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土下座

2021-12-22 13:36:43 | 言葉

12月19日の朝日新聞「声」に使い方を誤ったこんな日本語についての意見が載っていました。40歳の会社員の女性の意見です。タレントの方たちが、結婚前女性の親御さんにお願いに行ったとき、「土下座した」「ああ俺も」と土下座を真面目に間違って使っていることを、私も可笑しいと思っていました。声を投書なさった女性が、キチンと解説してくださっているので、引き写しですが使わせていただきます。正しい、日本文化に沿った言葉として使われるといいと思います。

投書女性の説明

土下座・・・地面など、主に靴で歩くような場所にひざまづき手や額を地面に擦り付けて、最大限の謝意や敬意を表すもの。江戸時代の庶民が大名行列にさせられたのが土下座です。

座礼・・・室内、特に和室で、正座から畳に手をつき、上体を前にかがめて礼することを座礼と言います。土下座とは意味合いが違います。日本の美しい礼儀の姿勢です。

私が常々、これは間違っていると気にしている言葉がありますので、続きの場所をお借りして書いておきます。
「号泣」という言葉です。最近少し下火になりましたか、一頃、テレビで番組を予告するとき、「これは号泣物・・」とか「タレントの〇〇さん、号泣」とか盛んに使われたものです。そのタレントさん、わずかに目を潤ませただけですのに。

<号泣>は「大声をあげて泣くこと。泣き叫ぶこと」。「遺体にとりすがって―する」と言った泣き方です。
ついでに書きますと、よく似た泣き方に「慟哭」があります。慟哭の「慟」の字は身体を上下に動かして悲しむという意味があり、「哭」の字は大声で泣く の意味です。

 


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