- 215.14km距離
- 6:10:32
34.8km/時 | 54.0km/時 |
144bpm | 163bpm |
81 | 111 |
207W | 599W |
5,969 | |
21℃ | |
8:26:02 |
34.8km/時 | 54.0km/時 |
144bpm | 163bpm |
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207W | 599W |
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自転車乗りのみなさん、老後の自転車ライフ計画はいかがでしょうか。
自分が79歳の時、どんなにアクティブか想像したことはありますか?
今日は自分のロールモデルでもあるヤビ仙人の255kmの逃げをつぶした話をさせていただきます。
事の端緒は一週間前、朝練で御年79歳(1939年生まれかいな!)のタケマサさん、通称ヤビ仙人が横浜~直江津ライドをすることを聞いたところから。
「ヒガシくんも一緒に走るか!ガハハハハ」「待ってるよ~!」
聞いたときは魅力に感じつつも、そんなすぐに都合は開けられないし、ちょっとなぁ~と思いつつもずっと気にかけていた一週間。
金曜日仙台から帰る新幹線の中でちょっと一計を投じ外出許可をゲットw。睡眠3時間で逃げを追いかけることにしました。
出航はいつものように日付が変わってから。夜12時30分に太平洋にタッチ!
ちなみにこの時間仙人ご一行3人は120km先の熊谷にいます。
遠すぎる・・・!
2時間走って川越街道に。ここまで平均30kmなので例年より1kmはやい。
夜明けがはやくなってきた。
そして、この後熊谷近郊で腹痛がはじまる
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Coast 2 Coastメモ(腹下し編)
前の週にバリウム飲んだりと胃を酷使した状態で参戦。やはりロングは胃に負担をかける。120km地点あたりのすきやで牛丼たべたら胃がむかついて完食できず。そこからは前傾もままならないほどの胃のムカムカに一時はリタイアを考えるほど苦しい。巡航も32kmから27kmへ。結局牛丼を消化しきるまでの3時間(深谷~碓氷峠)、胃腸薬が欠かせませんでした。今日一番つらかったのは胃腸でした。350km走行を終えた直江津でやっと固形物を食べたくなる欲求が沸きました。
結局補給も固形物うけつけないので以降すべてジェルに。これはコスパ悪い。しかし、怪我の功名で体重は激減、一ヶ月前4kg増えていた体重は元の75kg台に戻りました。
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やや腹痛もおさまってきた早朝。
碓氷峠めがね橋にはじめて来ました。
この時点で仙人ご一行は2時間先にいるはず。
めがね橋大きすぎて画面に入りませんね。
碓氷峠は長いですが勾配が緩く、腹痛患者には優しかった。
このあとの下りでぶっ飛ばします。
ここは千曲川サイクリングロード
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Coast 2 Coast 地元サイクリストお薦めルート編
Strava のルート設定で人気度優先でルートを引いたところ、所々味気のない幹線道路を外れて気持ちのよい道に連れていってくれます。都内は狛江から深大寺~武蔵境で新座へ。しかしら何と言ってもこの旅の白眉は碓氷川と千曲川サイクリングロード。どこまでも突き抜ける青と緑と水の世界。長野の自転車乗り羨ましい。
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信濃国分寺あたりからCRに入りました
気持ちよい川沿いの道でした。コンビニないけど。
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Coast 2 Coast メモ 松本走り編
🚥が青になるタイミングで右折車が怒涛の勢いで右折する悪評高い松本走り。小諸~長野エリアで三件遭遇。新潟県に入ると松本走りは消えました。
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この後千曲市役所先のうどんやで仙人ご一行に追いつきました。255kmにもおよぶ逃げ、捕まえるの大変だった。
ヤビ仙人『七十代最後のいい思い出になった。チャンスがあればまた逃げたい。』
ちなみにこれは深谷での風景。
熊谷におおい姓らしい。
この後は一行を千曲川サイクリングロードに案内しながら、野尻湖麓までのゆっくりとしたアプローチ
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Coast 2 Coast ヤビ仙人(武政さん)編
電話口でガハハハハッ!しか言わないヤビ仙人、前夜の関東平野、碓氷峠まではかなり元気に踏んでいたようです。それが早朝の碓氷峠で失速、曰くこの辺りが一番きつかったそう。その後もちなおし、うどんを食べて復活した250km地点でわたくしと合流、私の印象はそれ以降になります。
基本平地は25km巡航。先頭の私の負荷は120~130Wになります。ちょっと上げ下げするときついらしいので、なるべくじわっと加速を気を付けますが、やはり平地は集団が崩壊しやすかったです。ちなみに平地巡航時の私のPWRは1.7になりますね。
かなり疲弊した中での野尻湖へのヒルクライムで、心配なところですが暑さを除いて仙人が意外と平気そう。『けっこう楽』とか意地はっています。😗
それもそのはず、仙人の体重は47kg、つまり自分が120Wで坂を登れば仙人にとってのPWRは2.55、つまり『ちょっと頑張る』くらいのペースなんですね。なので登りで全員がペースに気を付ければ集団がバラバラになることはなく、逆に登りの方が元気な仙人でした。
下りは路面が荒れていて、加えて疲労で上半身でハンドルバーをしっかり握れず、ちょっと震えていたので後ろからみて不安だったのですが、下り終えたら普通に戻っていました。安堵。
走り終えてさすがの仙人もすこし痩せた感じです。しっかり休んで、食べて、英気を養ってほしいもんだ。
今度はあまりハードでないライドでご一緒したいな!
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野尻湖への登りがはじまる
ナウマン象の像が見えれば、新潟県境はもうすぐ!
とうとう新潟県!
無理やりピースサインを強要される79歳笑
遠くに見える日本海まで後38キロ!
夕暮れに間に合いました。日本海への到着は6時半。
かなり疲弊した4人組。整列とかできず、地面にへたりこむ。
この笑顔w
乾杯はビールとコーラで
仙人、少しやつれましたね。
またご一緒しましょう。
348.88km
14:06:52
2,152m
6,975kJ
平均スピード 24.7km/時
心拍数 124bpm
パワー 137W 600W
カロリー 9,672
経過タイム 19:15:01
新緑の季節。久しぶりに(メガ盛り)ロングライドがしたくなりました。
日曜日の夕食まで帰ってくればいいや、とりあえず目的地は名古屋ね、ということで計画を練り始めますが、前日新横浜駅夜6時帰還(きれいなかっこで)をYOMEに厳命され、風雲急を告げます。
自宅から名古屋まで350km、着替えて輪行の後新横浜に帰還するには、名古屋16時半ごろののぞみに乗車しなければなりません。休憩時間、一時停止時間をいれてグロス25km/hで計算すると14時間。自宅出発が深夜二時だと予定時刻に名古屋駅に着弾する計算になります。本当に可能なのか?前日土曜日夜飲み会だぞ?というか二年前は夜一時に出て朝11時に浜名湖到着と記録にあります。浜名湖から名古屋まで120kmか・・・やっぱり無理か。
とはいえど、まずは浜松以西を走ることを目標として、豊橋、三河安城、名古屋のどこかで新幹線に乗ることにし、前夜の飲み会後帰宅後即就寝、3時間だけ寝て出発です!この飲み会ではとにかく目の前の炭水化物を食べ散らかしました。ヒヒー
終電も通り過ぎた深夜一時過ぎの新横浜駅をスタートします。目標は同日18時までにここに帰ってくること!家族イベントに何食わぬ顔で出席すること!さて実行できたか、答えは巻末にあります。
スタート~三島(最初の休憩)
105.7 km
3:26:09
Ave 31.4km
Ave 218W
139bpm
深夜で寒くもなく、走りやすい絶好のコンディション。風は無風。
長丁場ですので、心拍140に入らないように抑えめに入る。善波峠手前でAve 33、国道246小山登りに差し掛かったところでAve 31だったかな。
御殿場の頂上でAve 29なら御の字なので、坂に入ったらサイコンを見ずにゆっくり登る。まだ足はある、エネルギーも満タン。登りきって御殿場市外に入るところで白み始める薄暮の空に富士山の影が浮かび始めた。
246最高地点で平均速度表示を見るとAve 29.6。前回より0.6kmほど速いペースで走れている。ここから三島市街まで超高速ダウンヒル区間。ブレーキ握らずDHポジションでかっとんで下る。20km近い下りをAv 42位で楽々下る。三島で夜が明け、最初の休憩。日焼け止めぬったり、ドリンクを補給したり、ハンバーガー食べたり。今回はマルトデキストリン500gをボトルに溶かしてきているので、ボトル二本に約2000kcalが入っている。これをチビチビしながら走ってきたので、まったくエネルギー切れの予感がないのでアル。105km休憩なしなんて初めてかも。
三島~富士川
23.1 km
52:51
Ave 32.5km
Ave 202W
138 bpm
この区間は千本松の長い長い長いストレート区間があり、長時間巡航を維持できる脚があれば平地ながら平均アップがはかれる区間。出発前にステム角度をマイナス30からゼロ度に変更しポジションをコンフォートにふったので、労せず長時間DHポジションに上体を沈ませ続けることができた。こうなると通算の平均時速もだいぶ上がり、富士市手前でトータル平均31.8kmを記録。毎回この区間に来るたびに上体のこりと股ずれに悩まされていたので、あっ!という間に通過できていい気分。
しかしそのいい気分も富士市内に入るや否やの向かい風攻勢に打ち壊され、大分スピードダウンして富士川鉄橋到着。実はこのルートはだいぶ距離をロスする距離のようですね。
富士川~宇津ノ谷峠
35.5 km
1:17:49
Ave 31.4km
Ave 183W
136 bpm
わが母校がある静岡市を通過するこの区間。バイパストラップが多いところではありますが、Lezyneのサイコンにルートを放り込んでいるので迷うことはない。
由比の宿を通過中、風情のある門があったのでパチリ。先は急ぎますが観光の写真がないのも味気ないし。
本当は島田の蓬莱橋までノンストップでたどり着こうと考えていましたが、先に水分が切れてしまい、宇津谷の手前でピットストップ。ここで初めて、ダブルボトルが空になりました。
お弁当を急いで食べて再スタート。日も高くなり、日焼け止めを再度ぬり、ワセリンをパッドにぬってGO!
宇津ノ谷峠~蓬莱橋
21.0 km
46:41
Ave 30km
Ave 184W
133 bpm
今回は旧道明治の隧道は通らず、宇津谷トンネルを使って山越え。
しばらく島田の街を走ると今回のGo Westの白眉、蓬莱橋に至ります。
もう、大井川沿いのサイクリングロードに出た瞬間から絶景にテンションあげあげです。
みよ、この風情。気分は東海道中膝栗毛。
なんと渡し賃100円を払うと自転車にのって対岸まで行けるらしいです。これは行くしかない。
蓬莱橋~掛川
20.8 km
43:21
Ave 31.8km
Ave 172W
130 bpm
蓬莱橋を渡って、牧の原台地の高みに出ると、そこは360度見渡す限りのお茶畑!これはすごかった。
途中の公園では「世界お茶博覧会」をやっていたらしく、観光バスも来てた。
絶景・・・なんですが高台ではやや向かい風、すっかり低速走行になってアップダウンを繰り返すと、諏訪原城跡にでます。ここで一号線に合流、日坂を転げるようにダウンヒルして西へ西へと進みます。ここらへんがけっこうきつい。町で言うと金谷~菊川~袋井~掛川~磐田~浜松と次々と町の標識が出てくるのですがなかなか町の数が多くて浜松にたどりつきません。
掛川の辺りでふと思いつきそこまでの消費カロリーを見たらすでに6000kcal越えてる。まだ空腹ではないけれど、先のことを考えてゆで太郎に入ってカツ丼+かけそばでしっかり補給。これで1200kcal は推定放り込んだので、浜松リタイアはなくなりました。
掛川~雄踏街道
26.3 km
1:04:29
Ave 28.4 km
Ave 125W
84 bpm
サイコンが浜松市内を通って浜名湖弁天島に至るショートカットを提示したのでそれに従う。しかしこれがストップ&ゴーが多く、平均速度を落としてしまう。
ちょうどこの日は浜松駅近くの商店街で祭りをやっていました。
雄踏街道~聖地キャノンボウル
30.7 km
1:21:34
Ave 29.9 km
Ave 157 W
121 bpm
市内を抜けると弁天島へ。海の上を走っている錯覚にさせる道にテンションが上がる!
浜名湖到着。ここまでは毎年来ている俺の裏庭。ここから西が久しぶりのゾーンです。風車を遠目に見ながらの直線が続く湖西地区、そして久しぶりの潮見坂は新緑がまぶしい。
豊橋に向けて走ったいると聖地キャノンボウルが右車線に!慌てて見逃すところだった。
この時点でまだ280km。名古屋まではまだ80kmを残し、いよいよ完走がおぼつかなくなってくる。
聖地キャノンボウル~自転車まるいち
14.7 km
55:33
Ave 31.9 km
Ave 139 W
115 bpm
脚はまだ少しだけ残ってる。上体もだいぶ凝ってきたが痛みはない。だが肝心の走る理由があまりない。
豊橋を過ぎ、取り敢えず岡崎を目指して300km地点近く、『どこかに旅をおえる口実』を探していたら、油宿近くの路肩にうどんやのような、ラーメン屋のような店構えにトレックコンセプトストアののぼりが翩翻とひるがえってる。急停止してお店にはいる。聞くとここの店長さんは30年前に川崎ISOYAのシャッチョーに弟子入りした方なんだってさ!みなさーん。キャノンボールの途中に是非よってくださいね~。国道1号線でつながっているし、約10時間で着きますし😂
てな訳で店員さんに写真をとっていただき、愛知県岡崎市本宿で思いつきポタリングライドはおしまいにしました。楽しかった~きつかった~。約10時間、数々のよしなしごとが脳裏を浮かんでは消え浮かんでは消え、よい頭のリセットになった大冒険でした。体のダメージは大変でしたけど。
本宿から赤い電車で豊橋へ
こだまにのって新横浜へ
そして予定通り6時前に新横浜に帰還、さっぱりと着替えて日産スタジアムへ
世界リレー選手権でした。
VIP席だよ~ん
ねむかったけどねw
まとめ
走行データ編
走行距離 300.21km
走行時間 9:49:17
経過時間 12:53:46
獲得標高 1,640m
平均速度 30.6km/時
最高速度 67.7km/時
平均心拍数 132bpm
平均パワー 189W
カロリー 8,504
良かったこと景色編
①蓬莱橋
②蓬莱橋対岸に広がる牧が原の一面のお茶畑。世界お茶博覧会やってました。
③浜名湖上を走る道路
④里山を彩る新緑
良かったこと装備編
①ワセリン サドルずれ、皆無!
②ステムをマイナス30から水平に。これで半分以上の時間DHバーを握れました。肩も狭くしやすいし本番も高めにしようかな。
④レザイン ルートをぶちこんで後はサイコン任せ
⑤日焼け止め ダメージが全然違う
⑥サンボルトのエアロワンピ これだけの長距離だともろに差が出る
⑦大型サドルバッグ 長時間前傾ができたの背中が軽いから
⑧FLO の97mmディープリム 巡航楽させて頂きました
⑨レースの賞品でもらった粉飴を500g使って自作ジェル作り。2000kcalをダブルボトルに入れてスタートしたので最初の100kmは補給なし!