雪山に行きたいが、朝10時前後の門限だった昨日は塔ノ岳へ。ふたを開けたらバージンスノーの稜線を鹿の足跡を目印に走る極上の稜線独り占め雪見トレランだったというお話。
山頂折り返しが7時半くらいで、横浜駅帰還がけっきょく10時半でした。
一年で一番寒いこの時期、朝暗いうちから自転車に乗るのはいまいちモチベーションがあがりません。土曜日は門限10時前後だったので暗いうちから丹沢でトレランしようと金曜日から心に期していました。コースは大倉尾根の予定でしたが、真っ暗で眺望のない中ライトに頼って走るのもつまらない、それなら朝焼けを背中に受けながら表尾根から走ろうと途中で予定変更。こっちのほうが途中の景色が見事だしね。
出発時刻/高度: 05:48 / 777m
到着時刻/高度: 09:16 / 788m
合計時間: 3時間27分
合計距離: 15.45km
最高点の標高: 1462m
最低点の標高: 682m
累積標高(上り): 1437m
累積標高(下り): 1424m
ヤビツ峠出発は5時48分。二ノ塔直下までは闇の中ライトを頼りに急ぐ。
朝日を背中にうけながら。
三ノ塔から烏尾山までは気をつけて下ってゆく。薄雪が登山道を覆っているので、下りが一番気を使う。
天気は快晴、バージンスノー、人っ子ひとりいない稜線を独り占めしながら先を急ぐ
そろそろ街が起きて来る時間だな。ちょうど頭の後ろが横浜だ。
塔ノ岳山頂がみえた。標高1400m付近より上の木々に樹氷がついている!
なんとか予定ぎりぎりの7時半に山頂についた。
いつもは登山客でごったがえす山頂には誰もいません。
ワイドレンズの端っこにたつと痩身効果があるな~笑
これからはこのアングルでw
1400m以上の北斜面の木々に樹氷。
気温があがったら溶けてしまいそうな、儚い氷たち
雪が積もったというより、空気中の水分が氷の結晶になって地面につもったような様子でした。
極上の雪見トレラン
さて、帰るか。結局水も食事も一切なしで折り返す。
さすがに帰路烏尾山で一度休憩。ここでやっとしたから登って来た本日初のハイカーと交錯。
行者の鎖場。このように滑りやすいので細心の注意を。
本日一番ゆっくり歩いた区間です。
へっぴり腰で撮影。
本当に横浜に10時帰れるのだろうか?
お地蔵様は今日も丹沢を行く登山客の安全を見守っていた。