10月20日の折々のことばに不思議な言葉が載りました。植物観察家の鈴木純の言葉だそうです。
解説を読むと、鈴木の娘は機嫌を損ねると「お水がなくなっちゃうんだよぉ」と訴えるのだと。そこで「お水入れていい?」と抱きしめると「うん満杯になった」などと答えるのだそうです。
書いてはないけれど、植物を観察する父 親を見て育った娘さんは、たっぷり水をもらった植物が、元気になることを見ていて、自分も植物のように、水でいっぱいになったら元気なんだと理解したのでしょうか。この私の推測が違いないことは、解説の続きを読むと分かります。
家族が互いの気持ちを訪ねる時は水が入っているかどうか聞くようになったと、書いてありました。
思いをものに託すると真っ直ぐ言えるみたい、とも。
わが家にも、家族間で少し雲行が怪しくなった時、特別にお出ましになる、仲裁人(?)がありました。先に紹介した「ゴリラのゴリちゃん」です。(9月24日ブログ)
朝、眠い若者二人です。こちらは、出来上がった朝食をさっさと食べてくれないと主婦の仕事は進みません。
段々声がとげとげしくなります。ボリュームが上がります。まだ寝ていたい二人の子は、機嫌が悪くなります。
わが家の「水」はゴリちゃんでした。
「おーい、ゴリちゃんが待ってるよ~。早く起きてきなさいといってるよ~」。これ特効薬!!
「おー、ゴリちゃんお腹空いてても待ててくれたの?」などと笑顔の朝食になるのでした。
ゴリちゃん大明神の登場は反抗期の子供と、いらいらママの中を上手く取り持ってくれたのでした。
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