レースシーズンと重なってしまい、一時は行くのをあきらめかけた日光。
やはり、一年に一回は行かなくては。この鮮やかな異空間に。
というわけで、ツール・ド・日光
第一回
第二回
第三回
そして、ことしは四回。自転車生活も四年目、ということなのですね。
作品名『ズラハブと紅葉』
今年はレンタカーで行きました。よって金精峠~片品~坤六峠~照葉峡~水上ルートはとらず。
その代わりに、奥鬼怒林道~山王峠(1723m)~川俣温泉(奥鬼怒)~霧降高原(1433m)と、男体山をぐるっとまわるコース。
約100kmでしたが、なかなか走り応えのあるハードコースでした。
黒髪平にて
日光市内の運動公園に車をとめ、8時半前後にスタート。
平日だから空いている、と思いきやいろは坂は渋滞でした。
毎年のように排気ガス攻撃をくらいながら車をごぼう抜きして登って行きます。
明智平から、下りいろは坂。
毎年きていますが、今年の紅葉は山から下りてくるのがはやい!
いろは坂がこんなに鮮やかなのは初めてです。上はどうなっているのか、期待が膨らみます。
中禅寺湖畔にて
雲ひとつない空。
突き抜けるスカイブルー
湖の瑠璃色
そして、赤、黄、緑の共演。
走っていて笑いがとまりません。この時期の中禅寺湖畔はほんとに見事。
みんなに先にいってもらって、写真をとりまくります。
戦場が原。
4年目にて初めて、湯滝を下から見上げてみました。
湯ノ湖から、金精峠を見上げます。今年はここでいったん引き返します。
グワーンと降りたら、光徳牧場への分岐で奥鬼怒へ曲がります。
今日Y野導師はかわいいジャージをきていました。
ビールが飲みたくなりますね。この後頂上でノンアルコールビールをぷしゅり。
しかし、この一時間後導師はコーナー脇の吹き上げられたグラベルに出足払いをくらい、らくしゃー!!!
(・人・)ナムー
奥鬼怒林道
画面上に注目。実は落ち葉吹雪の中のヒルクライムだったのであります。
交通量もそんなになく、道もさほど荒れていない。
いや~最高最高。
標高も1700オーバーなので走りがいがあります。
ここから次の登り口まで35kmのん長~い下り基調。道がせまく、路面もよくないのでゆっくり下ります。
それにしても長い下りだった。
お昼ごはんはここです。「またぎの里」
鹿、サンショウウオ、雀などが軒先でBBQされています。なんという・・・
お店の前も楓が鮮やか~
く、く、熊丼だす!
獣肉がきついのを想像していましたが、案外マイルドで、野趣たっぷり、というわけではありません。
七味をたくさんかければ、すき焼きテイストです。腹ぺこのエロイ乗り一人と魔丼乗り三人、あっという間に熊丼をペロリ。
お取り寄せなら、
ここ
次回は怒熊にのった総長もどうぞ。
ゲップすると、熊臭いです。
さて、だんだん寒くなってきました。山の北側は日向が少ないしね。
蛇王の滝。ここも紅葉の名所です。
ここから先は霧降高原を目指します。すでに結構疲れているんですが、地図をみると頂上は1400m
ここの標高は…700m ヤビツ一本ですか。あと一時間登りますか。ハヒー。
他の3人はそんなに登るとは思っていないみたいです。ヒッヒッヒ。
久しぶりの先行き不透明ヒルクライム。あと○○○で頂上ですよ~とガイドしてくれる人もいない。
標高1000m。中間点に大笹牧場レストハウスがあります。ここのホットミルクで生き返りました。
濃いんだけど、甘くて、ほんのかすかに酸味があって。
日がだんだんかげってきて、気温が急激に下がってきます。霧降高原だけあって、霧もでてきそうです。
牧草地帯をぬけていくヒルクライム。だんだん心細くなってきました。
ここらが最高地点らしいです。ものすごい高いところに橋がかかっています。
橋げたから下を見ると、見事な紅葉が。
橋の上にて男の本能が働いたのか、Y氏がタチ○ョ○をしたのはナイショ、ナイショ。
ウィンドブレーカー、耳あて、シューズカバー、指ありグローブと着こんでダウンヒル。
ゴール地点の平坦で40kmくらいで流していると、スプリントを察したたぐちょんがアタック!
やはり来たか!で、Y氏がチェック!
5馬身くらいあいたが、ここは乗り遅れない!と踏んで合流。
速度は50kmくらい。でも後ろで足をためる。疲れたたぐちょんをY氏がまくる!
数秒脚をためて55kmからスプリント開始!
今日は・・・59km/hどまり。重いギアを踏んでいるようでは勝てませんな。重いギアを回さないと。回し切るには、高回転ダンシングだ。なんか思い出した。
栃木にいったら餃子ですね。というわけで、「みんみん」鹿沼店へ。
ニャ☆嫁さんに餃子5人前のお土産も忘れずに。
熊肉と餃子をたらふく食べてしまったということは、われらのお口はどのくらいクサーイのか?