古い新聞の切り抜きを整理していたら、こんな意見が「声(朝日新聞)」に出ていました。内容をおせっちゃん流に勝手にまとめました。
「私はシルバー人材センターに登録し、働ける機会があれば挑戦してみようと思っていました。先日、参院選の投票事務に応募しました。当日は区役所役員が半数。あとは非常勤と派遣職員でした。私の休憩時間が来て次の交代メンバーに職員が声をかけました。『あのシルバーさんと交代してください』と、」
「シルバーさん」が私のことと始めは思えませんでした。そうか、シルバー人材派遣センター派遣だから
「シルバーさん」。「派遣さん」、「バイトさん」。現場ではこう呼ばれているのか。せめて○○さんと名前で呼んで欲しいよ。
世は労働不足時代だと言います。今や非正規労働者なしでは社会はまわらない。ひとからげの呼び方は、そうした貴重な労働者を馬鹿にした見下しのこころが入っていないか。一人の働き手として正規の労働者と同じように名前を呼ぶのが正解ではないだろうか
私が腰を痛めてから、我が家も庭の草取りをいわゆる人材派遣センターから来ていただいています。来て下さった方に年齢を聞くと、私より一歳下の方。身の細るような申し訳なさを感じます。
センターの方からはお茶の用意など心配しないでと言われていますが、ほんの少々の菓子と、お茶を出します。そして勿論○○さんと呼びます。
○○さんで一言付け加えます。近頃こんな言い方が常識化しているような気がします。「○○病院さま・・・」「△△デパート様・・」「☐☐学校様・・」何か変ではないですか。丁寧に、尊敬して言う心算なのでしょうが過剰な様のような気がするのですが・・。
変だと思う私の方が変ですか。
最近の日本語はおかしいです。
丁寧が良いというものではないですね。
何でもかんでも「させていただきます」の過剰さにいつも腹を立てています。
折角意見を言っても、「みたいな」とのがれる。
さいきんでは、ことばのおわりに、「知らんけど」と逃れる手も出てきているとか。