今冬一番の低温が攻め寄せるとの予報に恐れをなしていましたが、今朝も、それほどと思わずに生きながらえました。自分のことよりも、能登半島の方々の生活を思いやって、なにか自分が悪いことをしているような、申し訳なさを感じてしまいます。どうぞ、お身体にお気をつけて下さい。
永らく、中高生の「私の折々のことば」をお借りして、ブログを続けましたが、今日は、朝日新聞朝刊一面の定位置から切り取ったものを載せます。
美術家の、横尾忠則さんの言葉です。
『健康でいたい、そのためには何をすればいいか、という課題は全てストレスになります。・・・健康を害しています 』
解説者・鷲田清一氏は、横尾さんの言葉を引用していらっしゃいます。おせっちゃんもそれをそのままご紹介します。
歳がいくと、目はかすみ、耳は遠くなり、すぐに息が切れる。ハンディキャップだらけだ。けれど健康を取り戻そうとするのは、そもそも老いる身体への反逆。そこで、「ハンディこそ僕の自然体」と思うようにしたと美術家は言う。
目的など掲げず、シンプルに、「快食、快便、快眠」、そして絵を描くこと、
健康を保ちたい、病と闘う丈夫な体を維持しなければ、死際まで、這ってでも自分で便所へ行けるように、筋肉をつけておかねば、・・・老いに弱った身体には難題です。テレビ等でムキムキの筋肉を見せられ、歳とっても筋肉は尽きます・・・。まず始めて、続けることです、などとけしかけられると、よほど恵まれた身体を両親と神から与えられたものでない限り無理というものではないのかな。心理的に、劣等感と罪悪感がストレスになるし、無理して倒れてしまうのが凡人かなあ。
以前書いたことがありますが、私が、圧迫骨折の後、友人に「身体が元に帰らないのよ、万全な身体でないから・・・」と愚痴っていたら、叱られました。「あんたはどんな状態が万全と思うのよ。この歳になって病を得た身体が、元に帰るなんて、烏滸がましい。テレビのモデルは、よほどの特殊人なのよ」(おせっちゃん)
日常生活がどうにかできたら幸せ幸せ。
今日は朝のウオーキングの公園からの富士山の美しかったこと。くっきり白いひだ迄見える富士山でした。
しあわせ、しあわせ!!
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