Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

オヤジ狩りに大観山へ 1450m up

2020年12月27日 | 超級山岳
大観山は伊豆の海沿い、南斜面ということもあり、比較的温暖です。
真冬でもなんとか登れる大観山にヒルクライムしてきました。
とはいえ、頂上は4℃でしたので下山時の防寒対策は必須。特に日が陰った時間帯に箱根に下ると冷えます。


出発時の気温は1℃。仙石原に止めたので(ゴール後即温泉にいくため)スタートと同時にダウンヒル、つまり防寒対策必須。ホッカイロをブラケットに貼って乗り切りました。降りてしまえば、暖かい海沿いを日光に照らされて気持ちよくサイクリングできます。

交通量の少ない真鶴旧道へ。途中にある麦踏(ベーカリー)で休憩。


顔の大きさもあるチーズパンを食べて大観山へ挑みます

キラキラ光る海に癒された!

途中湯河原によると、そこはチビ太の大好きな『飯田商店』があります。
『ラーメン食べに行こうよ~』という意見はガン無視(笑)

奥湯河原を右折して、椿ラインへ!


長めのヒルクライムですが、勾配が緩いので助かります。
前半チビ太は勝手にペースアップして自爆、逆切れしていました。

真冬のヒルクライムの愉悦(^^♪
今日はしずか姐さんと一緒。2020年はたくさんチビ太師匠と遊んでもらいました。

レーダードームが見えてきた

自分の登ってきた道が下へ下へとつづら折りを重ねて、それが一望できます。獲得標高1000m越えなのでそれなり。


タイムは休憩抜きで1時間13分でした。

わ~い(^^♪
新たなインスタ映えブランコですね。
下山後、仙石原でリタイア。
こんなに素晴らしい泉質の温泉が近郊にあるのであれば、わざわざK津とか万Zとかいかなくてもよいですがな。1450m登った脚に温泉が染み渡りました。

錦秋の日光一周 2020 (11年ぶり)

2020年10月25日 | 超級山岳
こんなライドがしたかったんだよ。

🚴を始めたころ、毎年のように行っていた日光紅葉ライドに、チビベルデ師匠を行ってきました。最後に日光に来たのはなんと10年前。
けっこう中級者向けの山岳コースでしたよ。100km 2000mアップ。
そんなコースを父子でトレースできたことは感慨深い。

その時の記事(錦秋の日光一周


朝4時起き。始発は0512。 
指定席を予約しているのがわかっていたので、9歳児の目覚めはよかった。😲 


少年にカメラを渡すとこうなる。 

リバティの指定席を予約してました。快適そのもの。ただし北千住の乗り換えホームが一番前なので歩かされた。 

大きな自転車も担げるようになりました。『重いからかーぼんばいくがほしぃ』とか。 

日光名物、紅葉渋滞を見に行こう!逆の立場はイヤだけど。

久し振りの快晴の週末、かなりの人出でした。チャリダーもたくさん。 

中禅寺湖までそれは酷い渋滞。自転車は全く問題なくすいすい。 

いろは坂、下の方の紅葉は始まったばかり 

最高でしたねー。何台抜いたか( =^ω^)。チビ太が登っていたら車が窓開けて近づいてきて、助手席の女性に応援🍊を貰いました。 
足も長いし細マッチョで羨ましい 

今日はこの男体山の回りをぐるっと100km走ります。 

黒髪平にて。だんだん山裾が燃えるようなに彩られて来ました 

いろは坂の獲得標高は600m位なのかな?余裕でクリア。 

青空に赤と黄色が映えます。 

明智平が近づいてきました 

交通量多いので、独占の静かなライドではありません。本番はもっと後に。 

明智平に到着。歴史マニアのチビ太を東照宮に連れていけなかったのは心残り。 

中禅寺湖の鳥居。風が強くて寒い。 


早送りして、戦場ヶ原を過ぎてこのルートの白眉、奥鬼怒スーパー林道(山王林道)へ。 

交通量の少ない林道ヒルクライムにチビ太大満足。会話が弾みます。 

気温はどんどん下がってゆく。頂上は5度位だったのでは? 

こんなライドがしたかった! 

この日は指と足先が寒かったそうです。装備見直しだな。 

山王峠!11年ぶりに戻ってきた。ここからの下りが寒い寒い長い長い。 

最近の若者は知らないだろう(木村優子アナ

目的地またぎの里に到着!

11年前と変わらぬ山奥の食堂 

目眩がしてくるぜい 

では、開けます! 

チビ太は大好物の鹿丼🦌
そういえばダウンヒルしてるとき『キューン』と鹿が鳴いてた。 

親父は熊丼🐻です。 

味付けは、はっきり申し上げて牛丼です。 

最後の峠、霧降高原に至る途中の大笹牧場で最後の休憩。ホットミルクが身に染み渡ります。 🐄

まさかこのコースを息子とトレースできる日が来るとは! 

ほかほかの鶏肉弁当をペロリしたら帰りはひたすら寝てました。🐓




小学三年生、チビベルデ師匠と挑む富士スバルライン (1時間54分 90W)

2020年09月13日 | 超級山岳


9月13日、秋も迫る天気のもとチビベルデ師匠とスバルラインに登ってきました。春に自転車デビューして夏に乗鞍、渋峠をペロリと平らげ、自信をつけちゃった師匠、この夏のヒルクライム修行を日本一の山で締めくくります(^^♪

日曜日早起きして北麓駐車場へ。駐車場にはすでにサイクリストがたくさんいらっしゃいました。
同い年くらいの小学生がいてびっくりしましたが、その子はどうやら麓の街を走るようで、五合目には普段着で来ていました。

コースのデータと最近の実力から目標タイムを2時間切りに設定。
今日もスパルタコーチはNG×、心拍170を標準に、後ろからガミガミ言わない約束をして料金所をスタートしました。



登坂の模様と、心拍およびパワーデータはYoutubeにアップしたのでそちらをご覧ください。








今日の収穫:
① 2時間休憩なし!走りながら補給に成功。
② アシストが10分ごとにハリボーを山盛り供給。師匠曰く『気分はサガン(^^♪』
③ 2時間の平均心拍を170台に(結果168)
④ キツイ斜面は前に出してマイペースで登らせる。
⑤ 向かい風区間長く、リクエストに応じ前でエースを空気抵抗から守る。師匠曰く『気分はログリッチ(^^♪』
⑥ ボトルから水が飲めるようになった。
⑦ 肌寒く、ボトルの水の消費量が少なかった。

データ
23.40km 1,200m 5% 1:54:24
平均 90W (2.9W/kg、親父換算だと218W。やるなw)

2時間近いヒルクライムは流石に初めてで、本人はゴールラインでアラフィリップ並みに下ハンでもがくつもりだったようですが、全然踏めなかったそうです。

下山の寒さ(霧雨まじり)と、延々と続くダウンヒルに飽きたそうです。
ヒルクライムあるあるですが、登っているときはあっという間、下っているときに『え~!こんなに長い距離のぼったの?俺スゲー』とちょっと前の自分をリスクペクトしていました。本人曰く『登りより下りの方が長かった』そうで。


下山後、定番の麺s富士山へ。山盛りのうどんをペロリして帰宅しましたとさ。




チビ登山第116座 自転車+登山で乗鞍岳とったど~!

2020年08月02日 | 超級山岳
例年のようにテント担いで北アルプス縦走のできない2020年の夏、
ならば自転車で登るまで!ということで自力でチビ太大先生と乗鞍岳に行ってきました。 

事前の予習はばっちり、おそらく3時間(コースレコードは約1時間)で自転車登ることができれば(実際は2時間14分で登りよった💦)、ゆる登山で一日で登れるはず…あとは本人のやる気次第…と思っていました。 

蓋を開けると本人のリミッターが効かず、勝手にペースアップして自爆して逆ギレする展開に、小さい子はまだ『ペーシング』という概念がないみたいです。この日の反省をもとに二日後の渋峠ではナイスペースでまとめることができましたが。 

一緒にコース上で走っていた自転車の皆さんが、山頂付近でも登っていらして、友達になったのがよい夏の思い出となりました。 

それにしても、登山はいいですね!心拍が低い! 


📷 📷 📷 📷 📷 📷 

乗鞍高原スタート地点から遥か彼方に自転車のゴール地点と登山のゴール地点が見ゆる


これから挑むコースのものすごさを全く理解していない能天気三年生w 

それではスタート!高原の涼しい朝は気持ちよい。 


自転車歴三か月とこの絶景を味わうとは!うらやま 


三本滝を過ぎて、メインのヒルクライム区間に入ってきました。 

ゆっくりペースメークをするということを知らないチビ太。どうしてもペースを自ら上げてしまい、苦しくなって辛いそうです。後ろから『ゆっくりでいいんだよ』といっても逆効果。後ろに人がいるだけでプレッシャーになるみたい。 

九十九折区間をなんとか乗り切って、位ヶ原山荘。疲弊した9歳児の横で能天気な父。 


ここから上は森林限界を超え、絶景天国のヒルクライム 
長い長い2020年の梅雨があけた後の青空 


突き抜ける蒼 


この先の独立峰が乗鞍岳剣が峰!


雪渓が見えてきました。絶景を楽しみながら登っているとあっという間に終盤戦


写真には写っていませんが、ここに来るまで10人以上のサイクリストを抜き去ったチビ太大先生、なんちゅーハイペース。



どうしても先行するライダーを見るとペースを上げて抜きたくなるそうです(焦) 


クリートしながら立ちごけするのが恐怖なので、なるべく速度も落としたくないらしい・・・・ 






この日は快晴ならば槍穂高が見えるはずでしたが、北アルプス方面はガスっていました。 

ビクトリーロードが見えた!ゴールが見えた時『もう着いちゃった!もったいね~もっと登りてぇ~』と言ったら、後ろから殺意の視線が飛んできました。 

登ってきたワインディングロード 


レースのフィニッシュでおなじみのアングル タイムは2時間14分くらい 

へそw




畳平に移動し、トレランシューズに履き替えます…ヒヒ 

コロナ観測所 

登り始め、自転車で破壊された脚が重く、思うように進みません。


ちょっとした登山と思っていたら、結構遠い。 

雪渓にはクレイジースキーヤーがたくさん 


岩稜帯に入るとここぞとばかりペースをあげるチビ太氏 

やっぱりいました変態ローディ(誉め言葉)の皆様。同類ということで話が弾みます。 

チビ太『あんたら好きね~』 おじさまがた『おまえもな~』
 稜線で仲良くなる坂バカクラスタ 



というわけで、はいお代わり君終了!標高3026mは空気薄いはずでしたが、自転車だと高度順応がゆっくりなのでほとんど感じず。 

火口ですね~ 


頂上にてLINEグループトークで横浜のおじいちゃんおばあちゃんと中継会話。楽しかった。

サイクリストご一行様に褒めちぎられご機嫌のチビ太大先生 

山のアイドル、コマクサちゃんにも会えました♪ 


個人的にこの生意気なボトルの飲み方が好きです。 

さて、下りに苦手意識のあるチビ太大先生、20kmの下り大丈夫なんでしょうか。 

実は、この下りで開眼したみたいです。 

アウトインアウト、クリッピングポイント、足の置き方、カーブミラーの見方、ブレーキングポイント、全部教えて前で見本見せていたら20分後には下りを一通りマスターしていました。 


お願いだからスピードは出しすぎないでね! 



応援① 下りでは、登山同様登ってくる人には全力で応援するように教えました。 


応援② 

応援③ 


スパルタ親父め…おらは疲れたよムニャムニャ





Home to Summit: 横浜 to 富士山頂

2018年07月11日 | 超級山岳

一度登った山は、その稜線の襞一つ一つが脚に記憶として刻まれる。後で山容を見返すと「あれが○○の尾根」「あれが○○峠」と覚えていることが多いものだ。


その山に富士山が加わったという、日曜日のおはなし。


横浜の自宅から自転車で五合目まで行き、そこから登山して富士山頂を目指すHome to Summitという企画。この企画に閃いたのは木曜日のこと。

トレラン仲間が富士山に行くというので、同行しよう、どうせ行くなら待ち合わせ場所の五合目まで自転車で行ってしまえ~~~という乱暴な発想でした。田子の浦からSea to Summitを丸一日かけてやっている人はチラホラいるので、試しにStravaとヤマレコを駆使して横浜からのコースタイムを予想してみると、自転車6時間+登山6時間で下山できることが判明。だったらどうせ土曜日走れないしいっちょやってみようと。ただし、夕方までに帰ってこい指令が出ているので14時には下山したい。ということで深夜一時の出発となりました(笑)

前日トレラン用の装備をバッグに入れてうえだっちさん宅へ。今回このデリバリーがあったおかげでこの企画が可能になりました。シューズやら着替えを担いでこの企画は難しい。

私『集合時間は7時。待ち合わせは富士宮口五合目(標高約2400m)でいいよね?』
うえだっち『え?何言ってんのあなたならあざみライン五合目(標高約2000m)でしょ。』

ということで直前のコース変更。確かにこれで家からの距離は近くなりますが・・・あざみ激坂用にリア30Tスプロケ投入も前夜考えましたが、メンテ面倒くさいし、ゆっくり走ればいいやということでそのまま。

自転車編 横浜~須走口五合目

距離100km 獲得標高約2300m 5200 kcal

前日3時間ほど寝て深夜12時に起床。25時に横浜を出発。


蒸し暑い夏の夜、ガラガラの246をゆっくりペースで進みます。道路がすいていて走りやすい。その割に平均速度が上がらないのは微風の向かい風だったからでしょうか。厚木市内に入ったころに平均30kmを一瞬越えましたが、それからは下がる一方。


善波峠をゆ~っくり登り、最初の休憩は渋沢の先。この後山北の町を走っていると前方に夜の富士山の稜線が闇夜に浮かびあがります。その山際に連なるのは・・・


【イメージ図】
そうです、ご来光をもとめて山頂に登る登山者のヘッドライトの列が、遠く離れた下界からもかすかに見えるんです。

『お~数時間後あそこまで行くのか~っ!』

見上げる富士山のスケールのでかさ、まだ実感として受け止められません。


小山町に入り、金太郎公園にむかう道へ右折。ここからは富士スピードウェイの脇をとおって須走に向かう交通量の少ないルート。ここを走っているときに背後から朝焼けが迫ってきました。


松田の標高が100ちょいで、須走の標高が1000近いのでこの区間だけでも結構登る。須走の町に着いたとき、サイコンの獲得標高はすでに1200mを指していました。


須走のコンビニで最後の買い物。自衛隊のおひざ元だけあり、迷彩服をきたごついお兄さんがたがたくさんいました。


あざみラインの登坂スタートがほぼ5時10分。集合時間が7時、ベストタイムが1時間3分なので、ゆっくり登ってゆけばなんとかなりそうです。五合目から上のことを考えて徹頭徹尾体力温存モードでゆっくり登り始めますが、開始1キロですでにファイナルロー。

それにしても、マイカー規制がはいる7月10日前は空いていますね。この後の富士登山も御殿場口の登りはガラガラでした。今後富士山に登山することがあれば、マイカー規制前の御殿場口をおススメします。空いているし、朝の7時前にさっさと登り始めれば日帰りも余裕でしょう。

馬返しはこの冬大規模な土石流による崩壊があり、その修復工事の痕が生々しい。ここから激坂区間。今回は特に後ろ27Tで30Tではないので、どんなに頑張って踏んでもケイデンスが40くらいになってしまい辛かった。また馬返しの登り返し最初の部分がまだ完全に舗装されておらず、フィニストレ峠っぽいよくしまったダートになっています。

馬返しの先の毒キノコの看板の先で、こんな6時の早朝なのに下山してくるローディが。しかも湾岸サイクルユナイテッド。しかもこの後同じジャージが3人降ってきた。
この時間帯にこの面子。
絶対トリプルクライムだと思います(笑) 
みんな好きね(笑)
おまえもな(笑)

ここから先2kmは20%以上の激坂の連続攻撃にひたすら耐える。交通量が少ないので蛇行し放題で助かった。激坂のカーブは躊躇せずアウト側へ。激坂の直線は恥も外聞をなく蛇行運転。

なんとか激坂区間も終わり、20%の登りが13%くらいになると一息つける。しかしこの時足がつりそうに。労りながらエッチラ登っていると車で登ってきたウエダッチさんにとうとう追い付かれてしまいました。

最後の2kmでフロントシフターが切れてしまい、変速ができなくなりましたが既にインナーロー固定だったので無問題でした。そして、ほぼ7時に五合目到着。本来であれば山小屋前に右折してゴールですが、うえだっちさんが激坂のはるか上の駐車場でニコニコ手を振って待っています。


この最後の激坂区間がまじきつかった・・・

さて、合流して着替えて後半の部突入です。

トレラン編 
14km獲得標高約1861 m 3500 kcal


この日のためにボロボロになっていたトレランシューズを新調。今回はイエローにしてみました。


御殿場口の標高は2000m。ほかの登山口よりも400m近く低く、余計に登らされます。


山の神社で行く先の安全を祈っていざ入山。登り始めておどろく登山道の静寂。どうやら7月10日のマイカー規制前に加えてこのルートは比較的人気薄なのかもしれませんね。富士山とは思えないような静かな樹林帯を登ってゆく。上り道と下り道が別々になっているのも混雑しない理由だろうか。


体力的には大分よろしくない。なんといってもここまですでに6時間走り、5000カロリーはゆうに燃やしているので既にエネルギー切れ気味。同じペースで早足のとき、自分の心拍が140台のとき同行のうえだっちさんは120台だとか。これはしっかり補給とらないと大変なことになりそうだ。

6合目の山小屋で一旦休止。次の7合目でもコーラを飲んで速攻チャージ。おにぎりも一気に四個食い。補給的にはこれで生き返った。


ここからは視界が開け、雄大な富士山が眼前に屹立する。しかし、いくら登っても、何度視界が開けても、景色が同じ(笑)。この一本調子が富士山登山なんですかね。

6合目~8合目の間で最初は霧雨、そして結構な氷雨に。頂上を見上げると雲に完全におおわれている。天気予報は午後から晴れだったので、みんな晴れ間を期待しながら登っているのだが、雨がどんどん強くなっていく。そろそろ背中からレインジャケットを出すか・・・とザックを開けると、

レインジャケット車に忘れてた。

ここからは薄っぺらいジレ、あとはウエダッチさんに借りたウインドブレーカーだけで登ってゆくが、氷雨に全身が濡れどんどん体温が奪われていく。登っている間は暖かいが、休憩のため小屋で立ち止まると気化熱で一気に冷える。寒さでふるえそうで、このままいくと低体温症もあり得る事態。現に数組のハイカーは途中で断念して下って行った。


うえだっちさんも高山病が始まったか寒さか結構辛そうな足取り。とりあえず8合目まで行って、雨がやまなかったら引き返す決断を、と思い八合目についたら雨が止んだ。

ここからは富士吉田口からの登山客も加わり混雑するのでゆっくりペースで登山道を刻んでゆく。3000mを越え、3193mと越え、未知の高度へ。空気が薄い!息があがる!だがなぜかテンションはあがってゆき調子は悪くない。登り始めは苦しかった心拍140台も慣れてきた。そして見下ろすとすごい高度感。関東東海甲信越全部下界になってしまった。見上げると15分~30分間隔で山小屋が連なるここは山小屋銀座。

テンションがあがってきましたっ!

山小屋銀座を一つ一つ励みに登ってゆくと高度はどんどんあがっていき九号五匁へ。



そして最後の鳥居をくぐり山頂へ・・・やった~!日本一だ~!


下界の雲海の先の横浜方面を見てうるっときました。





お釜見物をして、日本最高地点の剣ヶ峰へ・・・と行きたいところですが同行のうえだっちさんが辛そう。

「友を置いて行くに忍ばず。一人頂を目指すも人生。友とともに下り、後進のチビ太に頂を託すもまた人生。」
というわけで後30分先に迫った剣ヶ峰はチビ登山XX座目にとっておきます。




トレランしてるふりをして、あとはとっとと下ります。まずは高度を落として、高山病の症状を軽減しましょう。


頂上からの下山道はなぜか立ち入り禁止の看板があったので、途中から砂走り的な下山道へ。実はこの下山専用道というのは、富士山特有で他の山では経験したことがありません。ザラザラの砂礫なので足裏で地面がつかめず、登りでは難儀するでしょうが、下りはこれが着地衝撃を吸収するクッションとなります。


試しに走ってみますがこりゃ楽しい。あっという間に下界が迫ってくる感じ。高速下山ができますね。そのかわりトレランシューズの中にどんどん砂や砂利が侵入してきます。




楽しい砂走り滑走下山ですが、さすがに長すぎて飽きた。


予定通り14時に下山。約一時間半で下山したということかな。よくこんな長い登りを歩いて来たな、と感服するぐらい長い長い下りでした。

この後は須走まで自転車で下ってもよかったのですが、快適なスバルの助手席でそのまま横浜まで帰ってきてしまいました。

アイサイトはすごいですね、高速にはいったらもはや車ではなく、新幹線のようで(左右への揺らぎがすくなく、オンザレール的なので)あっという間に睡魔が襲ってきました。レーン保持、前車追従機能がついているので、安心して助手席の人は寝ることができます。

~~後日のダメージなどについて~~

日曜日は夕餉時に帰宅し、その日は5時間睡眠で翌日出社。
翌日疲れはややあるものの、筋肉痛は訪れず。はて?と思っていたら夕方に筋肉痛が来た。
一晩9時間睡眠したら翌日には回復。長い距離を関節にやさしい砂走りで降りたことがよかったのか・・・?

大弛峠ダイエットポタ

2018年06月06日 | 超級山岳

毎年六月の声を聴くと川上牧丘林道開通の知らせがどこからともなく入り、「大弛峠行きたい病」を発症してしまう。先日つくば八耐の祝勝会を行った際、『次回のポタリング研修会』が会議アジェンダにのぼり、昨年同様のダイエットポタコースにチームメンバーを新たに二人加えて四人の大所帯で行くことに。

ところが・・・

メンバーにはコースの概要を連絡していたつもりだったが、イベントが近づくとチーム内に理解の温度差があることが判明。

【温度高い人】

鎖骨骨折からのリハビリ中のOT君。
これから富士スバルラインに登ってきます!次週の大弛峠のリハーサルです!

【わかっていない人】

どんなに苦しくても満面のスマイルICKWせんせ
おおだるみって、八王子郊外の丘ですよね?なんでわざわざあんな所にポタリング行くんだろう?


なんとICKWさん、「やばい方」の大弛峠を、「やばくない方」の大垂水だと古典的勘違いをしていました。あやうく詐欺師として訴えられるところでした。あれだけロングレンジガチ林道ポタだと念をおしていたのに・・・

ちなみにポタリングと銘打って募集すると、各方面から詐欺だと誤解され、矢のような糾弾をうけるのですが、WPO (世界ポタリング機構)の定義するポタリングの定義は2W/kgです。当ツーリスト企画ツアーはこの数値的尺度を厳守するようにしておりますので、今後も安心して参加していただけます。

今回のポタリングの実測データ 141.95km、平均出力 159 W, Av 2W/kg
ほら、ポタリングの範囲に収まっているでしょう?



~ツーリングれぽ~
早出早着を実現するため、メンバー4人のうち3人は石和温泉の不健康ランドに前泊。夜11時に到着し、仮眠室に入った途端盛大ないびき声が聞こえてきたので、だめもとでフロントに行き「耳栓ありますか?」と聞いたら160円で販売していました。ひとつ賢くなった。ほか2名は鼾にやられあまり寝られなかったそう。

東京から早朝車を走らせてきたICKWさんと敷島総合公園で合流。朝5時にダイエットポタの始まりです。


まずは牧丘まで平地を30km、アップをかねて。なんですが微妙に登り基調なのと、集団走行による後方からの無言のプレッシャーによりペースが微増し続け、牧丘の登坂スタート地点に着いた頃には全員ヘトヘト。


去年は最初の長い長い直登区間、神社まで平均300Wで登るとか元気があったのですが、今年はゆっくりまったり労りながら登ることにしました。去年の同時期より体重2kg増えているし。


6月初頭、朝6時の登り始めということもあり、暑すぎず、アブなどの虫もおらず、交通量もまだ登山客が上がり始める時間ではないので皆無に近い。日が長いので太陽はとっくに顔をだし、空は真っ青。富士山もよく見える。


乙女湖までが前半戦になるが、これが18kmと絶望的に長い。途中景色が開けたところでOTO君が苦しそう。どうやら腹痛でデュムりたかったらしい。離れては追い付くを繰り返す。水の減りも遅いので水場をパスして中間地点へ。


中間地点の乙女湖まで来ると、山全体がエゾハルゼミの鳴き声に包まれている!今年も山の季節がやってきたんだなぁと感慨深い。


いったん休憩して後半戦へ。直登区間、林道が始まってからの急斜面をなんとかこなして4km程の緩斜面区間へ。この区間はところどころ西側の斜面が開けて南アルプスの絶景が拝める。


甲府市内から南アルプスを見やると、前衛の鳳凰三山が北岳などを隠して見えないのだが、ここは標高1700m近く。ここまで上がってくると鳳凰三山の尾根の向こう側に農取~間ノ岳~北岳と続く3000m級の稜線が見渡せることに10年目にしてやっと気づいた。

残り8kmのキロポストを過ぎて再び登りが始まっても、足の重さは変わらず、去年よりもスローペースで3人は登ってゆく。三人三様きついみたいで、一人だけがぐいぐい引くという感じでもなく、全員均等に死んでる。昨年のように残り5kmからアタックをするような脚は残っていないが、ゴールが近づくと少し苦しさが減じて来た。アタックをするような急こう配がないので、残り2㎞までは我慢。

先頭から下がって、全員の様子をうかがい、残り1.7kmの急坂ヘアピンを利用してペースアップ!ちょっとはレースの真似事を。100m位の差をつけて残りを全力で逃げ切る・・・といいたいところですが高度も高く、足もとっくに売り切れているのでリードした距離を保っただけで終了。結局去年よりも10分以上遅いタイムでした。ま、最初からゆっくりだったけどね。


ICKWさん、やばいほうのおおだるみはどうでしたか?




お腹を壊して大変な目にあいながらそれでも登ってくるOTO君を待って、合流してから夢の庭園に。この時間はあいにく雲が出てきてアルプスの遠望はかくれてしまいましたが奥秩父の大パノラマは堪能できました。










下界にみゆるつづら折れは先ほどまでのバトルグラウンドですね。



さて、これから下山。ディスクブレーキ+30CのタイヤでかっとんでいくKNZさんは先にいかせ、リムブレーキの二人は安全にゆっくり下山。


なにせこの後のクリスタルラインこそラスボスで、大弛峠はあくまでアペタイザ―。これ、強がりでもなんでもなく大弛の後に相対的に感じる木賊峠のきつさが本当にひどいんです。


焼山峠を越え、乙女高原へのけっこうパンチのある登坂。この時道の両脇には見事なヤマツツジが満開だった。


乙女高原から黒平までのワインディングの下りは、悪路とグレーチングに気を付けながらのダウンヒルになる。あまりにも下りが長すぎて、ICKWさんは肩のしびれ、私は眠くて居眠り運転しそうになった。


下りきって、黒平の集落に。人里なので自販機の一つや二つあればいいのだが、そんなものはないそう。梅キャンディをなめていざ、ボスキャラの木賊峠へ。木賊峠はいわゆるヤビツ一つ分。悪いことに眺望には全く恵まれず、炎天下、同じような直登の道を延々と登り続ける。


『あれ?この道、さっき登らなかったっけ?』という思いを何度も繰り返す、坂道デジャウ感たっぷりの極悪峠。けっして近づいてはいけません。

とはいえ、この峠のきつさは去年の苦い経験からわかっていたので、三人で散々悪態、呪詛の言葉を吐きながら這うようなペースで無事完登。

木賊峠、核心の「同じ坂永遠ループ状態」の区間は5km、平均8%越えの激坂です。全体だと7%かな。それでもきっついわ。


晴れていると絶景の富士山を愛でられる木賊峠ですがこの日は雲の中。どうやら徹底的に嫌われているそうです。

木賊峠の頂上で3人の疲労はマックス。もう会話が成り立たず、みな『あ"あ"~』『ぐう』『ヲウェー!』など言葉にならない独り言を発声するだけでした。

ここで私の背中の補給食は尽き、あとは下った後の0.4ヤビツ分くらいの瑞牆山荘までのヒルクライムが待っています。その前に増富温泉側に下るのですが、この下りが史上最悪級の悪路。おそらく何十年前に舗装してから、一度も保守していないのではないでしょうか。悪路で異物を踏んでパンクするリスクもさながら、急こう配でリムが熱をもってバース・・・とっと

あっ

ぱぁぁぁぁぁんんんん!

と山あいをつんざく破裂音。釣り客の驚く様子。
急こう配でブレーキ熱+異物によりICKWさんのカーボンクリンチャーがバーストパンク。ものすごい音でたまげました。
幸い破片は浅く、スピード域も歩くようなスピードだったので落車もなく、これ幸いとばかりみんな休憩していまけど、びっくりしました。


パンク修理も終わりまったり金山平を超えての最後の登り、瑞牆山荘へ。去年タッチの差で逃した手ごねハンバーグは売り切れずに我々三人を待っていてくれるでしょうか・・・?

ヘロヘロになって瑞牆山荘に到着、併設のカフェ&レストランMontagneにてハンバーグの売り切れ状況を確認したところ『3人前までなら出せます』とのこと、これを聞いて小躍りする疲労困憊の三人w。


登山者のことを考えているのか、少ししょっぱめ。これが峠をいくつも越え、体内の塩分を汗と一緒に全部流してしまった疲れた体に染み渡る。
今思い出しても本当に美味しかった・・・
こんな超絶人里離れた山の中で、豪華なハンバーグ、たまりませんね。ワイン飲みたくなりました。

お腹を満たし、すっかり元気に(この後40km残していましたが当然無補給でゴール)、瑞牆山の勇壮な奇岩群を仰ぎ見られる自然公園へ。

このあとは段差によるリムうちパンクに気を付けながら(瑞牆山~増富温泉の間には通常速度で通過すると絶対パンクする段差が数か所あるので超注意)、韮崎の先にある敷島公園を目指します。

ここから先はラジウムラインといって、いままで獲得した標高をひたすら吐き出しながら高速で下ってゆくご機嫌なダウンヒル。脚は疲れ切っていますが、それでも下りをかっ飛ばせます。途中、ラジウムラインが終わり明野に入ると炎天下のアップダウンも加わってまたしても苦しむことになりますが、基本は下り基調。


ない脚を回して4時40分に途中リタイヤしたOTO君が首を長くしてまつ敷島総合運動公園にゴール!

この後は近場の温泉でさっぱり。体重計の結果は:7時間半走ってメンバーは平均1~2kgの減量、O君に至っては3kgの減量(途中デュムランをしたためリタイヤ)
中央高速の渋滞をきらって道志道から帰ってまいりました。


データ
距離 141.95km
時間 7:32:26
獲得標高 3,550m
平均スピード 18.8km/時
平均心拍数 138bpm
平均パワー 159W
カロリー 4,809

箱根駅伝からの逃走 新春平成30年

2018年01月04日 | 超級山岳

お久しぶりに箱根駅伝からの逃げに挑戦してみました。2007年の初挑戦から通算8回目。


距離 133.0km
移動タイム 5:31:32
高度 1,715m
加重平均パワー 215W
平均パワー 183W
合計運動量 3,638kJ
カロリー 4,057
平均スピード 24.1km/時
平均心拍数 142bpm
経過タイム 9:37:16

往路の結果:
駅伝区間賞ランナー勝利 7分43秒
東洋大の往路優勝タイム 5時間28分29秒
私の自転車タイム 5時間33分36秒

この時期に走るには、ある程度冬の間も走り込んで、体重と足も仕上げておかないといけないので、出走できる年はある程度乗り込めている証左ともなる。今年は、というと年末にうっかりRapha Festive 500を走ったこともあり脚は完全に仕上がっていたので、蓄積疲労は少しあったものの平地は今までで一番楽に感じた。体重はというと、もう少し減らしてから挑戦したかったが、当日の朝の体重はいつもと変わらず。小田原で平地が終わり、道路が空を仰ぎだすといつもの喘ぎ喘ぎの重量級ヒルクライムとなりました(泣)。真冬に減量するのは難しいっす、走っても走っても体重計はピクリとも動かず。

元旦の日に横浜から湯河原の温泉に移動、本来ですとこの時点で出走は『×』なのですが、時刻表をよ~く見ると湯河原を登りの始発が0440に出発し、0619に東京駅に着きます。これなら家族旅行を楽しみつつ箱根逃げに参加できるのですね。知らなんだ。

というわけ朝3時起床、真っ暗な駅に行くと朝4時半の湯河原駅から乗り込む乗客は・・・いない・・・いや、誰かいた(笑)。自転車だ。実はこの自転車のり(O沢さん)とは、この後深い関係を持つことになるのだが、この頃は知る由もない。というか、この時間にここから乗り込んで一度わざわざ東京にいってから箱根を目指すわけですから、よっぽどですよね、二人とも。

6時19分に東海道線が東京駅丸の内北口につくと、既に今回の参加者のK沢さんとK田さんが到着していた。


もう一人の戦友、K原さんはTTバイクメカトラで途中合流になる模様。


あと、お犬様が二匹。


あれ、もう一人はさっき湯河原で見た人が柴犬になっている。

どうやらK田さんの友人O沢さんとT杉さんだそうで、富士ヒルゴールドとシルバーの猛者だそう(ゴ、ゴールドだとう!)しかも沖縄市民210フィニッシャーではないか!これは後で知ったことで、そんなことを露も知らない私は平地の飼料となったわけですw


そんな5人+で大手町の駅伝スタート地点をちょっと冷やかしてからスタート。抜錨時刻は0647。昔一度0725発でしっかり完走できているのですが、ここ数年は交通規制が早いとの噂。警戒が必要。気のせいかこの時間走り始めているサイクリストが昔より少ない。みんな先にスタートしたのだろうか。それとも自転車ブームが去ったのだろうか。

まずは先頭でペースを淡々と作りましょう、K田さんがTTバイクによるハイペースを異常に警戒しているので、時折調子を確認しながら、感覚的には巡航40km心拍140台で生かさず殺さずをターゲットに上げすぎず、緩め過ぎず、信号からのダッシュはじわじわ系で進んで行きます。ですが、湘南の海岸線にでるまでは信号が多い都内、横浜を抜けなければなりません。どんなに高速で走っても信号にじゃんじゃんつかまりますから、Av 30近くで走ってもあまりランナーに対してアドバンテージを稼げません。DHバー握って調子に乗ると集団が崩壊しかねないので、40キロ前後、心拍140前後を意識して粛々と進行します。その証拠に珍しく都内の平均は29台だったような。じわじわ作戦です。

一区 
自転車 1:00:50 Av29.7km/h Av216W Av137bpm
区間賞 1:02:16 西山和弥 東洋大
自転車勝利 1分26秒 

アンパンマンカーの出現でざわついた一区を走り終えようとした蒲田警察の所でK原さん合流。二区からは先頭交代に加わっていただきました。基本この二人で先頭を回してまいります。ニャロメ>K原>K沢>K田>紀州犬>柴犬>O塚さんという順番が基本だったかな。箱根につきそうな時点で脚に余力を残しつつAvが30に乗っかるのが理想のペース。

信号でとまるたびに、沿道でラジオやテレビを見ている若い女性のみに「今ランナーどこですか?」と話しかける。(若い女性にしか話しかけない)
そうすると大体「どこまで行くんですか~?」とか「え~箱根まで?すご~い!」とかいう黄色い反応が返ってくるので鼻の下を膨らませながら前に進むことができる。これ、おススメ。


二区
自転車 1:02:01 Av30.4km/h Av238W Av149bpm
区間賞 1:07:15 ニャイロ 山梨学院大(同タイム 森田歩希 青山学院大)
自転車勝利 5分14秒


花の二区、権太坂ではK原さんとK沢さんが前方に発射していきましたが、追わずに淡々とペースでこなす。戸塚は線路脇の側道をつたって大船駅へ、そこから「大阪」を登り国道一号に復帰。その先のファミマで第一回の休憩。例年だと大磯でも休憩していましたが、今年はこの後ノンストップで小田原まで行けました。補給は事前に手短に、と連絡しておいたので最短で再スタート。








三区
自転車 0:59:25 Av32.7km/h Av216W Av152bpm
区間賞 1:02:17 山本修二 東洋大
自転車勝利 2分52秒

海沿いに出るとやっと信号のすくない一本道にでます。やっとTTバイクの本領発揮(K田さん覚悟せよすまん)。コンディションがよかったので気持ちよくDHバー握っているだけで40キロ後半が出てしまい、集団崩壊w 数人後ろを確認しながら全体をまとめつつ牽引したいのですが、一人後ろの気配しか感じられないので、気づいたら二人逃げとかになってしまっている。下手ですね。

R134の海辺区間は以下のデータが残っていました。
4.3km Av42.6km/h Av 306W
6分の306Wですから無理のない範囲でした。

遅れた人も信号で復帰するでしょうということで先に進みます。ペースを上げたい所ですが、ここは自重します。後半はK沢さんにやさしくペースメークをお願いしました。ここで再び集団が一つになり、快調に西へ。普通に35km位で走っていても比較的信号が少ないのでハイペースで箱根に近づきます。


雲一つない青空に富士山が映え、これから登る箱根の山も良く見えてテンションがあがる。





四区
自転車 1:00:55 Av28.2km/h Av182W Av146bpm
区間賞 1:02:21 大塚倭 神奈川大
自転車勝利 1分26秒

平塚から小田原まではあえてペースをあげず、一定走行で。既にアベレージは30に到達していた。小田原手前で大手町からの経過時間(信号含まず)が2時間45分だった気がする。横浜(入江橋)からAv 30で走るとちょうど二時間で酒匂川に到着することが経験上多いので、まあまあのいいペース。小田原の国道一号沿いの甘味処でチビ太と嫁が沿道応援をしているポイントの近くのセブンで休憩。家族を探しますが、どうやら早く着きすぎたようだ。合流して輪行袋を渡して身軽になりたかったのだが(笑)

さて、平地クロノマンのお役目はここで終了。ここから先は1.2kgのリアディスクがただの重りになります。ギアもないし、後はボーナスステージ、だらだら登ることにします。

五区
自転車 1:30:25 Av14.5km/h Av199W Av157bpm
区間賞 1:11:44 青木涼真 法政大
駅伝ランナー勝利 18分41秒


湯本までの緩斜面までは快調に登れましたが、塔ノ沢手前、傾斜がきつくなるところで一気にペースダウン。やっぱり重いです。


K原さんはここで先行。ここからはK沢さんと喘ぎながら登ってまいることに。まずは大平台のヘアピンを目標に登りますが、この区間はほとんど無観客、交通量も多く精神的にきつい所。今日のFinal Low, 36-28Tをゴウンゴウン鳴らしながらゆっくり登坂。


大平台までは長く感じましたが、そこから先、宮ノ下~強羅~小涌園はいつもより早く過ぎ去っていった感じ。時折道路が渋滞していて、路肩がせまくなりペースダウンを強いられ、かえって脚が回復して助かる。ただし道路渋滞が激しく、車の列はほぼノンストップで数珠つなぎ。昨年11時半宮ノ下交差点で交通規制にひっかかったK沢さん、K田さんは渋滞の詰まり具合にいやな予感を感じていたようだ。


とにかく11時半宮ノ下交差点を通過死守!を目標に進み、11時半ほぼぴったりに宮ノ下交差点を左折!ここで小さくガッツポーズ。逃げ切りを確認し、ホッ。ただし宮ノ下~小涌園は勾配的には一番厳しいところ(精神的に厳しいのは恵明学園~芦の湯)。





「きついですねぇ~」とK沢さんと会話。歩くようなペースだが二人とも心拍170 overで、おしゃべりをしている余裕はないのだが、会話でもして苦しみを紛らわさないと脚をついてしまいそう。いや、まてアクションカメラを動画モードにきりかえないと、ということでそれを口実に休憩。ついでに月餅を大口あけて食らう。実はこの後、K沢さんハンガーノックになってしまったようで、私がこのとき気を効かせて半分コできればよかったのだが、本人の前で丸のみ(笑)大変おいしゅうございました。

再スタートしたときはK田さんも先にいってしまい、もういいやとなってまったりペースで刻む。もう追走する脚はないでござる。この後は大観衆の小涌園を抜け、忍従の恵明学園~芦の湯区間。傾斜は緩くなるものの景色単調で精神的にきつい区間。K沢さんはいよいよ無言に。おいらもかなりいっぱいいっぱい、最後の坂をダンシングで駆け抜ける脚はもうないな。まだ駅伝ランナーは後方にいるらしく、下から選手の位置を知らせながら近づいてくるヘリのローター音と共に登ることは今年はなさそう、どうやら交通規制はもっと後になりそうだ。そろそろ追いつくはずのK田さんの青いジャージも見えない。そうこうしているうちに芦の湯のガソリンスタンドが見えた!!!これで実質登りは終了!無事、国道最高地点にたどり着くことができました。

5~6年前のブームの頃と比較すると落ち着いた感がありますが、それでも100人前後のサイクリストが最高地点にはいました。このくらい落ち着いているほうがいいね~。
大手町からご一緒の犬様たちはさっさと湯河原方面に下ってしまった模様。他の知り合いとしては大半が小田原で引き返したDreamer朝練の生き残り、S木さんが頂上にいらっしゃいました。

この後、寒風にさらされて待つこと30分(?)先頭のランナーが上がってまいりました。先頭は東洋大、10秒後方に青学。すでにメインディッシュをおえ、燃え尽きていたため写真はなし(なんと)。

東京からご一緒のISOYAご一行とはここでお別れ、彼らは自走帰宅ですので今日は200km近くになりますね。わたしは芦ノ湖ゴール地点を冷かしてから大観山を登り、その後湯河原の温泉宿に戻ります。寒そうですが、下った後に温泉入れるって最高じゃないですか。ランナーが全員過ぎ去ってから芦ノ湖に向かって下りはじめると、車と歩行者と自転車で道路は大渋滞。5分で到着するはずの芦ノ湖まで20分近くかかりました。このおかげで大手町からのタイムは優勝校に負けることに。

大混雑の芦の湖ゴール地点をしり目に左折して大観山への道を登り始めると、一転静かな山登りになります(途中まで反対車線は大渋滞でしたけど)。途中で何度も今日の先導仕事を終えた白バイ隊の隊列に抜かれました。


一瞬つつまれたりして、駅伝の先頭を走るランナーの気分を味わえた。もうボーナスステージですので、本当にゆっくり登っているとだんだん富士山が見えてきます。


今日は最高の空模様、完璧すぎる富士山を拝みながらの初クライム。


気温はこの時点で数℃。風も強いのでウインドブレーカー的なものを3枚もレイヤーして下ります。




強風でディスクが煽られると怖いので、惰性でゆっくりと。頂上で家族に電話するとこれから小田原駅を出て湯河原に向かうとのこと、下山には40分くらいかかるでしょうから、丁度よいタイミングです。ゆっくり安全に1000mダウンヒルをして、オレンジラインを伝って今日の宿へ。車をピックアップして湯河原駅へ。そこで終わりとなりました。

合流後、肉食べて、ビールあけて、


チビ太と温泉に入って・・・




その後2時間たってスキ焼大盛りの夕食。大人4人分ですが大半の肉は私が平らげました。




よい走り初めになりました。家族にとって私がいなかったのは約半日ですからね(笑)

2011百鬼夜行始め

2011年01月06日 | 超級山岳

今日が今年の夜練始めでした。今年もひろちん様お世話になります!
寒いのでローラーも考えましたが、インターバルやるならやはり牛久保に限りますね~

2011 港北夜練 3周目

この動画はローラー時のBGMにしよう♪そうしよう♪

今日はこんな感じ(mixiより)

ひろちん(←夜練リーダー)
1月5日(水)

まさ、ぬま、ニャロメ、TUGU、KAO、Yukitarou、ひろちん

以上7名

新年あけおめ練
今年もだらっとはじめました。
これから徐々にパリッとしていきましょう。
1月は上げすぎると故障を招くので、地足つくりをして、2月頃からインターバルをはじめますか。
一昨日からバーベル筋トレ再開しました。
さあ、熊谷でプロに上がるぞ~!

ニャロメ
ひろちんは、いつも「だらっと」と言っている。年中だ!全然だらっとじゃない!ダマサレルナ!
さとうさん、二週間ぶりとか言って、プール坂を見事にまくった!ダマサレタ!
リンゴ酢が気管に入って、シマノC24が柔らかい、というありえない所でぶふぅと噴き出してしまいました。大変失礼しました。m(_ _)m
熊谷完走熊谷完走

アーネスト・サトウ
久々の港北練は疲れました・・・冷や汗
 何度もクリートキャッチに失敗するほど実走していなかった・・たらーっ(汗)
 でも実はその遅れた私を所々で待って牽いてくれていたぬまさんの心遣いに感謝わーい(嬉しい顔)
 今年はのんびりマイペースで行きまーす!!

3周目のデータ

Total Elapsed Time 00:14:50
Distance 5.92km
Average Speed 30.61km/h
Average Heart Rate 160bpm
Average Power 200W
Normalized Power 355W
Intensity Factor 1.048
Max Speed 53.2km/h
Maximum Power 916W

2010 Dreamer 走り納め 朝比奈峠

2010年12月31日 | 超級山岳
2010 Dreamer 走り納め 朝比奈峠


2週間で2回しか自転車に乗らなかった、こんなオフシーズンはいまだかつてあっただろうか・・・・

このままでは引退してしまう、と危機感をもっていたところ、カメダサイクルの走り納めに行きませんか~とありがたいお誘いをいただきました。


3万円で自転車をゲットしたR氏がご機嫌で登場です。返り討ちにすべく来年のチームメイトのミューラー氏、MASA氏も登場。

リハビリポタリングとか銘打っていますが、この面子でそれはないですね。平地なのに心拍180台が3回、1,100Wマックスでした。ブランク空けには本当につらい、今日は高強度練というよりはメンタルトレーニングでした。

追い込むと前乗りになってすぐ前腿がはってしまうのは、非常に問題です。後ろ腿がはるように、改善しないと。シーズン前に。


朝比奈峠は頂きました。ごっちゃんでした。


新年2日の祭りに参加の皆様、よろしくお願いします♪

今日の一言:踏みまくってもがいているミューラー氏の背中を見ていると、絶対負けられねー!とやる気がわいてくる。とともに心も折れるw



社交界練(JCRC肝臓練+T芝乳酸練)

2010年12月05日 | 超級山岳


土曜日は@SokkoTaiiさん主催のJCRC OFF会 in 中華街、
日曜日は竹芝のサトウさん(黒)とヤビツ連→ヌマプロ+Kossyさんと246アタッコ練でした。

土曜日は、朝9時から自宅に畳屋が入ったので、それをチャンスをばかり家の大掃除。スタートが朝7時なのではかどるはかどる、家中の窓を拭いて、自分の部屋の本棚を事業仕分け、ベッドリネンを一気に洗濯(洗濯機は3回回して)、年末の大掃除を3週間前倒しで終わらせました。家庭内ポイントを荒稼ぎ、日曜日一日中外出許可証をいただいたのであります。
<o( ̄^ ̄)o> エッヘン

その前に、JCRC的忘年会的ななにか


@SokkoTaiiさん@kazui_jpさん幹事ありがとうございます。
2010年はTwitterを中心に爆発的に交流の輪が広がりましたが、それを象徴する飲み会でした。
それにしても今回もちょっとアタックしすぎで、お店の人に怒られて、ブラックリストにのってしまったようですwww
うっきょー!ひゃっほー!

ビンゴ大会は最高にいいアイデアでした。あたった景品がつんさんのものだったのには、どす黒いえにしを感じましたがwww来年はこのカメラマウントを駆使して、第一集団の実況を致します。


生粋の浜っ子としては、中華街宴会がナイス!です。20分で帰宅。さくっと就寝、翌日に備えます。

++++++++++++

先週一部コミュニティを震撼させた衝撃の記事
@yama_kei・アレンさんの記事
強くなるため、次のレベルにあがるためには、今よりももっと高付加の刺激を、定量、そして、段階的に加え続ける必要がある。そのためには
<抜粋>
Increase your overall training stress by 15-20%. This is something that many masters and category racers overlook. So many of us are time constrained that it’s impossible to get in a ride longer than 2 hours each day and even on the weekend. If you want to go to the next level though, you are going to have to figure out how to squeeze it in….. and doing (2) separate rides in one day is not going to do it. You have to get in (2) big rides each month and preferably (3) big rides. Rides that are at least 5-6 hours long that force you to dig deep near the end, so that when you reach home, you are tired and your muscles are quivering(not cramping though) from the fatigue. This is the #1 thing you can do and you cannot skip this step if you want to go to the next level, no matter if you are a pro or a recreational cyclist, you have to increase the miles, hours, and overall volume of training stress in order to challenge your cardiovascular and muscular system enough to create positive adaptations for the future. Those longer rides enhance your endurance and there is no substitute for them. I have listened to countless stories of riders talking about how they just can’t improve any more no matter how many intervals they do or how many group rides they ride in, yet they never do rides that are 5 hours or longer.
<yama_keiさんの翻訳(イタリックを追加)>
1- トレーニング量を15-20%増やそう。多くのレーサーがこれを難しく感じているようだ。みな時間が足りなくて、毎日2時間以上乗るのは難しいと考えている。もしあなたが「次のレベル」にいくことを望むのであれば、遅かれ早かれこの問題を解決する必要は出てくる。一日に複数のライドを行うのは解決にならない。月に2回、できれば3回のロングライドを行うことを推奨する。少なくとも5-6時間以上、ライドの最後に強度を上げられるのが理想で、家に辿り着く頃には筋肉が悲鳴をあげているような状態が望ましい。なんといってもこれが一番の練習で、あなたがプロであろうとアマチュアであろうと、マイレージ/トレーニング時間を稼ぐことでトータルのトレーニングボリュームとストレスを増やし、心肺能力と筋肉にこういった負荷を慣れさせる練習なくして次のレベルに到達することは出来ない。エンデュランス能力を向上する意味で、これらのロングライドに代わる練習は存在しない。多くのレーサーがいくらインターバルやグループライドをやっても強くなれないという泣き言を言うが、彼らは5時間以上のライドを行うことがないのだ。

筋肉がピクピクするような練習がしたいぞな~ということで、twitterでつぶやく。
りゃうさんとアーネスト・サトウさんが釣れた。イッシッシ。
2時間遅れでヌマプロさんもヤビツにくるらしい。ゾクゾク。
竹芝ヤビツ族は、ヤビツを登った後、必ず246で魂の削り愛をするので、大和トンネルにたどり着く頃には廃人になっているはず・・・(実際は青葉台まで引きずられましたが何か?)

6時に新横浜。10分遅れて到着。りゃうさんすいません。
りゃう「マグナムにやられた。DNS」
りゃうさんマグナムワインの飲みすぎで新横浜でリタイア。

長津田でサトウさんと合流。往路は260W-290Wくらいで先頭を担当します。サトウさんは肋骨リハビリ中なのです。
最近の定番である東海大学病院前のマックで朝マック。ホットケーキセットはうまいねー!

サトウさんは調子悪いらしいので、一定走で引いてください、というリクエスト。といってベスト34分とかいう宇宙人なので、肋骨リハビリ中とはいえ、絶対刺される、とびくびくしながら登坂開始。

前半:
お、調子いい!でも、心拍が冬なのに170、180とか上がりすぎてる。行ってしまえ、と前半はペースはやめ
コンビニ3:50
蓑毛のバス停12:30
いつもより20秒速い。このままいけば36分台いっちゃうかも!ひひー!
中盤:
だんだん厳しくなってきた!でも頑張る象!
サトウさんが見えなくなったり、見えてきたり。
菜の花台27:30
いつものペースに落ち込んだorz
だめだ、全然上げ上げでフィニッシュできない。とりあえずだらだらでもいいから全力で頑張る象!

ゴール!
次の瞬間鬼の形相でサトウさんが刺してきました。おっかね~!蓑毛以降で視界から消えたのに~~


ヤビツ一本目
名古木~ヤビツ峠
00:38:10
Average Heart Rate 178
Average Power, Watts 305
やっぱり自己ベストのワットがでていない。自己ベストは311W
だがその時から体重が5kg近く減っている。

コンビニから降りて、ヘッドのガタを修正して、二本目。
下りの途中でみさっちさんとヌマプロ、kossyさんを見た。
ここでサトウ隊長から命令
「みさっちさんに伝言!いっしょに帰ろう。と伝えよ!」
は!わかりました!伝令として二本目登ります。

ヤビツ二本目
コンビニ~ヤビツ峠
00:38:20(42分ペース)
Average Power, Watts 264
二本目はまったりシッティングで。
頂上で伝言をみさっちさんに伝え、下山する。
コンビニまで降りてきた。あれ?サトウさんいないよ!?
まっているはずのサトウさんはいなかった・・・わ、わたしので、で、伝令は・・・うきょーwww!やられたー!


この後はみなさん+多摩川ポタリングのみなさんと長いトレインを組んで伊勢原のラーメン屋へ。


ヌマプロより写真勝手に転載
今日はたくさんのサイクリストとはじめましてでしたwww


ラーメン研究所
ニンニクと脂は友達なのだ♪

そしてこの後は246練です。二車線になる相模大橋までまったり走って相模大橋前後で着火!
平地は45km, 坂は30kmを切らないように頑張ります。なんじゃーこの強度は。@numashibaさんが中切れに巻き込まれた?のでkossyさんと二人で回します。二人だと休めません。こんな強度ではもつわけないのですが、kossyさんがやめるまで我慢しますwww kossyさんやめません、というか、ちょっとした登りでは必ずアタッコしてきます。基本平地はニャロメ、そして私が坂でペースを落とすとkossyさん、と息もつかせぬ、というか息が続きません。というかkossyさん限界のはずなのにまだアタックするか!メンタル強い!


246練
相模大橋→大和トンネル

00:14:31
Distance, km 9.49
Average Speed, kph 38.27
Average Heart Rate 176
Average Power, Watts 281
Normalized Power 313

前回の@masrao、@okumorian練と比較して成長の兆しが♪
こういうのがわかるのがPTのいいところだ。
大和トンネルを抜けてkossyさんと二人で廃人になりました。

この後長津田~青葉台はヌマプロに格の違いをいやというほど見せつけられました。

帰りの攣り見川サイクリングロードではママチャリに戦いを挑まれ、惨敗。付き切れしました。


全体のデータ。
これでアレン先生も満足していただけるでしょうか。
これを月4ですと!?う~ん。
Ride Time (Time Moving) 05:44:22
Normalized Power 242
Work, KJ 3636
Training Stress Score 496.3
Intensity Factor 0.713

またもおきなわ140のIFを越えた件。TSSが500近いので、明日は休もう。

劇物注意:2010富士ライン祭り~地獄めぐり

2010年08月15日 | 超級山岳
苦しい記憶は風化し、楽しい思い出のみ純化される。
そうやって坂の思い出は美化され、苦しい坂に自転車のりは懲りずに何度も挑戦していくのだ・・・
自転車はそういうもの。

本来は。

今回も楽しい思い出だけ純化されていくのだろうか?
少なくとも、立案者としてこの企画だけは二度とすまい、と思った。
自走で巡る富士ライン祭り。おそらく一度かぎりの夏の打ち上げ花火だったのではないだろうか。


あざみを前菜にもってくる。スバルは体感平地で下りながら登るはずだった。

コース図


これは昨年のライン祭りのコース図。車で回った場合の獲得標高:3440 m

実際の鬼門は、山麓からスカイライン手前の水が塚駐車場までと、富士周遊71号線のアップダウンである。スカイラインは、スカイラインだけ登ると900 m程の標高差しかないが、麓からでは1800m程登ることになる。これは酷かったwww


Total Elapsed Time 13:07:56
スバルライン登坂時にデータが満載になってしまったため、データは50km分抜け落ちていますwww (たまごっちは15時間以上データを記録できない)。よってデータはもっとひどくなっている可能性があります。
Work, kJ 5352
Average Power, Watts 164
Max Speed (kph): 90.97
Normalized Power 207

参加者は
林道太郎さん
おかちゃん
△tezzさん
友情ドタ参
コウジさん

もしこのイベントが将来お蔵入りになってしまった場合、貴重な経験をしたことになりますねwww
4年に一回だったらやってもいいかな。


ベースキャンプ:オアシス御殿場
温泉にはいり、館内着にきがえて腕章で会計ができる居酒屋併設。ダメ人間速醸
温泉。2000円で朝の2時までやりたい放題できるので、同方面のベースキャンプに最適化。
館内着姿で会社の事業部長と遭遇
アーッ!


夜明け5時なので余裕をもって3時10分に須走を出発。
まずは鳥の看板を目指す。この日富士山全ラインマイカー規制がかかっていたので、走っているのはタクシーと観光バスのみ。

暗闇応援隊がいないのでさみしかった。


まっくら闇なので、先は見えない。しかし、ペダルにかかる斜度がだんだんきつくなって、どうもたまらんという頃になって右手に鳥の看板が見えてきた。


馬返しより:この季節ならではの風物詩。富士山登山道を照らす登山者の光の渋滞。

基本的にツーリングなので馬返しまではテンポで登った。
馬返し通過は35分。レース時より7分遅い。vivaテンポ
この後、毒キノコゾーン、20%区間でコウジさんがするすると前へ。すかさずチェック、そこから頂上まではちょっとストイックに。といっても全区間の平均は250Wたらず(レース時は280W)

暗闇から時折現れるタクシーはヘッドライトの明かりで予測しやすく、それ以外は高速蛇行、逆走、奇声、やりたい放題。22%の鬼坂も高速蛇行で乗り切った!やはり闇あざみは圧倒的に楽!(に感じる)

タイムは1時間16分。登頂後は降りてみんなを冷やかしに行った。


希少写真:限界まで追い込むウッチー氏。


富士五合目のノリピーショップで、マンモスオイピーしいたけ茶で乾杯。


ずっと曇りだったが、奇跡的に雲がきれ、ご来光がさす。


西方浄土。極楽祈願。富士地獄巡安全祈願。脚祈願。


写真提供:被害者K氏

時まだ朝の5時。朝練だん。
この頃は一本目とあってみんなまだ元気でした。

さて、下山。案の定ブレーキングにつぐブレーキングでリムが触れないくらいに熱くなるので馬返しでリム冷まし休憩。
そして、恒例の肝試しあざみダウンヒル最高速計測会。ここではアホみたいな速度がでる。今までの記録は、昨年計時した90.0 km/h
鳥の看板のところで、900Wでもがいて、スピードに乗せる。この後は、トップチューブにへばり付いて、小石とかでこけないように祈念しながらひたすら風の壁と闘う。

Max Speed (kph): 90.97

うーん。またも100km/hならず!
53-11Tとディープがあれば100km/h越えられるだろうか・・・

さあ、次は富士スカイラインだ。いままでと違って御殿場市街から登ることになるので、下からの獲得は1800m。ちょ、超級。


特に中間地点の水が塚駐車場までが、絶望的。
なにもない林の中を7%くらいの直線が走っていく。九十九折りはない。


おそるべし、スカイライン。
登り途中で「五合目まで残り24km」の看板を見た時、軽く眩暈が。
太郎坊のトンネルまでくると勾配はやや楽になります。


以前の美化されたスカイラインの記憶によれば、ほんのちょっと絶景ヒルクライムを楽しむだけで、頂上につくはず。
・・・実際のところは900m近く登りましたとさ。


五合目の気温はひゃっこい18度。この後レストハウスでずるずるした天ぷらそばのおいしかったこと。


写真提供:加害者K氏
さて、後はスバルラインを残すのみ。


天気は時々雲海の切れ目から青空が見える程度で、基本は曇り。
この頃は「もう後はスバルラインでおわり」的に、残り行程を甘く見積もっていました。
しかし、冷静になって考えると全行程200kmの内、まだ140kmくらい残っています。

「全行程200㌔っていいますけど、100キロは下りですから」
とかこの頃はあまっちょろいことを言っていました。

この後のスバルライン入口までで燃えカス寸前になるまで疲弊してしまうとは、この頃は夢想だにしていませんでした。

まずは、富士宮口までの長い長い27キロにおよぶダウンヒル!!肩はこるわ、睡眠不足で時速50キロで居眠りしそうになるは、大変でした。下れば下るほど気温は生温かくなるのが非常に残念でした。

そしてこの後に鬼門が。16キロ、600メートル間断なく続くアップダウンの県道71号線が待っていました。


コウジさん早すぎる!後続が・・・!

友情出演のコウジさん、調子が良さそうです。
「体力に自信がないから、輪行袋持っていくよ~」
と言っていたわりには、先頭交代でアップダウン区間を牽いてくれます。頼もしい!!!


サティアンの丘(コラ!)

ここ県道71号線は北海道のような牧歌的な道が気持ちよいです。
旧上九一色村のワインディングロード、景色はいいですがこの区間でみんな脚をどんどん削られていき、みんな一様に無言に。コンビニもないので自販機を見つけては炉端に座り込みます。

200w -220wでトボトボ進んでいきます。

本当につらかった富士宮~河口湖 42キロ。これさえなければ自走で富士ライン祭りは楽勝なのですが・・・

☆のさんと鳴沢道の駅で合流。すっかり塩分が体内から流れ出てしまった5人。テーブルに座ってのがっつり補給を希望します。


というわけで、まさに理想的な塩分+炭水化物補給。
メンズ富士山
富士山うどん2玉
もっと食べておくべきでした。

さて、脚が完全に閉店した状態で残り27キロ、1450メートル。昔の記憶が正しければあざみ>スカイと来た後の最後のスバルは、体感下り坂のはずでしたが・・・そんなことはありませんでした。

脚は残っていないわ、氷雨はふっているわ、途中でデータを拾わなくなるわ、しまいにはコウジさんが調子よくなってきて、「このSAPIMのスポーク、かかりがいいんですよ。ペダルに足を乗せているだけで、ホラ、勝手に進んで行っちゃう!」とか言って先行していなくなってしまうわ・・・

とにかく耐えに耐えて五合目を目指すのみ。これは6人全員の同じ気持ちだったと思います。途中で霧も濃くなり、ドリンクも切れたとの言い訳で4合目駐車場で中休止。その後平坦くかんでかみつんをイメージし40キロで巡航したところ、5秒で髪の毛の先端まで乳酸がたまりましたwww

結局1時間40分くらいでゴール。


完全誤訳www

4合目で見つけた面白い英語wwwwwww
おそらくは、
汲み取り=Taking into consideration
Making allowance=匙加減する

Excite 翻訳
汲み取り便所=Lavatory of taking into consideration


いやはや、本当に疲れました。


写真提供:目撃者K氏

外国からのお客様に占拠された五合目を後にし、後はゴール地点への帰還を残すのみ。しかし河口湖~忍野、そして山中湖~篭坂峠で240mほど登らなくてはいけません。これには全員涙目でした。しかし、この最後のひと踏ん張りで獲得標高が5000mを超えました。ホッ。


キリマンw

かくして、獲得標高は5000mを越え、ツール・ド・富士山あらためツール・ド・キリマンジャロは終わった。林道氏は、獲得標高がヒマラヤ並みにならなかったことを後悔しているという。一日でこのコースを二周すれば獲得は8800メートルを超えるであろう。申込は林道ツーリストまで(キャンセルはできません)

大いに弛んできました

2010年07月19日 | 超級山岳

今日のポディウム
大弛峠からさらに100m登った夢の庭園にて
標高2450 m

2006年から毎年登り始めた大弛峠、甲府盆地が湯釜のように沸騰した3連休の〆の日に行って参りました。
今回の参加メンバーは
@key3 さん
@maru-cc さん
@r1on さん
@kns001 さん

そして
T曲さん
ほんまぁさn
お千代さん
でした。前日ガレガレの裏大弛を登った二人のマウンテンバイカーは、頂上の小バエ集団にやられてしまったのか今日の表大弛はDNSでした。yama-keiさんも、カズノさんも、富士ライン祭りではよろしくお願いいたします。い、いや、強制ではありません。

気温が35度を越えるといふことは、路面温度は40度以上ですね。コンディションはあまりよくありませんが、いつも写真をとってツーリング気分でのぼるこの峠を、今回はTTしてみました。というわけで、そんなに写真はありません。
計算すると260W平均で2時間切れます。というか、FTP80%で2時間ですか。無理です無理無理。

お千代さんを10分先に泳がせて、男どもは一斉にスタート。ですが私のPTが作動しません。スタートが3分遅れました。3分の差をじっくりゆっくり牧丘の長ロング蓑毛で詰めていきます。林道までは直射日光の釜茹で地獄。チヨレックさまが途中ボイルされていましたwww

林道に入ると、せっかく捕らえかけていた集団がペースアップします。木陰が増えて案の定涼しくなりますが、TTなので脚が抜けないのが悲しいところ。240~260Wキープは拷問です。これを2時間ですか・・・先のことは考えない考えない。


30分間の単独走行の末、やっと前方に自転車の姿がチラチラと見えてきました。暑さでヘロヘロのT曲氏をとらえます。


一緒に走る人が現れると、一気に元気になります。

途中の給水ポイントまで、53分。なかなかいいペースで登ってきました。ここでストップウォッチを止め、湧き水を給水。


直射日光区間で山茹でになっていたチヨレック嬢も見事復活!というかアソスのアンダーがせくすぃぃぃ!
*このダンシング画像は合成です。


途中休憩のラバネロコンビが乙女湖まで引いてくれます。一踏みで集団が破壊されました。おいらも力を逃がして休むダンシングをマスターしなくては。今回もダンシング多めに挑戦してみたが、さすがに2時間近くはむりだ。

この後再び給水することになるラバネロコンビ、rionさん、knsさんを尻目に、ニャロメ、T曲、ほんまぁは一気に頂上へ。ここでプチアタック。乙女湖の直登りでペースをあげる。後ろに二人。ここから平坦が始まる区間までは、心拍175くらいで押してみる。しばらくすると後ろが見えなくなった。ダンシングを多めに、平坦までがんばる。
体感平坦区間は、アウターにいれて巡航。だがすでに乳酸のたまった脚で、平坦200W後半は難しい。重いギアは踏めない。4kmのフォルスフラット区間がおわり、残り8kmの看板を過ぎると、また道は空に向かって伸び始める。
きつい。二時間切りは難しそうだ。徐々に、確実に出せる出力が落ちていく。そして先発挺身隊から聞いていた小アアブの集団がまとわりつき始めた。okachanによると
5-10km/hだとアブのグルペットに囲まれる。
12km/h以上だとアブの集団を千切れる。
虫除けスプレーを顔面にシューシューしながら、時折気合でアブ集団をふるいにかけるが、なかなか逃げを許してくれない。アブ集団の分断をはかりつつも、残り3km

もうここまでくると出力をあげるスタミナは残っていない。いつでも自転車をおりてもいいくらい。しかし、2時間近い努力をここで無にはできない。何も考えず、ぎりぎりの所を踏んでいく。時折意識が遠くなる。サドルに乗りながら朦朧としてきた。出力は22oWとか。もうドリンクを飲むのも億劫になってくる。早く終わって欲しい。
2000 m級の絶景に囲まれて登っていくが、景色を楽しむ余裕はない。ま、写真は去年まででたくさんとっているし!
結局2時間10分で登頂。平均は238W。2時間はつらい。炎天下でヤビツTTを3本をやるのに同じ。
後3kg 削れば切れるかな。でも炎天下2時間山岳TTはしばらくやりたくないな。

ゴール後、しばし屍になった後、2km下って写真タイムです。








*本人はアウタートップといっていますが、このチェーンラインはインナーローですwww


*このダンシング画像は合成です。


ハエ、アブの大群をはらいながらみんなで記念撮影
後2週間もすれば虫はいなくなりますよ。
夜車で行って、朝登ったら気持ちいいだろうな。


平坦区間、追い込んだつもりでしたが、追い込みきれていませんでした。ここだけケイデンスが100を越えているのは、ワットを出そうにも重いギアが踏めなかったらです。(泣)

******
この後の下りでは、焼山峠でkey3アタックに脚を使わされ、塩平のダウンヒル区間では、あまりのダウンヒル区間の長さにはじめて下りで踏み疲れを体験しました。

神奈川グランフォンド参加 黄金のタレ+華麗なる復活

2010年06月12日 | 超級山岳

熊巣食う
林道つないで
200km

神奈川県最深部の林道を走るイベントに参加してまいりました。
熊鈴がダンシングするたびにカラン♪コロン♪チリン♪
やかましかった・・・
教訓:レースで熊鈴はやめておいた方がいい。背後から忍び寄って差せない!

このイベントはSSRの変態な皆様の恒例のイベント。ここ2年、参加表明をするたびに雨にたたられていたので、前日まで傍観。前日夜天気を確認してドタ参表明しました。

詳細はこちら
発起人のmasaさんのブログは自転車に乗り始めた2006年冬からかれこれ4年読んでいる。


そしてとうとうカバーを飾ってしまった。
こんな日が来るとは・・・ナンチッテ

◆データ解析

Ride Time (Time Moving) 09:21:51
Distance, km 205.27
Work, kJ 5695
Average Speed, kph 21.16
Average Power, Watts 164
Training Stress Score 654.0
Intensity Factor 0.654
ドクターストップだなwww


ルートはこんな感じ
獲得標高は4000mオーバー

◆道中点描
道中の写真、一部なにあそのみなさんのアルバムから借用させて頂きました。よろしかったでしょーかー?
集合は朝6時半伊勢原駅。自宅を4時には出発しなければならない。
当日朝、起床。
5時半・・・
リタイヤしたら一年後になってしまう。横浜駅へ猛然とダッシュ。平塚駅発7時10分。ここから浅間山林道入口まで個人TT。疲れたよ~

浅間山林道入口で無事みなさんと合流。


浅間山林道~蓑毛
総勢25人が林道を登っていく姿は異常だ!
蓑毛から菜の花台まではちょっと頑張ってみた。
発見:蓑毛をバイパスしてから登り始めたので、蓑毛→菜の花台手前まではアウターで走れた。アウターだと28km とか簡単に出ます。いつかアウターを使えるようになりたい!今度緩斜面限定で実験しよう。


蓑毛~ヤビツ峠
期待通りyuzitoさんはLeMondで来てくれました。これでそろい踏み。


ヤビツ峠~菩提峠~桜沢林道~三廻部
表丹沢林道は土砂崩れで崩壊しているので、桜沢林道へ迂回。この道もまたよかったなー!


三廻部~中山峠
ここでmasaさんが集団の縮小をはかりペースアップ。700Wとかでていたぞ・・・20人の集団はバッランバッラン。この頃はまだ体力があったので先頭集団に滑り込みますが、ちょっとオーバーペース気味。まいっか。


寄~秦野峠
先頭集団が形成されました。談笑しながら登って行きます。急勾配で離され、緩斜面で追いつくの繰り返し。


常にヘルメット傾いているwww
どの写真をみても。


日影山への登り返し。落石をさけながらオットトト


秦野峠~丹沢湖~駿河小山
平坦に入りました。デブクライマーの職場です。駿河小山まで先頭でお仕事。
休もうと思いましたが、下り基調にテンションがあがってしまい、がっつり疲弊しました。この足柄峠でそのツケをはらうことになります。でも気持ちよかったな~


足柄峠
キツイ・・・
ここは地獄の三丁目
売り切れました。
気温は28度。知らない峠。ゴルフ場脇は直登りの急勾配。
もう200W前半しか出ません。体重80kgの人が200Wでヤビツを登ると、1時間台が出ます・・・そのくらいのヘロヘロ度です。


紹介します。ヘロヘロになって景色も楽しめない笑顔で私をズバッとぬいていったのは富士HC女子●×部優勝のKeiさんです。笑顔で差されたよ・・・ピ~ッ


足柄峠~黒白明神林道
地蔵堂に降りてきても、疲労は抜けません。乳酸がたまっている感じ。
この写真では先頭集団で走っていますが、このあとあっさりと先頭4人から離され、熊鈴をチリンコロンと鳴らしながらKeiさんと二人で金時トンネルを目指します。

この後、仙石原にくだり、エヴァローソンでMOX納豆巻き燃料と梅干を投入。どうやらナトリウム不足だったのかな?ちょっと元気になります。いや、ホント、元気になりました。ふっかーつ!!


仙石原~元箱根
湖尻から元箱根までは、湖畔の自転車道を開拓。秘密の道でした。かなりデンジャラスでしたが、今日一番熊鈴が役にたった。(←ハイカー多し)
写真に小さく二人(aki君と大masa君)が見えます。


元箱根~大観山
最後の登りでテンションがあがったのか、出力も回復、緩斜面はアウターに入れてウッホウッホ。調子戻った♪。山頂二位でゴールの筈が、残り50mでnoriさんにさされました。キ~ィ!!!


大観山~早川
下りもしっかり踏んで乳酸を散らします。
途中、真鶴旧道のローソンで休憩していたところ、yuzitoさんも再合流。4人列車で茅ヶ崎を目指します。「今日はオプションなしでお願いね。頼むよ~」とyuzitoさんがmasaさんに言っていたのを確かに私を聞いたと記憶しております。確かに。

言うは易し登らざるは難し
ただでおわるわけね~

次の瞬間、蜜柑畑の方角に向け
左折 手信号が出ました!
了解だす!


早川「五分で絶景ポイント」
悪いおじさんに、変な所に連れて行かれたwww
なんか25%くらいの坂なんですけど。もう知らないや~(壊)


変な坂だった


よい景色だった^^

下りの方が、心拍あがった^^


早川~茅ヶ崎
帰りはずっと追い風。国府津あたりから、先頭でお仕事。250Wを超えないように、登りも平坦も同じ負荷で、たんたんと。

そして、茅ヶ崎に日没前に帰ってきた。
朝6時半から夕方6時半まで、長い一日だった。


YuzitoさんのBuenos Airesと
LeMond乗りそろい踏み


初参加にも関わらずやさしくイジメテいただきありがとうございました。
また面白い企画がありましたら惨禍致します。その時はよろしくお願い致します。

富士あざみライン:重量級ヒルクライマーの孤独②<写真追加>

2010年06月06日 | 超級山岳
二年ぶりの出場です。やっぱりええわ~
エントリーがすぐに締め切られない(弩Mイベントのため)
日帰りが可能(横浜朝5時出発で余裕)
レース終わって、すぐに帰ったら昼の2時に自宅でビールが飲めました
・・・以下の理由により、来年も富士ヒルクライムはあざみ一択で!(←ほんとかね)



◆◆◆レースレポ◆◆◆
2週間前の試走で、一度夢も希望も打ち砕かれていた。
しかし、ここで現実考えられる最悪のパターンを経験していたのがよかった。

これは2週間前のデータ
Total Elapsed Time 01:10:30
Average Power, Watts 259
Average Heart Rate 170
前回の反省点
①鳥の看板まで300Wで行くと、猛烈に垂れる(馬返しまでの緩斜面で、ペースがあげられなくなる)
②激坂区間を抜けた後、乳酸がたまってしまって出力200前半がやっとという区間ができる。

・・・というわけで、今日のテーマ。
目標は試走時-5分の1時間5分。
①鳥の看板までは、マイペースで。馬返しまでの緩斜面で、ペースをあげる。
②ダンシング+シッティング+蛇行でメリハリをつけ、乳酸をちらす。
③一定出力は念頭から捨てる *1

いつもは一人で寂しいあざみライン。集合場所からレーサーの本気度が充填されています。ファンライド的な雰囲気はなく、非常にスパルタン。なんか非常に場違いなところに来てしまった感があります。集合場所でもER BRレーサーに囲まれます。そんななかでもじわりじわりと友達の輪がひろがりつつあり、夜練仲間やSNS仲間とスタート前談笑して過ごすことができました。これもレース経験値アップにつながりますね。
厚木スキップの方に挨拶したら、どなたかが「ニャロメさ~ん」と声をかけてくれました。「ん?ん!?おれスキップに知り合い、いない!」
・・・どなただったのでしょうか。気になります(^u^)イヒイヒ


スタート前は同じくピンで出場のSNSスドバンさんと談笑。お互いに一人の寂しさをまぎらわ増します。

スタート。一気に前に出る集団についていきますが、あっという間に自分内上限ワットを越えたので、一瞬躊躇してから勇気ある撤退。290Wくらいを目途に。
スタート前に、山の神ますらおさん(今日BR優勝)が、「マスドではパワーメータつけないほうがいいよ!自分にリミットかかるから!」とアドバイスを頂きましたが、今の自分には追い込み役より諌止役が必要と判断しました。
とはいえ後でデータを見ると鳥の看板まではしっかり300Wでていましたね。


途中で、上から竹芝ジャージのアッキーオさんがトボトボ歩いてきます。
ニャロメ「あら~どうしちゃったんですか~?」
あ「ともさんがパンクしたのでホイール渡しました~(聞き取れず)」
BRはチーム戦。こんなこともあるのですね。美しい犠牲愛を初めて見ました。
ことの顛末はここに書いてありました。11-23Tで登れなくて残念でしたね・・・ウッウッ・・・

鳥の看板から予定通りプチペースアップ。先行していた同クラスの選手も、一部ハイペースがたたってパラパラと落ちてきた。でも抜く、という感じではなく、追いついて一緒に登るという感じ。

馬返し手前で、
「きついですね~」と言っているライダーがいたので、
「何言っているんですか、今が一番楽なところですよ。」
とアドバイスしましたwww


↑もっと追い込め
馬返し通過が27分。前回より-3分。
前回の同区間の切り取りと比較すると、45秒の短縮。Powerは10W, Speed も1km/hアップ。

毒キノコの看板の先、一緒に走っていて、かなり上半身のフォームが乱れていた人が突然足つきその後もう一人足つき

今日はそんなに蛇行にもたよらずシッティングで登れる。ただし本当にきついところは蛇行で。直登の人とラインが交錯して危険だ。スピードは同じなんですがwww


↑激坂区間だ。ヘラヘラ笑うな!

23%のところで、イン側を走る人が一人
「そこのイン側、23%ありますよ~」と声をかける。
「ひぇぇ!!!まじっすか」と周りがざわめく。
だんだんテンションが上がってきた。人の心配して声かけなぞせず、ペースアップすればいいのかもしれないが、長丁場のレース、声かけできるくらいの強度におさめておかないと強度をたもてないっす。


↑追い込め~~~~!!!

最後は前の人をかけわけて、下ハンスプリントでゴール!
タイムは1:04:12


VAM 1084
Average Power, Watts 280(60分 PP 自己新)
Max Power, Watts 800
Average Heart Rate 178

ゴールして皆様と談笑。みんな優勝とか3位とか4位とか全員1時間切りで全く参考になりません(爆)何とか目標は達成しましたが、次の目標である1時間切りを目指すには体重を後6kg落とす必要があります。それってヤビツ換算36分台ではないか!道は遠い。遠すぎる。ま、とにかくやっとポテチと唐揚げが食べられる♪メロンパンにも手をだそうかな。(^u^)ムヒフ

◆◆◆レースレポ◆◆◆

サラリーマンレーサー、プロを蹴散らす。
シクロワイヤードの記事。圧倒的な軽い走りで、プロを激破。我々サラリーマンの希望の☆だ。


ちらっと視線を電光掲示板にうつす。
コースレコード!


富士あざみらいんは、終わったあとTRの走りを見れるからいいですね。しかも、同じ苦しみを味わっている者たちの応援なので、一体感がある。そして距離が近い!


先日引退を表明した野寺選手。お疲れさまでした。来年以降もこれ、見たいんですが!

注:
*1 山の神ますらお様より、レース後以下のコメントが。このコースは緩斜面、激坂、中激坂がランダムにやってくる。リズムが取りにくい。激坂の後に緩斜面がやってきて、出力を一定にあげようと踏んでみても、乳酸がたまっているので出力が上げられない。だから出力維持は考えずに、インターバル的に走ってもいい。

確かにあざみはリズムがつかみにくい。

あざみライン試走兼ToJ 富士山ステージ観戦

2010年05月21日 | 超級山岳

一切皆苦


紆余曲折


無双景観

+++本エントリーは酔っ払いがエセ漢文変換器をつかって執筆したものです。大変読みにくいですが酔い覚ましにどうぞ。+++


邂逅相遇
朝3時的家宛出迄自走之予定於、的起其時雨之音聞。輪行的計画宛切替、横浜駅4:54之電車於行予定然、駅於輪行袋宛忘事的気。orz

御殿場駅的2人之自転車乗!二人的話宛聞、車両之通行規制的自転車関係無。先導車之前、回収車之後於彼大丈夫也。

御殿場発須走迄緩斜面宛、、走在前方的突然見覚之有ランド・ローバー、見覚之有波平社長www。
然蓼科的途中也。蜜柑二個多少良。


字凸凹山
3kg有荷物発解放被望。頂上至無料観光バス之運転手的頼於、リュック宛運於頂多少良。

本番迄今日試走可能無之於、走也。

鳥之看板迄300W保持於。40分之ヤビツ由何成ペース於然1時間於此出力無理予想・・・弱気的成也。案之定オーバーペース。此後300W宛維持可能不成也。何方緩斜面之方過酷。実際之プロ之レース同様緩斜面於千切其時於。


眉目秀麗
急勾配之コース故、出力同様出易之於?希望同様同様打砕多少良。急勾配之シッティング於ワット稼無用。(ダンシング出来其時別仮無用)

激坂区間200前半宛出之、右肩下於消耗也。難!
早的蛇行作戦的切替速度宛上、立漕於出力宛稼作戦同様有仮無用。何時的試走可能収穫於。


疲労困憊
最後1時間6分於走女性選手的同様抜、
沿道発「グレッグ・ニャモーン」声援的同様励被、ヘロヘロ的成終着点。

計測時1時間10分。2年前発3分短縮可能無。此!然試走良!本番1時間5分宛目指。


興亡盛衰
続落的次続落。
本番於鳥之看板迄280近辺、緩斜面於速度向上、狩休以降於速度向上可能所於速度宛上行。可能如何発。


仮面降臨
頂上於茶宛飲此方宛見下品笑在2人組多少良。有、鷹氏樋氏。バス発声援其時良然~


有給休暇
今日此発昴線於試走問。驚記録於之予測問。


応援待機
閑話休題、此後最大激坂地点23%曲道的也。


人無用。

アングリル、モルティローロ、ゾンコーラン之最大斜度之地点対、鈴成之観客押寄然、日本之自転車競走熱狂者何宛在之予測問。


二兎追走
最初仮面宛応援、選手之表情尚更見望之於、仮面男中止。
先頭サレルノ。追走カザフ之二人。特的サレルノ之ケイデンス高!
余的同様興奮之於伊太利亜人カザフ人的英語於声援宛掛同様余意味無事的於気付。
露語伊太利亜語於「此処宛曲其時、後ゴール迄下限」何良之予測?


豪州豪脚
マイケル・マシューズ。
此選手之名前覚方良。
堺之ステージ於発揮之独走能力的、富士山ステージ然トップクラス之登坂力宛発揮。間違不数年後之ツール宛回才能於無予測問。

後優勝サレルノ同様。

後、シマノ之新車輪之意匠新成在。市場投入近之予測問。


疾風勁草
此コーナー之イン側恐怖之23%思。此緑之ガードレール宛超、地獄之激坂区間、之少限和。
大集団喘登。然観客私限。


蛇行落車
後続集団、本当的苦也。。。
一人、蛇行之ライン取的失敗落車。
プロ然集中力宛失成。

ダッシュ於助的尻宛其時再スタート。


新緑回廊
観戦宛終下山之11時半。
当初帰同様輪行之予定、余的同様良天気之於自走於帰事的。走事之無篭坂峠宛200W前半於登。

山中湖新緑濃。気持良。


寂寞無為
此処発自宅迄約100キロ。追風+下基調気温高、夏日於。ダブルボトル之季節於。


愛車冥利
最後迄読於頂感謝拝多少良。
尚無用www