近くの世田谷区立羽根木公園。春の梅まつりが、有名で賑わいます。今は、桜の時期が終わり、オオムラサキが葉が見えないほどぎっしりと花を咲かせ、華やかな景色を見せてくれています。
わが家がここに住み始めた頃、・・・子供が幼稚園の頃でした・・・梅まつりと名打った祭などはなく、近所の家族が散歩かたがた訪れるくらいでした。梅の花見も、木の下に茣蓙を敷いて、手づくりのお弁当に、お酒も少々携えてのものでした。そんな公園でしたから、花見のござも木の下に敷いて近くに花を見たのでした。
顔見知りのご近所様とも声を掛け合って、親しみ深いものでした。ところが、だんだん有名になり、遠くから人々が押し掛けるようになって、木下の土が踏みしめられ、梅は勢いを失くしていったのでした。
区は、木の周りをオオムラサキで囲い、梅の周りの土を改良したのでした。
梅はよみがえりました。カレンダーのオオムラサキの写真は、その花を映したものです。伊藤信男さん、自然写真家さんのものを使わせていただきました。
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