャロメ話かける。

ニャ「毎日登ってるの?」
…「いいや。毎週水曜日登ってるよ。」
ニャ「ナカーマにいれてちょ。」
…「毎週水曜日、East DunnとHill Aveの交差点に5時15分ね。待ってるよー。」
ニャ「では来週!!!」

こんな感じで坂バカを捕獲しました。確かに真っ暗の中を集団で走ると安全なのは去年ニョホホ先生と数多くの闇クライムをして経験墨。

どこの国にいっても坂バカは不滅なんだなーと再確認したのでありました。
ちなみにそのうちのひとりはこの人みたいです。ブログの内容が今日の出来事と完全一致。

おわり。

下の写真は晴れた場合の写真です。courtesy of henrycoe2007.priss.org


前方の山を登り、向こう側に降りてまた登る。自転車レーンがあるのに注目♪


中間地点のアンダーソン湖

Nyarome has arrived.

2008年01月08日 | シリコンバレー
Here I come.

1月5日に日本を出発し、同日10時にサンフランシスコに到着しました。

PCにSDカードアダプタがないので、まだ写真をアップできませぬ。ゆえテキストオンリーでご勘弁を。

まずは成田でひと悶着。
電話で荷物のサイズを連絡したところ、オーバーチャージで2万円片道かかるとのこと。しゃあない、ということでカウンターへ。

「お客様、このサイズでは片道…ええと…五万円程度かかります。」
「へぇ??聞いてないよ。電話で聞いていたことと丸で違います!何とかしてーなお姉ちゃん。」

…というわけで代わりにやってきた兄ちゃんとJALの規約を読むことしばし…

「この自転車は折りたたみ自転車と認められますので(分解してハンドルをはずしているから。これはJALの定義)、お代金は頂戴いたしません。」

よっしゃー!

「ただし帰りも同じように交渉して下さい。」と釘を刺された。うーん帰りはサンフランシスコで英語でネゴか。気が重い。

そんなわけでかりほーにあに到着。


前日に十年に一度の嵐が直撃したらしく、道路のそこらを巨木が塞いでいます。

空港から1時間半で目的の町へ。ホテルに到着して自転車を梱包から外すと…

あぁぁぁぁフレームに傷がうぉぉぉぉぉ

しかもLemondのロゴマークの黄色がざっくり。かなりへこみました。
トホホ…いつかプラモデルの塗料でタッチアップしないと。

で、あけて日曜日は街中を流していろいろ下調べをしました。で、程よいトレーニングコースを発見。


州立公園のHenry Coe公園です。20㌔程度のいい登りがあります。ちなみこのあたりはMTB天国。そこらじゅうにトレイルがあります。



本日月曜日は朝からオリエンテーションで朝から詰め込み+会議+会社のツアー。あっ!という間に時間は過ぎ、レンタカーの鍵をもらって近くのスーパーへ買出し。


そして昨晩ネットで調べておいた町で一番魅力的な2ヶ月前に開店したばかりのロードバイクのお店を偵察に行ってきました。


店に入るといきなり高級バイクのお出迎え。SRAM REDで組んでる!


しかもフレームにはQuick Stepの刻印が。やばい…買いたい大魔王が降臨しそうだ…


アパレルも豊富。こんなアーガイル柄は日本にないですねぇ。ほしいなぁ。

この他にもよだれたれたれのトップエンドモデルばかり、いわゆるツールのタイムトライアルでしかお目にかかれない戦闘機も2台おいてありました。


はい一機目。Specialized Transition


記事では見たことがあるBBに隠れて空気抵抗を減少させるブレーキ。
このバイクにのったら常に40kmオーバーで走らないと恥ずかしい?


はい。二機目。Orbea Ordu。ステルス!


これも整流効果をねらった突起。値段もナイス!

で、店長と歓談することしばし。
「毎週日曜日の8時に集合して早朝ヒルクライムをやっているのだ。来る?」
「もちろん参戦します。」

というわけで1月の所属チームが無事決定しましたとさ。
めでたしめでたし。

あ。仕事は真面目にやっています。これでも。

<写真レポートは後日>

メリケン国出張

2007年12月08日 | シリコンバレー
来年早々、一月二月とメリケン国かりほ~にあに出張が決まりました。
向こうのその時期は雨季。そんなわけで自転車は一切乗れず、退化が予想されます。
愛車を飛行機で運ぶのが面倒くさいので、当初はあまり自転車を連れていくつもりはありませんでした。ですが、いろいろ調べるとご当地はサイクリングのメッカらしい。

早速、昨日現地に聞いてみました。

Mr. Nyarome: "雨はどの位降るの?"
Ms. Honyarara: "のっとざっとまっち""ゆーきゃん らいど らいく へる"

で、現地について地理を調べて見ました。


近くに山
おひょひょ

サンフランシスコまで112キロ
サンホセまで40キロ

ロスまで513キロ(むうっ!)

同じ街にはスペシャライズドの本社が鎮座。


60キロの所にハミルトン山、標高1283m
うぬ!

なんとここはUCIぷろつあーツールドかりほ~にあの第3ステージのコース!


これがCyclingnewsの記事。勝負を決める山岳ステージのレポート。
こんなコースが職場から2時間少々のところにあるとは…


去年の第3ステージ

去年の出場者は…(5名以上あてたらお土産ぷれぜんと!)





!!


!!!
グルペットの尻が押せるかも!

俄然気合が入ってきました。うひょー