大学生時代、同じ研究室仲間で同人誌発行したことがありました。ガリ版・手書きの「発行」というのも恥ずかしい代物でしたが。とにかく一人一作品は出せと言われて後にも先にも作品はこれ一作の私なのですが提出したのでした。
後に、講評会がありましたが、私の作品への評価は「1+1=2という文だねえ、論文ならいいけれどねえ?・・・・」というものでした。情緒とか、微妙な感情の表れとかの全くないものだったのでしょう。
兎に角頭が固いのです。
そんな私でも、一応国文に籍を置き、学んだものですから、言葉については注意が向きます。現代語というか、若者言葉というか、新しい言葉にいちいち文句を付けたくなるのです。例えば今むちゃくちゃにはやっている「むちゃくちゃ」という言葉、耳障りでなりません。結局、時代に乗れない婆さんだということでしょうけれど。
そんな気風の私が、若者の頭は柔らかだね、こんな風な表現は私にはできないと思い、「若い奴は・・・」とは言うまいと恐れ入ったことがあります。60年も前の話でしょうか。
「あいつはピーマンだから」という表現が流行ったことがありました。固い頭の私は何のことやらさっぱり分かりません。答えは「中身が空っぽ」というのでした。ああ、こんな表現があるのか、といたく感心したのでした。
今朝の日経新聞の「令和なコトバ」というコーナーに、こうした言葉遊びというか、ダジャレ的な表現というか、面白い言葉が載っていました。いわゆる若者言葉でしょう。
それが「アルファベットで言うと、おいCのCよりさらにレベルが上の、ものすごいおいしさ」のような表現。
これは色々使えるとのこと。
「かわE越えてかわF」
「かっこA越えてかっこB」
「うれC越えてうれD」
佐藤B作さんの芸名も、これで、佐藤栄作を越えるところからだそうな。
大丈夫です、日本は消えていきますから。
NHK大河ドラマでさえ現代口語ですからね。
正しいを伝えるより正しい集まりを作り
集いましょう。集まり呼びかけられたら如何ですか? 私はあんぽんたんです(笑)
ありがとうございました。
テレビに向かって、その言い方は!!と怒鳴る。だんだん阿川弘之氏に似てくる。
そんな記事にコメントくださってありがとうございます。