よく覚えませんが、こんなクイズに出会いました。ニュースショーか何かの合間のお楽しみに、若い女性アナウンサーに出された質問だったと思います。
「チャーハンとピラフはどう違いますか」
チャーハンも、ピラフも目には浮かびますがその違いをきちんと解説することが私にはできませんでした。聞かれた女性も、同じ場にいた人たちも戸惑っていました。
さて、お分かりですか?
チャーハンは、炊きあがったお米(ご飯)に具材を入れて、炒めて仕上げたもの。
ピラフは、生のコメと、具材を混ぜ、水を足して、熱を加えて仕上げるもの、だそうです。
ふ~ん、そうだったのか?
恥を幾度も書き立てるようですが、おせっちゃんは料理が得意ではありません。その嫌いな原因の一つがカタカナ文字など外国語の料理の名前、材料の名まえ、調理法、基本がさっぱり知識の中に無いことです。
田舎の歳とった母親の下、特に戦後の飢えの時代、正に「アルモンデ」済ませる食事でした。畑から抜いてくる大根、ニンジン、泳ぎに遊びに行った子供の役目で、採ってきたアサリ貝、山を追いかけごっこをしながら見つけたっキノコ。新鮮さだけは特上ですが、今の料理に匹敵するものは縁遠かったのです。
ホットケーキをパンケーキ(厳密には違うよと友人から言われましたが)、ケーキがスイーツ、世界各国の料理、名称が分からない、料理の参考書を見れば調味料一つとってもわからない、揃えられない、勿論使いこなせない世界に放り込まれたことでした。
結婚して今夜からご飯の支度は自分の責任と思い、大事に持ってきたカード形式の料理カードを繰れども、めくれども、出来そうにない。材料欄で、すべてそろっているものは無し。一品足りないとすべてができないような、応用の利かなさ、困った、困った。
ああ、今から死ぬまでこれを繰り返すのか。。。逃げ出したくなったことが一番の思い出でした。
ここで、よし!と挑戦するか、私は苦手と逃げるか、分かれ目だったのでしょうね。
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