Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山 初高尾山からの縦走

2015年02月28日 | 登山
お~絶景かな。


あそこのお山から、ぐるーっと回って来たんだよ!ドヤッ



回を追うごとにエスカレートしていくチビ登山、本日はメジャーすぎて今まで避けていた高尾へ。
本日も9時からの子守が決まっていたので、お決まりの丸一日山子守。
どこかの朝番組で、高尾山の特集を見ていたチビ太。『高尾山行きたい。ムササビ見たい。』ということで目的地が前日に決定。高尾山だけではヌルすぎるので、行ける所まで縦走させるつもりで・・・実際は泥濘が酷くて行軍は困難を極めました。(幼児には泥沼はきつい)


チビ登山の基本。なるべくケーブルカー等を使いチートする。高尾のケーブルカーは日本最強の勾配を誇り、遠くからは壁に見えます。これはスリル満点。


標高400m地点からのスタートです。このケーブルカーの駅から下を見下ろすと中央高速が見えました。


山頂までにはたくさん神社仏閣があって楽しいですね。飽きることなくチビ太はスタスタと登頂。楽勝です。


『下になにがいた?』
『ちっちゃいトトロがいた』
なかなか想像力たくましい。


このもやもやは、花粉ですね。春霞というか。


大室山、加入道山も良く見えました。


この角度から見る丹沢はよくわかるよなぁ。1200m以上はまだ雪が残っていますね。


城山へ向かう道は途中雪解けの泥濘。大人でも足首ずっぽりはまってしまうような箇所があり、チビ太にはきつい所が多かった模様。何度もグズリましたが、そのたびに『あの坂道の先が山頂だから、ガンバルのだ!』『うん、まこ頑張る』というやり取りが20回以上繰り替えされました。大人ってずるいよね。

『もう疲れた。だっこ~!』
『よし、あの先の杉の木まで競争だ!』
『まこ一番だよ(突然駆け出す)』
・・・あの手この手で懐柔します。


ほぼ半泣き半笑いで、やっと城山に到着。山頂ではケロッと舌を出して走りまわっておりました。
ここまで6km、約350m上昇。ここでチビ太お役御免。


予定を切り上げて昼ごはん。高尾から陣馬への縦走ルートは、売店が多くて助かりますね。

城山~小仏~景信山は、背負って行軍。最後の区間で今日の最大心拍168を計測。ハイキングでこれはあかん・・・
城山までで体力を使い果たしたチビは背中で爆睡しておりました。


山頂についてもピクリとも動かずしばし熟睡。


しばらくして目を覚まし、山頂からの眺望に惚れ惚れしていました。自分の歩いたルートを指さして教えてあげたら、目を輝かせていました。またしても根拠のない自信を得た様子。登っていた時は弱音祭りだったのですがね。

15.2km
4:30:42
701m Gained
1,636 kcal

山子守 蓑毛~ヤビツ~大山~下社

2015年02月22日 | 登山
雪のおふとーん♪


土曜日、YOME仕事のため丸一日山篭りならぬ山子守へ。
お目当ては、水曜日の雨が雪帽子となって会社から雪渓がよく見えていた大山。

コースは蓑毛~ヤビツ~大山~下社
獲得標高は942m(うちチビ太451m!)
本当は三の塔も考えていたのですが、こっちのほうがいい雪だったかもしれない。いずれにせよ、バスが路面凍結のため蓑毛より先不通でありました。


一度蓑毛から登山道で登ってみたかったのだ。ワクワクである。


この季節はこいつらの心配もしなくていいし。


『吊革手すりにおつかまりくださ~い!』


途中にこんなものが。併設で蓑毛茶屋という茶屋がありました。


うさぎ小屋もありました。


右に行くと蓑毛越(直接大山へ行きます)。左がヤビツ峠。




季節が真冬なので、営業していませんでした。


千元院。ここは開いていました。


林道はしばらくこんな鬱蒼とした杉林のなか、勾配のきつい舗装路が長い距離続きます。




一本橋をみかけたチビ太氏、目を輝かせて横断。あぶなっかしい。


この先しばらくすると六本松林道の終端部にあたります。


1時間も登り続けるとさすがにチビ太が『疲れた』と弱音をのたまいます。
『頂上についたらお煎餅とりんごジュースあげるよ~』と物で釣ると
『うん、まこ頑張る!』と簡単に懐柔できます。


だんだん道も険しくなり、せまくなります。親が谷側、子供が山側を覚えさせるのに一苦労。
思わず『MAXたにがわ MAXやまがわ』と教えたら『MAXやまびこでしょー』と鋭い指摘が。
まぁ、覚えてくれたからいいか。
あと、狭い崖道は蟹の横這いで進むため『カニカニ列車』も覚えました( ^ω^ )


そして、ヤビツ峠に到着!451m登って、約1時間40分。がんばりました~
ここまでで完全に脚を使い果たしたチビ太氏。仕事はこれで終了、後は雪山なので背中に乗車致します。
いやはや、頑張りました。東京タワーの階段3本分。


ヤビツから大山への尾根は、交通量も少なく、日蔭も多いため新雪が残っていて静かなこと。
「キュッ。キュッ。」と雪を踏みしめる音と自分の息遣い、そしてチビ太の寝息だけが聞こえます。
冬山はいいねぇぇぇ。


写真を見るとわかるのですが、帽子がなくなっています。どうやらうたたねをしている時に帽子を落としてしまった模様。


山頂に近づくと雪はどんどん深くなっていきます。


眠りから覚めたチビ太氏、あたり一面の銀世界に狂喜しておりました。


ちべた~い


♪♪♪


標高1200mの世界の気温マイナスの世界。チビ太は寒い寒いとカタカタ震えはじめました。
暖かいお味噌汁を飲ませ、そこらへんを走り回ると復活していましたが、ちょっと(かなり?)焦りました。

寒さもあり、頂上は手早く休憩して下山。

下り道はいつもながら苦行以外の何物でもありません。親子共増量中ですので、すべてが自らの膝にのしかかります。
減量と、膝サポーターが必要だな…


無事の下山を下社に感謝するチビ太氏。毎朝近所の弁天様にお参りしているので、結構様になっています。
『何をお願いしたの?』
『お煎餅とアイスクリームおねがいしますって』


膝にやさしい大山ケーブルカーで下山。実は、この車両、もう引退するらしいんです。
今年の5月からりニューアル工事ですって。



下の参道で焼いている巨大煎餅を買ってもらい、「半分こしようね」とのたまいつつ、全部独り占めしたのでありました。

その夜、父子とも9時前に就寝w

チビ登山、しばらく続きます・・・痩せないと・・・

あなたの知らないヤビツ峠

2015年02月22日 | 登山
3.5歳児とヤビツで練習してきました。
アシストを先導させ、登山道を登って行くと、隣の尾根に舗装路が見えます。


おかしいな?こんなところに道はなかったはずだけど。
何度も何度も登ったヤビツ峠。
記憶にこんな区間はありません。

そもそも、登山道と県道70号線はクロスしなかったはず。


何やら、廃道?秘密の林道の香がします。





どこからつながっているのでしょうか。
ヤビツの下りで、たしか左に道が分岐しているところがあったような・・・
Google先生に聞いてみよう。


これだこれだww

どなたか潜入レポおねがいします。

+++

秘密の林道発見後、探検隊はチビ太を先導にしてヤビツへの道を急ぐのであった。


『ぐへ~。もう疲れまちた。』


『山頂に着くとおとうさんがおにぎりをくれるらしい。がんがる!』


『あの道に到着するとヤビツ峠のごーっる!』

蓑毛のバス停(310m)→ヤビツ峠(761m) 獲得標高451m 完全自走制覇!がんばった~~~!
親父の登坂力は年々衰えていますが・・・

チビ登山冬山編

2015年02月11日 | 登山


週末はこの先しばらく午前中からチビおじさんの面倒をみることになりそう。
今日は<門限とか面倒なので>チビおじさんごと拉致してアイゼンをバックにしのばせ残雪をもとめ陣馬山へ。


獲得標高740mのうち、チビが250mほど登れるようになってきた。かなり貢献。
舗装路なら和田峠までは登りかねない。


陣馬の北斜面は、途中からかっちんこっちんの凍結登山道。アイゼンがないと途中で引き返していたでしょう。


背中の応援団長の歓声を聞きながらザクザク突起物を突き刺しながら登頂。頂上手前は一転雪解けで泥濘、こっちの方がきつかった。


プチ雪山はこの時期ならでは。チビおじさんも「雪すごかったねぇ」と大興奮でした。花丸。
木曜日金曜日は親子で余韻を楽しめそう。
--- 冷静に考えると雪山に手軽にいけるのはこの時期だけだ。今週末も行ってくるか。



15.2km
3:35:16
736m Elevation
Calories1,589