大分前になりましたが3月29日のお話。
この日はお休みをいただいて春休み中で体がなまっているはずの一年生と花見に行ってきました。ピンク色ではなく黄色いほうです。
ミツバ岳だったらちょろいハイキングになっていたはずですが、権現山を追加するとなかなかのよいコースになりますね。毎年春の恒例になりつつあるミツバ岳からお届けしました。
歩くペース 0.8~0.9(速い)
Sスタート地点09:1909:44寺ノ沢09:49滝壺橋09:5010:47ミツバ岳(大出山・大嵐山)11:2212:08権現山(世附権現山)12:1812:45茅ノ丸12:52二本杉峠12:5613:36丹沢ホテル時之栖入口バス停13:40あしがら荘13:4913:50ゴール地点G
写真レポも見てね!
ロマンスカーに乗って松田へ。そこからはバスで丹沢湖まで。
登山口の近くにカメラの砲列が
木の梢の先にいるクマタカを狙っているそうです。
登り口直後が危険なので
十分注意して
黄色い
ミツマタの群生がみえてきたよ!
今日一番のミツマタちゃん
4月にもなろうということで、ミツマタは終盤戦
あま~い
いい香りがするよ♪
山頂につきました。ごはんタイム。
稜線をさらに伝って、
権現山 1019mに到着!
これからいく
中川温泉の集落が小さくみえます
杉林の中を急降下
中川温泉に降りてきました。
さてさて温泉ですね。
丹沢ホテル時之栖が歩いていける近くにあります。
この日はバス電車でしたので、海老名のららぽーとでデートして帰宅しました。
3月9日のお話
『今日登らずしていつ登る!』ぐらいの好天の下、憧れの穂高へ
毎年嫁さんが国内出張のこの週末は、雪山小屋スペシャルを前から企画していました。直前に米国ユタ州出張が入ってしまい、金曜日夕方帰国という強行日程で、かつユタから毎日チェックする天気予報はいつも曇り、しかし羽田空港について天気予報をみたら晴れ予報に変わっているではありませんか。
蓋をあけたら今シーズン三本の指に入るらしい好天!
憧れの真っ白な冬の穂高連峰、神々が住んでいそうな険しい岩稜、そして宇宙につながる濃い空の藍色の世界のなかで雪山を満喫できた週末でした。
しかし、実際の雪中行軍はくさった雪と暴風に難儀、安全マージンをとって独標手前の安全なところまで登って、撤退下山いたしました。
ずっとチビ太のよき遊び相手になってくれたカツヲ兄ちゃんありがとうございました。
ではいつものように写真れぽスタート!
本日の特別ゲストはザ・野生児カツヲ兄さん。
前日平湯で野宿をしてからの現地集合w
駐車場からロープウェイまで1kmちょい歩きます。
*
雪合戦しながらロープウェイ乗り場へ
混雑により始発ロープウェイには乗れず
高まるボルテージ^^)v
うさぎちゃんの足跡
*
ロープウェイを降りて、雪の森の中を緩やかに登ってゆく
深い森の視界が開けると、眼前に穂高の岸壁が!
すげぇ
お尻で下れるところはお尻で滑ります。
冬季登山用看板。夏に来るとこれは樹上はるか5~6m上に見えるそうです。
西穂山荘が近づくにつれ、勾配はだんだん急になります。
西穂山荘につきました。すっかりリラックスしてしまいます。
チビ太撮影。このように雪のカマクラを通じて入り口に至るようになってます。
この後チビ太にカメラを持たせて山荘内へ解き放ちます。
書庫に漫画の山発見!これは一週間いても大丈夫ですねw
*
ランチは山荘にてチキンラーメン。下界から生卵を持ってきましたよん。
部屋からは常念方面もきれいに見えました。
『ドラゴンボール全巻発見!✌』
山小屋なのに!
さて、腹ごしらえもしたし、いざ独標へ!(行けるところまで)
最初の目的地は西穂丸山。ここまでは緩やかで快調に歩けます。
ただし稜線を渡る風が半端なく強い。
はるかはるか上に独標が見えます。
風が強く、白い雪嵐がボルテックスを作っている。
本当にあそこまで行けるのだろうか。
丸山に到着。後ろが百名山笠ヶ岳。その向こうはチビ太六歳の時に訪れた日本最後の秘境、雲ノ平ですね。
風が強いのでここで上着を一枚追加、バラクラバ(忍者マスク)をつけました。
笠ヶ岳ド迫力のズームアップ!
遥か遠くに見ゆるは白山連峰。
丸山から独標まで、次第に急峻になり、風も強くなります。だんだん無言に、真剣になります。
ここが撤退地点です。きれいな三角がピラミッドピーク、その右側に独標があります。この日は登山客でにぎわい渋滞がおきていたそうです。遠目からも人がたくさん山頂に乗っかっているのがよく見えました。
神々の住まう峰々
って感じがします。
チビ太にっきより
西ほどっぴょう手まえ
ここで『ゆうきあるてったい』しました。
このさきにあるふうけいがたのしみです。
いやしかし、小学校一年生でよくここまで来たよ。
えらい!
風はいよいよ爆風となり、完全に横殴りに。
肌の露出部にあたって痛いです。BS百名山のコーナーで学んだ耐風姿勢をさっそく試していたチビ太
滑落ごっこをして遊ぶw
ピッケルをカツヲ兄ちゃんから奪い、武器を手にして大興奮。
来年はマイピッケルが必要かなぁ?
下れば下るほど、七歳児のテンションは鰻登りにw
遠く焼岳や白山を望みながら降りてゆく
降りてきました
カツヲと西穂
西穂山荘の前には、滑落防止訓練につかわれるような斜面があります。
で、こうなるw
当然ですけどね。
この笑顔! ^^)v
雪遊びが楽しくて仕方ない様子
さて、同行の物好きなカツヲ氏はテン泊です。
悪い大人とかんぱ~い!
夜はテントの中でウイスキー飲み交わしていました。
この後チビ太もテントの中に入ってきて
『おぇー酒くせぇぇ~』といって逃げていきました笑
晩御飯です。とってもボリュームがあり、美味しい!
でもチビ太は昼寝中たたき起こされたため、ご機嫌斜め
西穂山荘の支配人は天気予報士でもあります。
槍穂高の地形、ひとつひとつのエリア別の地形とそこにあたる風、湿気をもとにした詳細な天気予報にびっくりしました。すごい。
すっかりなかよし♪
夕食のあとは夕陽ショー
空中浮遊w
朝食前、満天の星空を見上げていました。
朝の5時前。
この写真はネットから拝借
よ~く目をこらすとオリオン座
穂高岳に至る稜線と常念岳の上に床の上にビーズを散らかしたような満天の星空☆
朝3時に起床。ぐっすり寝ました。
やることないんでストーブ挟んでおしゃべり
寒い山荘ですが、ストーブが二台山荘を暖めています。
翌朝
前日遊び足りなかったのか、一人で雪+ピッケル遊びしてました
雪山放牧子育てメソッド
名残惜しいですが下山します。
お尻そりで楽チン楽チン♪
昨日途中まで登った稜線が見えました
ラッセルラッセル♪
お~!槍が見える。
ズームアップすると小槍も見える。
昼ごはんは伊那北までいってソースカツ丼の聖地『まつくぼ』へ
カツ300g大人三人前
やわらかくて厚切りでジューシー♪
「カツ丼は飲み物です」
本日最後の登り、登りきりました。
コース状況/危険箇所等
丸山から先は雪が柔らかく、稜線を渡る風も強かった。
10本爪アイゼンでは急登で難儀します。ストック二本か、ピッケルがあればもう少し登りやすかったか。独標直下には至っていないので、危険箇所はそこまではなし。
出発時刻/高度: 10:16 / 2145m
到着時刻/高度: 08:30 / 2144m
合計時間: 22時間14分
合計距離: 6.54km
最高点の標高: 2555m
最低点の標高: 2105m
累積標高(上り): 486m
累積標高(下り): 499m
『鼻毛が凍った~!!!』
はなげが氷になりました。
ふもとにもどってみたら、はなげはとけました。
あんしんしました。
厳冬期の八ヶ岳は空の透明感が高く、雪を冠した峰々と紺碧の空のコントラストはまるで砂糖菓子のよう。そんな八ヶ岳ブルーを求めて満を持して北横岳へ。しばらくこの鮮烈な青と白の世界の余韻に呆けて浸ってしまいそうです。
現実は-10℃(11時、北横ヒュッテの温度計は8~9を指していました)の気温のなか、山頂に出るや否や(そこまでは樹林帯なので風はなし)15m以上の強風が稜線を走り抜けているため、体感は更に寒く、-20℃くらいなんじゃないかと。人間の鼻毛は-15℃を下回ると、(個人差はありますが)結氷をはじめるそうなんです。
というわけで頂上にはあまり長いせず即去り(笑)、二年前も登っているし、まいっか。
昨日の山の天気はどこも麓の快晴とは裏腹に標高2000mより上は15m以上の強風が予想されるので、天気予報サイトの予想は軒並みCランク(雪風が激しく、登山は推奨されない)でしたが、北横岳の地形をよく考えてトライしたら強風のおかげで空の透明感が高かった。
朝5時前からずっと父子でバカ話、ハイキングをしながらふざけあって帰宅までの高速道路でも結局昼寝もせでバカ話。最後は話すネタが尽きてしまう、よい一日でした。
それでは、いつものように写真にレポートを添えて
5時前には横浜の自宅を出発していただろうか。諏訪南インターを出たのが7時半くらい。前々日に降った雪が、除雪されずに一部凍結。スタッドレスをはいているもののかなり滑る。特に上り坂では本当に気を使う。げんにスタックして立ち往生しているFF車が数台。あまりにもスリッピーだったので、これが続くのであれば八ヶ岳は断念し入笠山に目的地変更しようかと思ったほど。
ツルツルの街道もビーナスラインなどの街道筋にはいると除雪されていて、途中からは問題なく走れるようになりました。
除雪車のありがたみをあらためて感じた次第。
9時の始発のロープウェイに間に合いました。
ここに降り立つのは二年ぶり。今シーズン初のアイゼンにやや興奮気味です。
ブブゼラもって出撃です。このブブゼラは雪合戦用の雪球を遠くに放り投げられるタイプで、モンベルに売っていたもの。
冷静な一年生とテンション爆上げのオヤジ
まずはウォームアップ。今日はペース上げませんよ。
坪庭を出発。さっそく集団の牽引をしてます。
絶好の快晴。今日はみんなの天気によると暴風のため登山を推奨しないCランクの天気だったのですが、この時点では無風です。
展望台にて。見事な海老の尻尾ができていました。
縞枯山をバックに。
このカラーコーディネートがいいよね。
赤、緑、黄、オレンジ、青。
全部オヤジの好きな色。
雪の上の風紋。
チビ太に説明するの忘れてた。
今日の目的地、北横岳が見えました。
もう序盤からこの笑顔。小さな子にとってこの雪のシチュエーションは高揚しますよね。家を出るまでは警戒されていましたが。
フォトジェニックだな~
登山客が多かったので、一人だけの写真をとるタイミングがなかなかこない笑
他のハイカーのみなさんも写真を取るのに忙しすぎて抜きつ抜かれつ
スノーモンスターの巣くう森に入りました。コメツガの枝につもった雪をはらってあげています。
だんだん急斜面になってくると、前爪が発達していない10本爪の軽アイゼンでは登りに難儀するようになってきます。
でも12本アイゼンの靴のサイズは23cmからなのよ。
ツンツン
北横ヒュッテが近づいてきたのが、煙突の煙からわかります。
靴のサイズが23cmになったら12本爪アイゼンと、ピッケル買うかな。
結局北横ヒュッテでは休憩せずに、一気に山頂へ。
山頂が見えてきました。10本爪アイゼンでは難儀する急斜面をこえる。
ものすごーい爆風が吹いています!
寒いのでこの写真をとったらすぐバラクラバをかぶらせました
はい、ちびっ子忍者と海老の尻尾
北峰に移ります。さっさと山頂踏んで帰ろうぜ。
この稜線はトレランにはぴったり!
チビ太教授による八ヶ岳稜線講座です。
青と白が美しい。
まさに砂糖菓子。
あまりにも風が寒すぎて、山頂で飯を食べている人はいませんでした。
北横ヒュッテにはダイアモンドダストが舞っていました。氷点下10℃で食べるラーメンがむっちゃ美味しかったそうです。私は水をじかに触ったら凍傷になりかけました。
山小屋脇の温度計は-9度をさしていた
チビ太流下山の楽しみ方六か条
①走れるところはトレランする。
②すれ違いではタッチする。
今日はハイカーのみなさんが多く、すれ違い時暇なのでハイタッチを強要していました。笑
7歳にしてこのヤマヤの貫禄たるやw
③誰も歩いていない雪があったらガシガシ足跡をつける。
④穴があったらズボっと入る。
⑤ツララを見つけて、戦う。
⑥滑れるところはお尻すべりをする。
ゲレンデ脇をお尻ソリでくだります。
出発時刻/高度: 09:36 / 2222m
到着時刻/高度: 13:57 / 1756m
合計時間: 4時間21分
合計距離: 6.99km
最高点の標高: 2455m
最低点の標高: 1745m
累積標高(上り): 234m
累積標高(下り): 692m
歩くペース 0.7~0.8(速い)
山行 3時間4分
休憩 1時間4分
合計 4時間8分
S北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅09:39
09:49坪庭09:52
10:23三ツ岳分岐
10:31北横岳ヒュッテ
10:51北横岳(南峰)10:53
11:02北横岳11:08
11:13北横岳(南峰)
11:19北横岳ヒュッテ12:03
12:08三ツ岳分岐
12:26坪庭12:30
12:41北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅12:42
13:43坪庭・北横岳・縞枯山 登山道入口13:47
13:47北八ヶ岳ロープウエイ山麓駅G
珠玉の写真が豊作の一日でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/5e/2ce7b63131f5a50f84e66d8d3e9e13e6.jpg)
雪山に行きたいが、朝10時前後の門限だった昨日は塔ノ岳へ。ふたを開けたらバージンスノーの稜線を鹿の足跡を目印に走る極上の稜線独り占め雪見トレランだったというお話。
山頂折り返しが7時半くらいで、横浜駅帰還がけっきょく10時半でした。
一年で一番寒いこの時期、朝暗いうちから自転車に乗るのはいまいちモチベーションがあがりません。土曜日は門限10時前後だったので暗いうちから丹沢でトレランしようと金曜日から心に期していました。コースは大倉尾根の予定でしたが、真っ暗で眺望のない中ライトに頼って走るのもつまらない、それなら朝焼けを背中に受けながら表尾根から走ろうと途中で予定変更。こっちのほうが途中の景色が見事だしね。
出発時刻/高度: 05:48 / 777m
到着時刻/高度: 09:16 / 788m
合計時間: 3時間27分
合計距離: 15.45km
最高点の標高: 1462m
最低点の標高: 682m
累積標高(上り): 1437m
累積標高(下り): 1424m
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/camera.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/camera.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/camera.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/72/295bf530dfe5b9f1e2f153f41b6a4511.jpg)
ヤビツ峠出発は5時48分。二ノ塔直下までは闇の中ライトを頼りに急ぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a9/092cecc21f815d71c016cc24ca9dc30f.jpg)
朝日を背中にうけながら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/90/2682df43fca8a21a950ffcda2e86a94c.jpg)
三ノ塔から烏尾山までは気をつけて下ってゆく。薄雪が登山道を覆っているので、下りが一番気を使う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/23/9e284f05ca3c8c0c1228cb86dba08c3f.jpg)
天気は快晴、バージンスノー、人っ子ひとりいない稜線を独り占めしながら先を急ぐ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/48/8654a90616a488831ca95aa3d4ba2cdf.jpg)
そろそろ街が起きて来る時間だな。ちょうど頭の後ろが横浜だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/21/e320a7e34e067d80bfdc079dc1584915.jpg)
塔ノ岳山頂がみえた。標高1400m付近より上の木々に樹氷がついている!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4f/948f3078e3f827f2d6e3336a337953b6.jpg)
なんとか予定ぎりぎりの7時半に山頂についた。
いつもは登山客でごったがえす山頂には誰もいません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/17/0a9af660f35fdf1e9db906e5a243e4e3.jpg)
ワイドレンズの端っこにたつと痩身効果があるな~笑
これからはこのアングルでw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/5e/2ce7b63131f5a50f84e66d8d3e9e13e6.jpg)
1400m以上の北斜面の木々に樹氷。
気温があがったら溶けてしまいそうな、儚い氷たち
雪が積もったというより、空気中の水分が氷の結晶になって地面につもったような様子でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2d/b021a65d9a265ddb0b126a300f4ecee1.jpg)
極上の雪見トレラン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/c9/428b5c8e7cfde69ad9db30a585d9fc75.jpg)
さて、帰るか。結局水も食事も一切なしで折り返す。
さすがに帰路烏尾山で一度休憩。ここでやっとしたから登って来た本日初のハイカーと交錯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/43/d5a02340f986d7a4a6d9981ec0e69c47.jpg)
行者の鎖場。このように滑りやすいので細心の注意を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e5/01ad2445e14ee5066e0dc657ca0491c0.jpg)
本日一番ゆっくり歩いた区間です。
へっぴり腰で撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/3e/7aa8fa671ff05ad352d41bfe89f309f7.jpg)
本当に横浜に10時帰れるのだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f7/d8a88044cb0016b1594447f0ca372b13.jpg)
お地蔵様は今日も丹沢を行く登山客の安全を見守っていた。
マイナールートで丹沢に行って来ましたが、天気予報とは裏腹に途中で雪が降ってきて、風も強かったので途中であっさり撤退したというお話。
使ったのは作治小屋から急登につぐ急登の天神尾根。ただひたむきに眺望のない杉樹林帯を登り詰めて塔ノ岳へと至る丹沢最短ルート。
途中標高1200mあたりで天候が急変、雪が降ってきた上に暴風で気温マイナス3℃、体感はもっと寒くなっていたので花立山荘で撤退。チビ太と『山のラーメン屋に行った』ことにしようということで納得。作治小屋から天神尾根の急登を使いました。修行系のマイナールートですが、おかげで速攻12時に下山、なぜか昼の二時に高島屋のブティックを闊歩する泥だらけモンベラー親子。
早く帰宅すると家族全員で過ごせてよいですね。紳士服売り場で散財してしまいました。
コース状況/危険箇所等
天神尾根は道が荒廃していますが、迷うことはない。とうの昔に整備したあと、ずっと放置されているような登山道が複数錯綜していますが、リボンをしっかり探していれば不安はないです。ただし、一部丸木の階段が老朽化し固定されていないので、下山時これに乗っかると勢いよく転倒する恐れあり。そこだけ注意。
それでは、写真レポスタートです!
朝茅山荘に駐車して、まずは作治小屋まで1kmのウォームアップ
こういった林道を走ると、四駆が欲しくなっていかんですな。
作治小屋が見えてきました
昨夏ここに来たときは、ヒルにやられたな・・・
あの尾根に取り付くんだね~。ここから見ても急登なのがよくわかる。
戸沢の出合にきました。橋を渡ったらいよいよ本格的な登山道のスタート!
登り始めると、前方になんかいますよ!?
ほら(笑顔)
親子の鹿ちゃんでした。
チビ太『おいしそうだね』
そっちかいな!
丹沢最短ルートの天神尾根は、裏をかえせば丹沢最急登クラスということですね。
樹林帯の中の急坂が永遠に続きます。急坂LOVEなチビ太は特にゴネることもなく、たんたんと登ってゆく。
今日は特に先を急いでいなかったので、ゆっくり。いつの間にかバカ尾根に合流していました。
合流すると花立山荘まではすぐ。このころ霰が雪に変わって、風も強くなってきました。たまらず花立山荘に避難。
「おしるこ」ののぼりに引かれて小屋に入りましたが、ラーメンをメニューに発見。
鼻の下がいつもより二倍の長さに伸びています笑笑笑
まったく分けてくれませんでした。
今日はここで撤退しちゃおう♪そうしよう♪
マイナス2℃で風もつよいし。
さっさと下ってママに会うんだ~♪
まさかこの尾根を下りで使うとは!というくらいえげつない下りでした。
見てくださいこのタイムスタンプ。(13時10分)
昼の1時過ぎには横浜駅に帰ってきて、泥だらけの靴でグッチのブティックに入ろうとしたら白い目で見られました。
出発時刻/高度: 07:16 / 493m
到着時刻/高度: 11:17 / 495m
合計時間: 4時間1分
合計距離: 6.67km
最高点の標高: 1294m
最低点の標高: 492m
累積標高(上り): 893m
累積標高(下り): 851m
厳しい寒さが続き、すっかりインドア派になってしまいそうな今日この頃。雪山に誘ったところ警戒され却下。『小さいときに登ったお山、「じんばさん」とかで「ふりかえり」とかならいいよ~』と条件付承認。
軽くハイキング・・・『いいよ~じんばさんちっこいお山だから楽チンだよねぇー♥』と甘言を弄し誘いだし、まんまと16kmトレラン縦走に書き換え。『はぁ?高尾まで歩くの?聞いてねぇし👊』とブーブー言いつつ、チビ太はゆるハイキング詐欺を楽しんでいた様子。
「ふりかえり」という一点では陣馬山頂の清水小屋で、4年前の自分の写真との奇跡の出会いがありました。これについては写真にコメントをつけておきました。うれしい偶然。
実のところ、うどんを食べて走り始めた直後、正月空けてからの風邪ですかっりなまって重くなった体を支えきれず前腿筋が激しく攣ってしまい、痛さをだましだましの行軍。けっこう辛かった。
終わってみれば速攻登山で、3時に横浜駅近くのポケモンセンターにいるときは
父『今日山の中で16kmも歩いたのに、なんで3時に横浜にいるんだ!?』
チビ太『走ったから半分の時間で下山できたんだね!』
という泥だらけの靴の二人による会話があったとかなかったとか・・・
出発時刻/高度: 08:11 / 354m
到着時刻/高度: 13:09 / 465m
合計時間: 4時間58分
合計距離: 15.85km
最高点の標高: 845m
最低点の標高: 354m
累積標高(上り): 1132m
累積標高(下り): 1015m
ゆるふわリハビリハイキングだとなめていたらコースタイム6時間20分のところを3時間40分でそっこー下山。
それでは写真レポすたーと!
朝5時45分に自宅出発。
高尾駅7時35分の臨時バスに間に合いました。
上が2019年7歳
下が2015年3歳
バス停からは1時間10分の登山。標高が600m近くになると北側斜面に白いものがちらほら。
トラバースに入るともう真っ白。北側の陣馬から登って正解。
余裕を持って登ったので、ここまでまったく体力消耗なし。
晴れの天気予報は外れ。
大パノラマはまたのお楽しみに。
寒い寒い
はやく山小屋であったかい物を食べましょう。
いつもの清水小屋さんに行きましょう。あったかい麺類を食べてほっとしていると・・・んんん!?なんだこれは???
小屋の片隅に写真が飾ってあるのですが、その中にある一枚。
これって!!!まさかの!!!???
『おとうちゃ~ん!小さいときのおいらだよ。』
どうやら4年前のあの日、われわれの姿を撮影したカメラマンの人がこの一枚を気に入ってもらったらしく、SNSに公開するわけにもいかないので小屋に寄贈してくださったらしいです。なんという偶然でしょう。
4年前の記念写真と背比べ
ちっこいなぁぁぁぁぁ
陣馬山からは長い稜線をたどるトレランにはもってこいのコース。当然のことながらこうなる。
山の中を歩いたり、走ったりする人は多いですが、スキップして進んでいく異彩な二人。
走ると長い道のりもあっという間ですねぇ。
最近チビ太の荷物をもつようにしているので、軽そうです。
持ち物はハイチュウだけ。
シェ~!
景信山に着きました。
ポーズが昭和です。
景信山山頂では、三箇所同時餅つき大会をしていました。
なめこ汁は、ここに限るな!
福島県産のぬめぬめがたまらん。
16kmちかく歩きはしって薬王院へ
4年前のボクと
昨年に続き、鮎ママことT野様主催の恒例イベント、猪鹿蝶祭りへと道志村に行ってまいりました。昨年美味しい鹿肉BBQに舌鼓を打ち、後日猟師さまから猪肉を2kgも頂いて猪肉パーティをするきっかけとなったイベントです。
昨年は西丹沢VCから犬越を越えて現地入りしましたが、到着が日が暮れた後になってしまいましたので、今年は時間に余裕をもって(ほぼ)周回コース、前日地図とにらめっこして茅の尾根から大室山にとりつくことに。地図上はバリエーションルートになっていますが調べるとさほど危険な箇所もなさそうです。ふたをあけると4kmで1100m登る大変な急登でしたが、チビ太が不満ももらさずなんなくクリア。山頂付近ではいつものように千切られそうになりました。
去年も同じ印象を持ちましたが、西丹沢は山に入る人間が少なく、静寂な山行ができます。特に茅ノ尾根はマイナーすぎでなんと山頂に至っても3時間人類に出会わず。時折里山から聞こえる鹿や猪を追い回す猟犬の声、谷間にこだまする銃声だけが山登りの友でした。親子の会話を楽しむなら西丹沢がいいですよ~♪
頂上にでてからの稜線は西丹沢らしい山深く高度感のあるもの。富士山は終始雲に覆われていましたが最後に顔を覗かせてくれました。チビ太は終始ルンルン♪と鼻歌まじりで先を行きます。大室山から加入道へ至る道の途中には木道の階段を伝いながら谷間に落っこちていくような雄大な区間が時々あります。
加入道避難小屋から道志の湯にぬける下山道が台風の影響か崩落により通行禁止のこと、一瞬絶望し長い距離の登り返しを覚悟しましたが、近くに獣道を加工した?迂回路ができていました。危険な道では声をかけあって注意しながら下山、最後はチビ太の調子があがってきてトレラン発動、予定より1時間早く下山することができました。標準コースタイム1に対して歩くペース 0.6~0.7(とても速い)となかなか良いペース。
皆様や岳友そーま兄さんと合流して温泉に入り、大原荘での夕食はお待ちかねの猪鍋。時がたつのを忘れる楽しい晩餐でした。10時には就寝していましたが、記憶にございません・・・
翌朝宿の主人に鹿肉と猪肉をおすそ分け頂きました。これで今年も自宅でジビエパーティができますな。
出発時刻/高度: 08:30 / 489m
到着時刻/高度: 14:42 / 665m
合計時間: 6時間12分
合計距離: 10.15km
最高点の標高: 1573m
最低点の標高: 455m
累積標高(上り): 1330m
累積標高(下り): 1145m
カロリー2,576
それでは、写真レポすた~とっ!
今日のスタートはこちら。自転車でなんども通りましたが、ここがスタート地点になるんだね。おばちゃんからホカホカのお饅頭を買いました。
つり橋を渡ると急登のスタートです。
傾斜がよくわかる。
ふみ跡がすくなく、ピンクのリボンがないと道迷いしそうな広い尾根。尾根に乗っかるまでは道迷いに気をつけましょう。
前日のランニングの筋肉痛をストレッチしながら、いてて気持ちい状態の登りが快感♪
下の方はまだ紅葉が残っています。それにして誰もいない、静寂な山登り。
久保の合流まで来ました。急な坂道がず~っと続くよ。
高度を上げると、蛭ヶ岳や檜洞丸が近づいてくる。
ふもとから猪を追う猟犬の声が聞こえ、その後数発の銃声が山間にこだましました。
『惚れ惚れする急坂だねぇ』とはチビ太談
『尾根にとりつく』『尾根にのっかる』
新たにチビ太の辞書に加わりました。
蛭ヶ岳山荘もくっきり
踏み跡が少なく、広い尾根ですがピンクのリボンがいたるところにあるので迷うことはありません。チビ太はリボンを見つけるのが非常にはやく、ルートファインディングは最近全部丸投げ状態です。
すっかり葉を落とした枝の間から大室山の頂上が見えました。ここから1時間くらいかな?
今日はママが写るんですをくれました。大切に写真をとるよ。これはなかなかいい企画だったな。
頂上が近づくと、北面斜面にはうっすらと雪が。
ゴールが近いのをさとったか、いきなりペースを上げ始めます。心拍が150に突入しました。
広い尾根。山頂まではもうすぐ。
日陰は寒く、日向は暖かく、体温調節のための脱皮休憩が多くなります。
『犬』越からの~っ
『大』室山っ!
人文字で表現してもらいました。
#左右違う
犬越からの合流地点にベンチがあり、眺望がよいのでここで皆さん休憩しています。今日最初の人類との遭遇はこちら。
ランチはきつねうどんとチキンラーメンに生卵を落として。
これで今日の登りはおしまい♪ルンルンと鼻歌が聞こえてくるでしょう?
冬枯れのブナの木。空をつかもうとしている。
標高1555m地点でラーメン休憩していると、犬越方面から大きなザックを背負った中学生?の一団が。どうやらこの山岳部は去年チビ太がたどったコースを登っている様子。それを聞いたチビ太『ぼくも入部していいですか?』『リーダーやれるよ』
ってなにこの上から目線・・・😅
高度感のある稜線歩きは蛭から西の丹沢ならでは
今日の宿がある道志村が見えました!ここからだと標高差1000mくらいですね。
んん?なんか見えてきた?
ずっと隠れていた富士山がやっと姿をこれから見せ始めます。
谷間に落っこちていくような高度感。
加入道避難小屋にて。ここはいつか無銭宿泊したい。
道志の湯にいたる道は崩落のため通行禁止でしたが、少し近くに迂回路ができていました。
これがその迂回路。獣道っぽいです。
チビ太大興奮♪
距離にして100mもないかもしれませんが、見事に崩落していました。
この登山道は足場が悪いので注意して下りましょう。
鳥の胸山かな?
高度を下げると紅葉がぎりぎり残っていました。
ここで今日の登山はおしまい。温泉にとつげきぃ。
大原荘にて。子供同士で遊んでくれるので放置プレイ。
宴会開始のタイミングで本部長到着。ネクタイ姿は初めてみました。
わるがき子供ビールでかんぱ~い
キッチンでは猪鍋の準備が進んでいます。狩りのシーズンは11/15日からですが、この個体はそれ以前、害獣駆除で狩猟された猪のようです。11/15以降の猪は加速度的に脂がのってくるそうですよ。忘年会シーズンと一緒ですね。
🐗🦌
猪肉と鹿肉のブロックを入手しました。ムホホホホ。ウヒヒヒヒ♪
ちなみに害獣駆除目的でない狩は11月15日に解禁。これからどんどん冬に備えて肥えまくった猪肉が増えてくるそうで、この肉はまだまだデブ活が足りないそうです。もうすこし肉を追加購入しないとだな。
翌日は三国峠で富士山の広大な裾野を愛でてから、帰宅。帰宅は12時でした。
本日の日記
土曜日運動会の振替休日を使って、紅葉終盤戦、初冠雪の便りも届き始めた八ヶ岳へと行ってきました。
せっかくの平日山小屋旅行ですので、一週間前からどこがよいか下調べをしていたところ、つん姉さんが登山デビューのASM姉さんを連れて白駒池に行く!というのでそーま兄さんと一緒に行くことに。大勢で行けば行くほど楽しいしね。
麦草峠からの北八ヶ岳は苔むす針葉樹から初雪の岩稜地帯と姿を変え、一行と別れた後我々父子は天狗岳北面のちょっとだけ凍った岩登りに苦戦しながら登頂、その後は眼福の稜線歩きを楽しんだあとオーレン小屋へ。小屋ではお風呂に二回入って心から温まり、桜鍋に舌鼓を打って夜7時に就寝。翌朝流れ星ショーを眺めてから氷点下の登山開始。硫黄岳山頂では日差しもさしてきてポカポカ。長い長い美濃戸口への下りの最後では終わったはずの紅葉も楽しめて、大満足の二日間でした。
二日間で11時間以上山道を歩いていたので、そりゃあたくさん会話したのですが、『また縦走連れて行ってね。』『でもたまには山小屋じゃなくておとうさんとおかあさん三人で旅行したいなぁ』と言われたので、八ヶ岳エリア気に入ってくれたみたい。
データ
出発時刻/高度: 09:16 / 2112m
到着時刻/高度: 10:39 / 1498m
行動時間: 11:07:14
合計距離: 21.03km
最高点の標高: 2744m
最低点の標高: 1495m
累積標高(上り): 1144m
累積標高(下り): 1760m
消費カロリー: 5817kcal
登山出発までは以下のよう運びました:
オーレン小屋に5時まで到着、の逆算で麦草峠9時スタートを計画。そのために土曜日運動会の興奮冷めやらぬチビ太を早く寝かせ、日曜日4時に起床、5時12分の始発電車に乗って武蔵小杉へ。5時半に一行は出発し、大きな渋滞もなく8時50分には麦草峠に到着することができました。
本日のメンバーは
・ そーま兄さん父子
・ チビ太父子
・ つんつん姉さん
・ ASM姉さん
最初今回登山デビューのASM姉さんに順番に自己紹介しますが、ここで傑作だったのは、どうやらASM姉さんにつん姉さんが『まこと君っていう若い男の子がいるらしいよ』とだけ事前情報を渡していたらしいです。
7歳児が『ぼくまこと。一年生だよ!』というとASM姉さん目を点にしていました。(笑(笑)笑)
それではいつものように写真レポのスタート!
武蔵小杉を5時半に出発、サンデードライバーひしめく中央高速のオカマ事故をすんでのところで逃げ切り、麦草峠ヒルクライムを経て白駒池に到着。後10台で駐車場はフルになるところでした。前日泊めた車はごらんのとおり氷結。
北八ヶ岳といえば苔むす森。いい感じです。
紅葉の名所として有名な白駒池。紅葉はめでたく終了していました。
学友ではなく岳友のそーま兄さんと。
白駒湖畔から高見石までは2つのルートがありますが、きつい方でいくことになりました。岩場の樹林帯を行く、けっこうきついコースです。登山デビューのあさみ姉さんにはちときつかったかな?
雪がちらほら出てきて、子供たちのテンションもあがります。木を揺らしては通り過ぎる仲間の頭上に雪を降らせる遊びに熱中していました。
高見石にはこんなインスタ映えするスポットがあるのですね!
コースタイム35分のところ40分で到着。スロースタートでいい感じです。
きりりと冷えて空気が澄みきって最高のヤマ日和
岩の間に秘密基地を見つけて、スポっとはまる2人^^)
今日登山デビューのAゆみ姉さんとAさみ姉さん。ややきつめのコースでしたが展望のご褒美はばっちりですね。
高見石小屋は星空観察と揚げパンで有名だそうです。こんな登山口から近いとは思わなんだ。
息が白い。本人はゴジラの熱線攻撃のつもり(笑)
わぁ~い!
中山の北面には雪と氷が多かった。雪合戦休憩とあいなりました。
雪玉作りにいそしむ一年生
高見石から中山までのコースタイムは1時間20分。しかもここからは時折凍った岩も混じる急な登りが含まれます。登山デビュー女子を連れた一行は引き返すか、登り進めるか迷ったところですが、この後縦走を控える7歳児がさっさと先に進んでいったので先に進むことにしました。
地図には『ダラダラ登り』と書いてありました。多分登りがダラダラなのではなく汗がダラダラの間違いだったんでしょう。
チビ太はどんどん進んでいきます。コースタイム90分の所を79分で到着。先着してお汁粉を用意して後続を待ちます。
やっと樹林帯を抜けてよい景色の中山展望台に到着。なんかバテてますw
良い天気♪
槍も穂高も御嶽もくっきり。登山デビューでこれが見られるのは幸せですね。
下のほうは北八ヶ岳特有の縞枯れ現象ですね。
さて、我々二人は今日はオーレン小屋なので、ここ中山で日帰り隊とお別れ。これよりいよいよ今日の本番、天狗岳の岩登りに備えます。
中山峠から、今日のメインディッシュが見えました!
天狗岳、こっちから見ると勇壮ですねぇ。左肩にかなり急な岩場が見えるけど、あそこ登るのかしら?
稲子岳です。
東天狗の北壁に取り付きました。ところどころ石の上に雪があるので、気をつけながら、アシストしながら、声をかけあって登攀しました。乾いた石をしっかり踏めば、滑ることはないです。どちらかというと危険なのは下りですね。
ふと今日来し方を振り返る。眼下には黒百合平が。
標高も2400mより上になるとハイマツが出てきますね。
東天狗岳に到着!ここで赤岳がやっと見えました。ここからは勝手知ったる稜線歩き。山頂は無風で快適。
今日登ってきた北八ヶ岳をバックに
そして明日登る硫黄岳をバックに
東斜面を見下ろすと、天狗岳の山影がシラビソの森に映っています。そしてその先にはみどり池と、今年の2月にいったしらびそ小屋が見えます。
東天狗岳直下はこんな勇壮な岩場。写真で見ると怖そうだけど、実際はそんなに怖くない。
両脇はスパッと切り落ちているので、高度感はすごいです。
明日登る硫黄岳の爆裂火口が見えました!
鷹が飛んでいました。
「写真にとって」と言われたので連写。
今日の三つ目のピーク、根石岳。
これをXX座にカウントするか、迷うところですね。
カウントしないことにしました。
稜線上にある根石小屋。
ここもいつかは御邪魔したい。
蓑冠(みかぶり)山
あまりにも小さな山なのでチビ太みずからノーカン認定
そして予定時間通りにオーレン小屋に到着!
川のせせらぎ音に癒されます。
川のほとりでテント泊のおじさまがビール飲んでまったりしていました。今日は登山客10人前後とガラガラ。
本棚からさっそくドラゴンボールを見つけ出し、炬燵にもぐりこんでくつろぎはじめるチビ太
汗臭くない山小屋、最高です。
湯船に入った時のチビ太の笑顔は1000Wくらいの明るさでした。
お風呂の窓を開け放つと硫黄岳の広大な稜線が見上げられます。
小川のほとりにたっているので水が豊富。
寝間着に着替えても読む
対面にいるおじさんはヤムチャです。
孫悟空のツナギを着てご機嫌でしたが、ヤマヤのおじさんからたちは『ん?サトルくんかな??』とか言われて落ち込んでいました。笑
売店。日本酒の種類が豊富です。
館内。オーレン小屋は個室から埋めていくシステムらしく、今日我々の部屋は広大な部屋を二人で贅沢に使うことができました。
平日の山小屋最高!
山小屋にすっかり馴染む七歳児。
オーレン小屋名物桜鍋🐴🐎🍲
『これを食べたら復活して明日はお馬さんみたいに登っちゃうよ~!』
お風呂あがりの5時半に食堂に行くと、鮮やかな桜肉が並んでいました。標高2400mでこれが食べられるなんて。
自宅から生卵と高清水の吟醸を持参。(ゲップまで美味しかった)
濃い目のつゆを吸ったお麩がウマウマでした。
この至福の夕飯のために、今日は6時間近く歩き、途中の補給食やお菓子も軽めにしました。
笑顔www
氷点下の中星座を見に行くマシュマロマン氏
朝3時半でマイナス5℃!!!
完全防寒装備で小屋から100m離れたライトのない漆黒のテン場まで手をつないで連れて行きます。『1, 2, 3で合図するまで空を見上げるなよ~』
そして満天の星空の下でやっと1, 2, 3で見上げさせます。
『うっわ~~~~~😯💫💫💫 すっげ~!こんな星空みたことなーい!』
激寒で3分で撤収でしたが、流れ星は三尾発見、天の川もなにもかもばっちり見えました。
すっかり目覚めたチビ太、朝から味噌ラーメンをがっつり食べて5時15分に早出。
ヘッデン照らして夏沢峠のご来光を目指してモリモリ登っていきました(暗闇のルートファインディングは老眼にはつらいので丸投げ。)
夏沢峠でご来光。やまびこ荘は冬季休みに入っていました。ほかにも既に閉めた山小屋多く、八ヶ岳ははや冬支度にはいったようですね。
路傍のつららをパキパキ折り取って、ペロペロなめながら登ります。
「何の味?」
「おみず味だよ。おいしいよ。」
薄暮の硫黄岳を進む
朝焼けの霞の中に、赤く照らされる北アルプスが浮き上がっていました。
硫黄岳は7つ?のケルンが登山者を頂上に誘います。
7時前に硫黄岳登頂!あまりにも景色がよく、すばらしい空間なのでここで長居することにします。
横岳、赤岳、権現岳がばっちり!
これは硫黄岳山荘
赤岳頂上山荘
いつかここから朝日が見たいね。
赤岳天望荘
朝ごはん(おやつ)はとんがりコーンとチョコフレーク。
これが!硫黄岳の爆裂火口です。これから先に進むと地面が崩壊しやすいらしく立ち入り禁止ね。
横岳2829m 赤岳2899m チビ太岳 2761m 阿弥陀岳 2805m
西面には硫黄岳の山影が。今朝出発したオーレン小屋の屋根も見えます。
硫黄岳山頂を辞し、赤岩の頭へ。ここの下りは高度感あり、道もふわふわで歩きやすかったな。
赤岩の頭から赤岳鉱泉までは樹林帯の中の岩場を急降下。結構足に来ます。ここでソフトクリー・・・売店は閉まっていました
赤岳鉱泉冬の風物詩、氷壁の土台が組みあがっていました。それにしてもここからの眺めはすごいな。
赤岳鉱泉から下はひたすら下るだけで見どころは少ないかと思っていましたが、ラッキーなことにこの高度(2000mから下)の紅葉が盛りでした。
青い空に紅葉が映える。
紅葉だけでなく、苔の森もよい雰囲気。
長いダラダラ登りを終え、やっと美濃戸に着きました。ここには美濃戸山荘があると思って、『アイスクリーム♪』と勇躍駆け出す七歳児。・・・山荘は、冬季休業中でした。
下れば下るほど紅葉が色濃くなっていきます。
(台風で橋が流れて今は通れませんが)車も通れる林道のため、歩きやすくてよいです。そのかわり歩く距離は長くなりますが。
結局二日目は12kmの行軍でしたが早出が効いてバスの時間の40分50分前に美濃戸口到着。ここからはバスにゆられて茅野までいって、新型のスーパーあずさにのって帰宅。夢から覚めたら昼の3時半に自宅についていました。
なべわり山🍲とざん
ぼくは、なべわりやま、にいってさんちょうでなべやきうどんをたべました。おいしかったです。(せつめい)ぜんはんはゆっくりいきましたが、あとはハイペースでいきました。(30人ぐらいぬきました。)メンバーは、じぶんをふくめて5人おちよさん、りんどうさん、おかちゃん、おとうさん、じぶんでした。このメンバーとはときどきあいます。ぼくのきょうのやくめはリーダーです。きけんなところをみつけたときにみんなにつたえました。
約二週間前のおはなし。
朝から雨予報ですが、雨でもかまわず登るもの好きの皆さんにまざって物好きな七歳児と鍋焼きうどんを食べに。蓋を開けたら途中から雨はやんで、水墨画のような霧深い丹沢を楽しんだ一日となりました。渋滞も皆無、登山道も静か、昼の3時に帰宅できて、大変よい山行となりました。
コースタイム2時間5分のところを、1時間35分くらいで登っていたのではないだろうか(うろ覚え)、この一年生め!
岡ちゃん、林道さん、お千代さんと
近場ハイキングなので空荷です。身軽なので今日は絶好調でした。
このお兄さん二人組み、途中で追いつかれたのですが、抜かれてからチビ太に火がつき、抜き返して視界から消え去りましたw
コースタイム2時間5分を1時間35分で登頂。ハェー。
ベンチに戻っていたら怪食会がすでに始まっていました。
このころになると雨もあがり、雲海の向こうに秦野市街が見渡せました。
ものすごい食欲。
頂上にかわいい柴ちゃんが。駐車場でいっしょだったソラちゃん
この鼻♪
山行 4時間5分 休憩 1時間11分 合計 5時間16分
表丹沢県民の森駐車場12分
尾関広氏の銅像3分
二俣21分
本沢渡渉点4分
ミズヒ沢渡渉点76分
鍋割山荘17分
鍋割山稜4分
小丸8分
小丸尾根分岐(二俣分岐・平二山)88分
二俣3分
尾関広氏の銅像9分
上秦野林道ゲート(仮)
表丹沢県民の森駐車場G
出発時刻/高度: 08:27 / 465m
到着時刻/高度: 13:44 / 461m
合計時間: 5時間17分
合計距離: 10.92km
最高点の標高: 1327m
最低点の標高: 461m
累積標高(上り): 934m
累積標高(下り): 937m
二ヶ月近くぶりの久しぶりチビ登山。土曜日午前中は卒園生として保育園運動会の友情出場、日曜日はお友達が夜遊びに来るという多忙なスケジュールの間を縫ってのプランニング。横浜をお昼に出ても山小屋にたどり着ける塔ノ岳に行ってきました。
保育園の前の公園で出番を待つ卒園児の中にいるチビ太を山行フル装備でお迎えにいったら「えぇ~~また○○ちゃんお山行くの~ぉ!!」とクラスメートに唱和されていましたw
登山は灼熱高湿のバカ尾根をスタートし、ひさしぶりの登山にばてながらなんとかバカ尾根を攻略、花立についたら完全にガスの中。台風も近づいて荒れ模様の予感です。
尊仏山荘は台風でキャンセルが相次いだらしく宿泊6人とガラガラでした。こんな中に山小屋にくるもの好きなみなさんとの夜の山談義、これが愉しいんですよね。
深夜山頂を20-30mの暴風が荒れ狂い通りすぎ、山荘をわしづかみにして揺らし、時々フワッと小屋が浮くかのごとき嵐。しかし先日の24号に比べると子供騙しのようなものなんだそう。スリル一杯でした。寝ている間に屋根がすっとんでいく夢を何度見たことか。
チビ太は、というと夕食のカレーで満腹になったのか、6時45分に就寝(笑)、朝5時までずっと寝ていました。
翌日は天気の回復を待っていましたがいっこうに回復しないので、濃霧の中を表尾根コースで下山、今回は政次郎尾根から下山しました。樹林帯の急降下で一気に高度を落とし、そのあとの長い長い長い林道歩きでたくさんお話ししながら下山。
結局、夜景と稜線の遠望がなくても、台風と山小屋とカレーと漫画とヒルとの戦いが楽しかったそうです。
最後に二匹のヒルのご馳走になってましたが・・・
いつもはママっこなチビ太も、チビ登山の直後だけパパっ子になります。今朝もソファに座っていたらスタスタと歩いてきて無言で膝の上に乗ってきました😍
では、写真れぽ開始!
定番のクリステルちゃんとの記念撮影でスタート
これを熟読して上りました。ここで得た知識が翌日使われるとは・・・
上り始めは上半身裸でもよいくらい、高い湿度で汗をたくさんかきました。
大倉高原山の家は営業を追え、次第に廃墟化が進んでいるようです。
登山道の真ん中にいました。こういうの見つけるの小学生はほんと得意。
見晴らし茶屋にて。ここで休憩してからお楽しみバカ尾根へ。
バカ尾根の階段がきつくなると、こうやって父のザックにぶらさがって楽をしやがる。
雲の分かれ道。
堀山の家にて
いつもは店の前で休憩するだけの堀山の家、ですが「おしるこ」の看板に引かれ山荘の中へ。なかなかの商品取り揃えですぜ!
あまぁ~~いお汁粉。
これに惹かれたそう
サービスでお餅を二個にしてもらいました。
元気倍増
花立山荘にて。ここまでくれば登ったようなもんだ。
塔ノ岳山頂直下
山頂は暴風が荒れ狂っていました。
到着は5時半。
夕食のカレーのつけ合わせ用に、横浜から牛肉コロッケを持参!
大盛りカレーでかんぱーい
台風でキャンセルが続出したため、われわれを入れて6人の静かな一夜でした。
となりの小屋の屋根がはがれていますが、これは先日の24号の爪あと。一瞬小屋が浮くぐらいの強烈な暴風だったそう。
朝早起きして風がものすごいので停滞するの図
ちょうちょ結びを教わるチビ太
だっこして持ち上げようとしたのですが、ザック込み30kgで重すぎw
ちなみにこれは二年前
下山開始!視界ゼロ。だれだ天気回復といったやつは
濃霧の中にうきあがる木の又小屋
5歳のときここで食べたかき氷に救われたことがあります。三年ぶりにきて記念撮影。
そのときの写真。チビ太4歳。
太陽にあいたいよう
おー!太陽にあえた
手前に見える小高い丘から、政次郎尾根が伸びています。
政次郎尾根、上のほうはときどき眺望が開けます。
UFOのようなどでかい茸がありました。
道をふさぐ倒木をどかしながら急な坂道を下山。
こういった樹林帯の急斜面をえんえんと。登りもかなりの修行ですし、下りも膝がわらう系です。覚悟して取り付きましょう。
戸沢におりて清流で顔をあらってリフレッシュ
チメテー!!
戸沢に下りて来て、今日歩いた稜線を見上げる。戸沢は廃墟の山小屋ばかりでした。
たぶんこういう遊びをしていてヒルにすかれちゃったんでしょう。
作治小屋。ここから下はヒルが多いで~と忠告を受けました。はからずも・・・w
下山後はこの通り。
このあと靴下にヒルがひそんでいることが判明。そばやに悲鳴が響きましたw
出発時刻/高度: 13:25 / 297m
到着時刻/高度: 11:42 / 296m
合計時間: 22時間16分
合計距離: 17.08km
最高点の標高: 1470m
最低点の標高: 266m
累積標高(上り): 1531m
累積標高(下り): 1535m
2018年のカリフォルニア旅行、Day 5です。
もともとヨセミテに行く予定でしたが、今年は山火事が荒れ狂い、公園が立ち入り禁止になってしまったので、更に南下してもうひとつのカリフォルニアの宝石、キングスキャニオン+セコイア国立公園にいってきました。
一日目は家族でハイキング、チビ太は『2000年分のパワーをもらった』とセコイア杉に手をかざしていました。
一方、うちの細君は樹齢2000年の超巨大杉の森で超巨大花粉症に悩まされていました。
二日間止まったAir Bの家がすばらしい豪邸で、この後は家にかえって豪華BBQ。夜は庭に椅子を二脚出して、チビ太と満天の天の川と流れ星を数えていました。
国立公園の入り口。セコイアはチェロキー族の賢人で、1821年に独力でチェロキー文字を創造した人物。
これはMoro Rock 標高2050m
山ブドウかな?食べたらおいしかったっす
ジャイアントセコイア、とにかくでかい!松ぼっくりまで規格外にでかい!
山火事にあっても木の幹が燃え尽きず、そこからまた復活できるほどでかい!
Congress Trailの入り口
セコイア杉滑り台だよ~♪
これが世界一大きな木、シャーマン将軍の杉
登山の一日の〆は近くの川で犬と水泳でした
出発時刻/高度: 06:53 / 2172m
到着時刻/高度: 08:03 / 2172m
合計時間: 1時間10分
合計距離: 2.9km
最高点の標高: 2176m
最低点の標高: 2099m
累積標高(上り): 79m
累積標高(下り): 95m
2018年カリフォルニア旅行 Day 4
この日は中部カリフォルニアのSan Luis ObispoからSequoia National Parkへの移動日。
この町にはカリフォルニア在住の邦人が泣いて喜ぶ温泉!があります。
シカモア・トレイルはその温泉地から伸びる小さなハイキングトレイル。
長いドライブ前の軽い運動になりました。このあといったAvila Bayがまた雰囲気のよいビーチでした。
カリフォルニア在住の邦人が歓喜するという温泉リゾート。トレイル入り口はここの近くです。
前日、ここで家族温泉していました。
2km足らずのゆるふわトレイルです。
炎天下の砂利道を登るだけ
遠くサン・ルイス・オビスポの郊外が見えます。
頂上が見えてきました。この先は太平洋です。
ブランコがあって、ラティーノ家族がピクニックしてました。
この先にあるのがAvila Bayです。ここもよいリゾート。
我が家のハックリベリー・フィン
この後Avila Bayにランチしにいきました。木でできた波止場の先に6台くらい止まれる駐車場がありました。
海のベンチではあしか君たちが日向ぼっこをしていました。
出発時刻/高度: 04:58 / 31m
到着時刻/高度: 05:58 / 31m
合計時間: 1時間0分
合計距離: 3.26km
最高点の標高: 204m
最低点の標高: 9m
累積標高(上り): 198m
累積標高(下り): 205m
船窪小屋
山小屋に泊まらずテント泊を好むヤマヤの中でも、『この山小屋だけは泊まってみたい』と思わせる稜線上の有名なランプの小屋。
問題は、そのアプローチ。
約4kmで1400m近く、しかも大半を景色に恵まれない樹林帯を貫く強烈な急登を越えた後でないと、天国からの絶景は味わえない。ガイドブックやテレビ番組では伝えきれない船窪の真髄がここにある。
そんな急登の向う、天国のような稜線上の山小屋を紹介するテレビ番組を見ていたある日の大先生、
『(船窪小屋の前で)ラジオ体操がした~い。』
『(夕食はテンプラとビーフシチューと聞き)いきた~い♪』
三連休は(激混雑の)北岳か、鹿島槍か、八ヶ岳を考えていたのですが、テンプラが最後の一押しになりました。
というわけで好天に恵まれた三連休。七歳になった山小屋評論家ことチビ太大先生と北アルプス奥地にある船窪小屋に行ってまいりました。
ここから始まる鼻突八丁の核心
なお、七倉尾根の急登については、事前にたくさん言い含めておきました。
父『いいか、急勾配はちびっ子の最も得意とする地形だ!』
チビ太『うぃ!全員ブチ抜く!』
父『最初はゆっくり歩くのだ。そうしたら、チビ太が体重が軽いから、何をしないでも重い荷物をもったおじちゃん、おばちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんに自然に追いつく。』
チビ太『うぃ!』
父『追いつくときには無理をするな、楽ちんなペースで追いつくんだ。』
チビ太『追いついたら「お先に~♪」って挨拶するんだね?』
父『違う!追いついたらむっちゃ軽々、「お山登りは楽しいな~♪ルンルン♪」って軽がる抜くんだ!』
チビ太『わかった。ルンルン♪って言って抜き去る』
父『そうだ!その時顔は笑っているが実は心臓はバクバクだ。』
チビ太『えっ。そうなの』
父『そうだ!抜かれた人はものすごく苦しいときに、チビっ子にルンルン抜かれたら心が折れる。そうして抜いていて全速力で視界から消えるんだ。わかったな。』
チビ太『わかった。ルンルン。』
なんにも面白くない樹林帯の急坂を息も絶え絶え4時間以上登り続け、その先に待っていた天国については、写真をご覧のとおりです。
灼熱地獄の下界をさけ、アルプスの高山地帯に避暑しに来たわけですが、森林限界を越え絶景の稜線にでたら直射日光光線にやられ、日中は素っ裸でも大丈夫なくらい。時折稜線をわたる風が涼しい。
小屋の夕食は気を利かせて外で360度の大パノラマを眺めながらのテンプラ+ビーフシチュー。小屋に昼についたら何にもしないと決めていましたが、ほんとに景色を眺める以外なにもする気がおきません。読書用の一冊を持ってきましたが、ほんと、本一冊でさえここでは俗っぽい。
翌朝は朝食後のお散歩に七倉岳を登って針の木岳の全容を眺め、それからは12時の下山を目指してガンガン下っていきました。高度を下げるごとに気温はあがり、発汗量が尋常ではなかった。
下山は11時半。下から見上げた七倉岳の稜線の高度差が半端なかった。
帰宅途中、そばの高瀬でざるそば大盛を×2
チビ太は一口も分けてくれませんでした。
歩くペース0.9~1.0(標準)
コースタイム
1日目 山行 5時間56分 休憩 1時間16分 合計 7時間12分
S七倉登山口06:44 07:59唐沢ノゾキ08:00 09:02岩小屋09:03 10:08鼻突八丁(八合目)10:11 11:10天狗の庭11:31 12:22船窪小屋13:00 13:08七倉岳13:09 13:15船窪天場13:19 13:19船窪水場13:23 13:34船窪天場13:37 13:45七倉岳13:56船窪小屋泊
2日目 山行 3時間53分 休憩 1時間29分 合計 5時間22分
泊船窪小屋06:11 06:22七倉岳06:34 06:47船窪小屋07:03 07:38天狗の庭07:46 08:21鼻突八丁(八合目)08:40 09:24岩小屋09:44 10:19唐沢ノゾキ10:20 11:15七倉登山口11:19七倉山荘11:32 11:33ゴール地点G
コースについて
な、なんという急勾配!船窪小屋に至る七倉尾根、実は有名な日本三大急登に匹敵することが(後になって判明)その実は4kmで1400m上昇、32%
チビ太大先生大変だったと言いつつ小屋番のお兄さんに抜かれた以外は誰一人にも抜かれず。
下りで先に音をあげたのは私です。
最後の下りは言葉で苛められました。『え?なに?お父さんまさか疲れちゃったの?』とか(=`ェ´=)
日本三大急登、北アルプス三大急登というのがある。詳しくは
北アルプス三大急登:
ブナ立尾根(烏帽子岳):距離3.2km 標高差1251m 39.7%
合戦尾根(燕岳):距離3.9km 標高差1244m 31.6%
早月尾根(剱岳):距離7.2km 標高差2238m 31%
北アルプス三大急登:
早月尾根(剱岳)
西黒尾根(谷川岳):距離3.1km 標高差1114m 35.6%
黒戸尾根(甲斐駒ヶ岳):距離8.5km 標高差2200m 25.7%
距離4.1km 標高差1316m 32.1%・・・おいおい、距離は短いものの、標高差で上記だと3位、平均勾配でも3位!!
上のコースタイムは寄り道を含んでいるので、正規コースタイムを抜き出すとこんな感じ:
コースタイム6時間のところ:5時間12分
コースタイム4時間のところ:3時間29分
コース状況/危険箇所等
危険なところは少ないが、登りが厳しく、体力を損耗し集中力が切れた下山時に店頭事故がおこりやすいかもしれない。二日目は特に気をつけ、声をかけあって下山。
それでは、いつものようにフォトレポ開始
おはよう!気温は20℃で涼しいな。
これから登るぜ~
バックは鹿島槍と五竜かな?
🐒軍団による通行止めにより、登山開始出来ません。足止め。
最近チビ太が写真の腕を上げました。カメラを渡すとけっこうおもしろいアングルで切り取ってくれます。
登山届け提出。結構厳しくチェックされ、その分会話も大盛り上がり♪
このトンネルの手前から登山道が始まります。このトンネルはタクシーのみ通行可能で、この先は裏銀座の入り口、烏帽子に続きます。
長い長い一日のはじまり。
なんとっ!驚きのコースタイム6時間にチビ太ニヤニヤ・・・
ヤマアジサイ
むせ返るような緑の中ひたすら上へ上へと汗を垂らして進む
標高差140mごとに刻まれています。これを励みに、というかこれに心を折られます。
実際に歩いてみると標識間の距離は非常に長い。
ゴゼンタチバナ
ギンリョウソウモドキ Indian Pipe
梯子も増えてきました。梯子ゾーンは一気に標高が稼げます。
やっと半分。まだ半分も残っているのか、というのが正直な感想。
鼻突八丁が近づくと、枝の間から槍の穂先がチラチラッと見え隠れ。これで少しだけ励まされます。
さて、始まりますよ~
胸ではなく急峻すぎて鼻がついてしまう鼻突八丁
始まった~!!!
梯子が連続します。ほとんど直角に登るところもあり。
枝の間から槍が見えたよ!
こういった看板の一つ一つの心遣いがうれしいね。
ツガザクラ
鼻突八丁をおえ、樹林帯を抜けること30分?、天狗の庭が近づいてきました。これから開ける稜線の景色への期待が高まる。
あと少し!がんばれ!と看板に背中をおされ。
景色がひらけた~天国の景色だ~
槍ヶ岳をこちら側から見るのははじめてかも。奥穂と前穂がみえ、北鎌、西鎌尾根が見えます。
天狗の庭につきました。この笑顔^^
チビ太センスあるw
山間の谷からガスがあがってきています。
天狗の庭からは天空の稜線歩き。北アルプスの名峰が手の届きそうな距離に、あちこちにあります。
目の前には不動岳2601m、左肩の稜線の先には烏帽子岳2622(二百名山)。
疲れていたけど、『りょうせんパワー』もらったから元気いっぱい。
ハクサンシャクナゲ
チングル^^
チビ太よ、花の名前を略するな!
雪渓がありました。涼しかったよ~。
当然ながらこの後雪合戦勃発!
七倉岳への稜線から、出発地の七倉山荘が芥子粒のように見えました。
ズームイン!よくこんな高さを登ってきたもんだ。
コイワカガミ(ピンク)チングルマ(白)
雪渓を越えて船窪小屋に到着
チビ太山小屋探検開始
以降、チビ太カメラマン撮影の写真が続きます。
カメラを渡して小屋探検してこいと放ちました。
以上、チビ太によるフォトレポでした。
小屋に着いて鐘を鳴らしてもらい、その後疲れたチビ太は昼寝☀😪
剣岳立山薬師岳を従えての贅沢な部屋割りでした。
一時間たってお腹がすいたと起きてきました。
後ろに剣岳、立山、薬師岳を従えて遅いランチ
景色よすぎてみんなご機嫌。
ランチが終わるともう一度本日二回目の昼寝。夕食は16時半と早めですが、ハラヘリ傾向なのでOKでしょう。
なんと!我々の夕食は外で北アルプスを眺めながらのディナーになりました。メニューは近くでとれた山菜の天ぷらと船窪小屋の新メニュービーフシチューです。
人生で一番の絶景からのディナーです。
バックに見えるは槍の穂先
不動岳の奥に見えるは薬師岳
水晶岳、野口五郎岳
五色ヶ原に沈む夕日とコマクサちゃん
夕焼けショー出待ち
Lift Off 🚀
Lift Off 🚀
五色ヶ原に沈む夕日
日が暮れると、ランプがともりました。8時前にはチビ太寝てしまったので、親父はワインをもって外に出て、満天の天の川を眺めていました。寒かったわ。
朝です。チビ太の靴ひもしめて、朝食後のお散歩へ。
小屋から往復30分で七倉岳に行きます。
これは餓鬼岳かな?雲海の上に八ヶ岳と富士山が頭を少しだしていますね。
七倉岳の山陰が渓谷に写っていました
七倉岳
針ノ木岳展望ポイントへ
針ノ木岳の全容を拝むことができる、秘密のスポットから。
雲一つない青空を突き刺す槍
雪渓歩き。ここだけ天然のクーラーがきいていました。当然ながらこのあと容赦ない雪合戦が勃発します。
常に槍を遠くに見ながらの稜線歩き。夢見心地。
ヘリコプター二機・・・ではなくトンボです。
チビ太大先生お昼寝タイム
Zzzzz
タケシマラン
下山はあっという間と思いきや、4時間近くかかりました(コースタイム5時間のところを4時間半くらいかな)。最後は暑く、発汗量多過ぎで大人の私がバテてチビ太に励まされる始末。
ゴールしました。
頭の上にあるのが船窪小屋の稜線だよ。
急ぎ帰路につきますが、沿道にお蕎麦処「高瀬」を見つけました。注文したのはザルそば大盛り二膳ですが、チビ太からおこぼれはいただけませんでした。
最後まで親ばか登山ブログお読みいただきありがとうございました。
次は熱い丹沢でキャンプの予定です!
奥秩父の雄、金峰山。東京から一番近いハイマツ帯の稜線歩きが楽しめる。
前回の親子登山から三週間あまり。そろそろ禁断症状が出始めたところで息子がボソッと「お父さんとお山に行きたいな~」と前向き発言。
てなわけで梅雨の晴れ間の予感を胸に土曜日に山梨入り。なぜ山梨かというと日曜日の朝からの天気予報が一番良かったからです。
父の日ということもあり、横浜自宅父の日(父の非)ディナー門限4時厳守を言い渡されておりましたので、前泊したうえで早朝4時半~12時半の早駆けをすることに。
前日平野部で降った雨の湿気が雲となり平野を覆い隠していましたが、これが一面の雲海となり、2300mより上の稜線では幻想的な雲海に浮かぶ日本の屋根がすべて見ることができました。
丹沢は低すぎて雲海に隠れていましたが、富士山からぐるっとすべて、遠くは新潟のの山々までクリアに見渡すことができました。今日登った人は本当に眼福を楽しみましたね!
およそ8時間のハードな行軍でしたがチビ太は文句ひとつ言わず。特に事前に詳しいコースの説明もなく、ごほうびも不要でテクテクついてくるのは、ハイキング詐欺にたいする耐性がついてしまっているのでしょうか。同じようなコースを登山初心者の大人にぶつけたら、間違いなく不満タラタラ、途中リタイヤでしょう、人間不信に陥るでしょう。やはり刷り込みって大切(笑)
出発時刻/高度: 04:23 / 1527m
到着時刻/高度: 12:39 / 1531m
合計時間: 8時間16分
合計距離: 11.83km
最高点の標高: 2579m
最低点の標高: 1524m
累積標高(上り): 1193m
累積標高(下り): 1196m
それでは、いつものようにレポート開始
・・・とブログを書いているところで2018年ロシアワールドカップ日本vsコロンビア
日本勝利!!おめ!!!!
気を取り直して再開・・・
白州の近くのゲストハウスがとれたので、横浜をお昼にでてゆっくり向かいます。渋滞知らずで4時に韮崎について、チビ太が「プールに行きたい」というので人生初の真剣なスイミングデビューを韮崎の地(ゆーぷるにらさき)で挙行しました。
道の駅併設、温水プールのとなりは温泉施設になっているという便利さ。プールは流れるプールになっていてチビ太もぎりぎり足が着く深さ。流れに背中を押されながら意外にもちゃーんと泳げていました。なかなかできる。
初めてのプールが大満足だったらしく、今回の山登りで一番楽しかった思い出になったそうです。そっちかいな。
6時にプールからあがって、甲州街道を西へ予約したゲストハウスへ。
目的地についたものの、想像していたのと真逆の店構えだったので、迷いました。
なんかHIPHOPが大音量でかかっていて、巨大なリノベ中の宿泊施設という感じ。
でもお客さんが泊まっている雰囲気はある。
オーナーさんが出てきて、部屋を案内されてびっくり!
これは元ラ○ホテルではないでしょうか。「お☆さまがたくさんあって楽しいお部屋だね~♪」とチビ太は歓喜(お父さん滝汗)。この部屋はラ○ホテイストを狙って残したらしいですが、この部屋以外は普通の部屋になっているので、今度はそっちに泊まってみたい。
最初はびっくりしますが、便利で安くてオーナー親切でなかなかいいですよ。登山や自転車の前線基地に使いたい。
HIPHOP好きの若いオーナーが、国道20号沿いの廃墟として有名だったこの土地を買い上げて、全部DIYでここまでこぎつけたそう。その経緯がわかれば、ここのゲストハウスはありだな~と思いますし応援したくなります。こういったビジネスモデルはありかなぁと。MTB、自転車、登山、テニス、そしてインバウンドの人のお客さんが多いそう。自分としては登山の前泊や自転車用に使ってみたいな。
ちなみにこれは改装前のおすがた。国道20号沿いの廃墟として廃墟マニアには知れた存在だったそう。
共有スペースでお弁当を食べ、食後はオーナーがヤフオクで大人買いしたというスーパーファミコンでドンキーコングに興じたのでありました。
八時就寝翌朝二時半起床。三時に宿を出発して四時にスタートしたいのでしょうがない。部屋のすぐ横に車がおいてあるので超便利、起床して20分で出発できます。
登山口まで40km以上ありますが、交通量は鹿に気を付けるくらいなので、1時間でサクッと到着。
朝の四時半に瑞牆山荘から登り始めます。富士見平小屋までは勝手知ったる道。明け方で日陰、前日雨ということもあり、非常に寒い。
瑞牆山が視界に飛び込んできて歓声があがります。
登山道を歩いていると朝食に焼くソーセージの香りが漂ってきました。しばらく歩くと富士見平小屋。 ここまで45~50分。
チビ太はずっと「寒い寒い」と言っていて、顔色もあまり血色よくないので、ちょっと心配。この時点では体の様子とよく相談して、あまり調子が悪そうであれば早々にリタイヤしようと考えていました。
コメツガ。黄緑色が今年の新芽。
アズマシャクナゲ。これを追いかけながら登ってゆくと、道のマーキングをするピンクのリボンと間違えて遭難します。(んなわけない。)
まだ寒いですが日も上がってきて少し体があったまったようです。チビ太も元気になりました。
大日岩です。今日の登りルートは本当に長い!コースタイムは登り4時間半。
大日岩を下から。
岩の先でぱっと視界が開けて雲海に浮かぶ南アルプス連峰が見えました。今日は素晴らしい好天の予感。
稜線に出るまでは急登が続きます。前方に若者グループを発見。前を歩いている人を見ると俄然ペースが上がりだす負けず嫌いの一年生。
標高が2300mを越えると森林を抜け、岩稜帯の稜線に出ます!
見事な雲海に浮かぶ山々が…!!!すごい景色だ。
振り返るとさっきまで見上げていた瑞牆山があんな下の方に。
みんな絶景に見とれてノロノロ歩きに
五丈岩が見えました。ここから1時間くらいかなぁ。
岩陰にひっそりと花を咲かせるコイワカガミ
レッグゲイターを新調しました(21cm~)。オレンジの足元とリュックがいい感じ。
雑誌の表紙みたいだね。
景色よすぎて、全く関係ないほかのハイカーまで写真にとりたくなってしまいます。 絵になるんですもの。
山頂に着きました。
『ボテチが三倍の大きさになったよ~❗』
ポテチパンパン選手権。標高2800mで破裂することが多いので、2599mの金峰山は丁度よかった。
ヒッヒッヒ
チビ太の一番すきなお山、北岳をバックに。
お昼ごはん(9時だけど)は大盛りのカレーライスとビーフストロガノフ。作っている間チビ太は五丈岩によじ登って、日光浴。
やんちゃ坊主。
飛行雲があっちからこっちから線を引いて通り過ぎてゆく
岩場の上で遊んでいたら
『まこちゃ~ん!?』と呼ぶ声が。えっ?誰だろう。
3月にしらびそ小屋でご一緒した@kuuu1227さんでした。こんな所でであうなんて凄い偶然だね(いや、必然ともw)
富士山より高いところを浮遊しているすごい写真に見えるでしょ。
はい、原画wwwww
さて、9時半に下山開始。16時までに横浜の自宅に帰りたいので、下山タイムより早く下らなくてはいけません。でも景色よすぎで急ぐことはまだしません。
砂払ノ頭を過ぎて樹林帯に入ったら下りペースアップ。しかし今日はゴツゴツした岩場の下りが長く、ちょっときつい。そして下りも長い長い長い。
二人とも足の裏がすこし痛くなってしまいましたが、ほぼ予定通りの時間で下ることができました。
瑞牆山荘の駐車場を出たのが12時半。この時間に帰路に着くと確かに中央道、東名の渋滞の影響はあまりなく、小仏で数キロ、綾瀬で数キロという塩梅。ちょうど2時過ぎに渋滞が始まる時間帯にボトルネック区間を通過。
無事に16時過ぎに自宅に到着、男5人の男子会のテーブルには、富士見平小屋でチビ太がゲットした鹿肉ソーセージが並んだのでありました。
チビ太、鹿さん大好きのくせに鹿肉ソーセージはOKなんだそうです。
後日譚
翌日になって激しい筋肉痛と倦怠感。日中は油の切れたロボットのように苦痛にあえぎ苦しんでおりました。会社のトイレに行くのもえっちらおっちら歩く始末。
同行した六歳児はさぞかし小学校で疲れた一日を過ごしたのでしょう、帰宅して『今日は疲れて大変だったでしょ?』と労ったら
『は?元気もりもりエネルギー1000%だったよ。何言ってんの。』
世代交代の時は近いですね・・・
小学校一年生の週末は多忙だ。午後二時に友達がおうちに来るから一緒に遊びたいので早く登り終えられるちっこい山がよい、とのリクエスト。しっかり登れるちっこい山はどこかなぁと考えていたら、チビ太から『三の塔~ヨモギ平コース行かない?ちっちゃいときに行ったお山行きたい。』と逆提案。
ヨモギ平はこんなところ
登山地図にのっていない丹沢の隠れ家的緑の庭園。ここにくるのはなんと四回目。背負って登っていたころからの二人のお気に入りスポットです。
一回目 2013年10月14日
二回目 2013年11月16日
三回目 2015年11月23日
『走れるところトレランしちゃえば、早くおうちに帰れるんじゃない?おとうさん。』
といっちょまえ笑
果たして登山口から山頂までは心拍120汗ダラダラのハイキング、ヨモギ平からBOSCOキャンプ場までは下り道全開で走ったら驚きの一時帰宅。
前日3時間睡眠の父は大変助かりました。
出発時刻/高度: 07:36 / 668m
到着時刻/高度: 11:07 / 667m
合計時間: 3時間31分
合計距離: 7.49km
最高点の標高: 1192m
最低点の標高: 607m
累積標高(上り): 635m
累積標高(下り): 648m
歩くペース 0.8~0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち43%の区間で比較)
山行 3時間5分 休憩 25分 合計 3時間30分
S青山荘07:3707:45護摩屋敷の水07:4608:46二ノ塔08:4709:00三ノ塔09:23三ノ塔地蔵菩薩09:56ヨモギ平10:0810:43BOSCOオートキャンプベース10:47諸戸山林事務所10:56青山荘11:0711:07ゴール地点G
それでは、フォトレポ開始!
護摩屋敷の湧水。今日は猛暑だったので山頂につくまで空になってしまいました。
のっけからの急登。緑がまぶしい。
前をあるくハイカーを見るとやる気スイッチがはいるそうです。
ヤマツツジが見えました。ピンクじゃなくて、赤が濃いからアカヤシオではなくてヤマツツジかな。
この後、とおくからツツドリの「ポンポン、ポンポン」という鳴き声が。下山中にはエゾハルゼミの鳴き声も一匹だけ聞こえた気がします。
時間がはやく、まだ麓からバスも到着していない時間で山に人は少ないんですが、今日は小さい子供にたくさんであいました。
おなじみ、二ノ塔直下のガレ場に来ました。
山頂はガスだったので、山の遠望が得られるのは大山方面のみ。
こんなに空が青いんですけどね。1000m~2000mは雲海の中でした。
テンのふんについての解説がありました。そうか、さっきみたのはテンの落とし物だったのか~!
炎天下のハイペース。どんどん水がなくなってゆきます。
最近アニメ版ゴジラにはまっているチビ太。
「このあたりが、丹沢大関門かなぁ?」と想像力を働かせていました。
二ノ塔をすぎ、やせ尾根を渡ると今日の最高峰三ノ塔 (1204m) に着きます。
着いた~
いつもはここから丹沢の主脈が見えるのですが、今日はガスの中。
ちょこっとだけ稜線歩きをしたら、ヨモギ平へ。
お地蔵さんの隣に、秘密の楽園への秘密の登山道があります。
いざ、バリエーションルートへ。
山頂直下には荷物運搬用の軌道があるので、ここをつたってゆけば迷うことはない。
急こう配区間が終わると、緑がまぶしい平坦の森の中にでます。
夢のような、新緑の世界。
『自然がゆたかで気持ちがよいねぇ』とチビ太。
ほんと、天国。
ヨモギ平の看板。2013年チビ太が二歳の時この看板の隣で記念撮影したなぁ。そのときこの看板くらいしか背丈がなかったんだが。
下りはBOSCOキャンプ場までトレラン風味。
裏ヤビツの道路にでたら、時折現れるローディを応援しながらゴールの気まぐれ喫茶へ。
スタート地点に戻ってきました~♪
父はケーキセット、息子はナポリタンセットに突撃開始。
大変おいしゅうございました。今度自転車で来るときも、こういったところで優雅に休憩をとる気持ちの余裕がほしいですね
仲良しになった週末でした。来週は自転車だな。