乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

乙女高原展45草刈りボランティア

2024年10月10日 | 街の駅・乙女高原展

街の駅やまなしでの「乙女高原展」展示替えしました。
しかも、街の駅さんのご配慮で、今までの展示場所を移動し、玄関から入ったら、正面に見えるところです。
今回のテーマは「草刈りボランティア」。今回で23回目、25周年です。
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2024年度 第4回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録

2024年10月10日 | 世話人会
 日 時:2024年10月10日(木)  午後7:00~9:00

乙女高原連絡会議
■第23回(25年目)草刈りボランティア (検 討・連絡会議)
・翌日11/24に延期の場合・・・送迎車あり・キッズあり・豚汁あり・記念写真あり・ごみ収集車➝要確認
・雨天中止判断は前日11/22に行う。15:00オンライン会議
・傷病者発生対応・・・ドクターヘリ用座標データを載せる。
・刈り払い機班(保護組合関係)・・・「ノーヘル」の人が多かった➝通知で注意喚起、FC備品ヘルメット25個
・11/23に笛川中で防災訓練が予定されている…日程調整はできなかったか?
・市所有のカート型刈り払い機・・・古いし、市職の参加者は限られているので、使用は難しい。
・ロープ回収は、当日前の準備で終えてしまう。
・前日の主要道への案内看板設置(県)は取りやめ
・県による事前草刈り区の面積を拡大➝県が持ち帰り、検討
・スタッフマニュアルは次回連絡会議で検討する。
・ロッジの食器庫に包丁がなかった。

■第22回乙女高原フォーラム     (検 討・連絡会議)
・夢わーく仮予約完了。
・フェローの取り扱いについては次回以降の世話人会にて検討。
・CATV収録・放映・ユーチューブ配信は承諾済み・・・講師・聴衆(後ろ姿が写る)への説明・承諾が必要
・ちらし・・・県・市と確認し、大丈夫だったら印刷する。
・次々回の企画案「乙女高原のチョウ(キメギフチョウ)」・・・次回以降の連絡会議にて検討

■樹名板の設置について       (検 討・連絡会議)
・来年の夏に設置。専門家のサポート。

乙女高原ファンクラブ世話人会
■笛川小・日下部小の乙女高原学習(振返りと検討・世話人会)
・11/12(火)笛川小6年「草敷き体験活動」は観光地美化清掃と重なった。学校に注力。

■夏の案内活動     (振返り・世話人会)
・のべ9日 参加案内人のべ38名

■マルハナバチ調べ隊  (振返り・世話人会)
■訪花昆虫調査      (振返り・世話人会)
■缶バッチ・フェロー記念品   (検 討・世話人会)
・毎回のイベントで準備するのは大変。〇周年など特別回のみ用意したらどうか。
・記念品のために参加費を徴収することはしない。

■そ の た
・第14回全国草原サミット・シンポジウムの参加報告。
・ファンクラブの活動について提案。今後、継続検討。


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訪花昆虫調査・2024年10月

2024年10月06日 | モニタリング調査
 今年も5月から始まった月1回の訪花昆虫調査。今年最後の、6回目の訪花昆虫調査が10/6に行われました。じつは、予定日は10/5だったのですが、天候不順が予測されたので10/6に延期しました。そんなこともあり、参加者が高槻先生を含めて4名になってしまいました。でも、秋も深まる季節だったので、そもそも訪花昆虫は少なく、調査を無事に終えることができました。

 朝、高槻先生を塩山駅にお迎えにいきました。空を見るとだんだん明るくなってきました。大丈夫だろうと思いました。ところが、標高が高くなるにつれて、雲ってきました。乙女高原に着くと、井上さんと芳賀さんが待っていてくださいましたが、ガスっています。こんな天気では虫もあまり動かないだろうと、少し天気の回復を待ってから調査を始めました。途中、明るくなることもありましたが、小糠雨のミストにさらされることもありました。
 お昼を食べてから調査を再開したら雨になるかもしれないと思い、お昼をずらして調査を続け、午後1時ころに調査を終え、ロッジの中で、みんなでお昼を食べました。


 訪花昆虫調査のルーツは、当時麻布大学の学生だった加古菜甫子さんが実施した調査です。2013年のことです。つまり、シカ柵設置前です。
 このときの加古さんのデータと比較することで、2015年秋に設置されたシカ柵によって訪花昆虫がどれくらい増えたのかなどを比較研究できるとの高槻成紀先生のご提案で、2018年8月19日に参加者 3人で訪花昆虫「再」調査が行われました。2020年は8月に4回、2021年は8・9月に3回、調査をしました。
 その後、これも高槻先生のご提案で季節ごとに調査することになりました。2022年には5~10月に、月に1回ずつ計6回、昨年2023年には5~10月に月に1回ずつ+7・8月は2回の計7回、そして、今年2024年は2022年と同じく5~10月に、月に1回ずつ計6回、訪花昆虫調査を行いました。
 これまで調査はのべ27日(回)、参加くださった人数は、のべ151人になります。


 じつは・・・とても虫のいい話なのですが、高槻先生には調査のご指導だけでなく、得られたデータのパソコン入力から考察まで、一手に引き受けてやっていただいています。
 来年1月26日の乙女高原フォーラムでは、シカ柵設置後、毎年9月に行ってきた植生調査結果も含めて、訪花昆虫調査によって明らかになったことについて高槻先生にご講演をお願いしています。ぜひ、ご参加ください。


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植生調査        9月15日(日)

2024年09月15日 | モニタリング調査
 前日の訪花昆虫調査に続けて、二日連続の調査でした。朝9:00に、高槻先生、角田さん、加藤さん、植原の4人が集まり、調査を開始しました。
 この調査は、2015年のシカ柵設置後、どのように植物群落が変化していくかを調べるために、年一回、9月に行っている定点調査です。定点は草原の中に10箇所あり、そこには目印の杭とポールがあります。同じ地点で調査しているので、毎年のデータを完璧に比べられます。

 順番にポールを見つけては、各地点で調査していきます。まず、折り尺でコドラートを作り、10cm×10cmで出て来た植物を記録し、次に10cm×25cm、25cm×25cm・・・と、だんだん範囲を広げて、それぞれ初出の植物を記録します。1m×1mが終わったら、1m×1mの範囲内での各植物の被度と高さを記録します。索敵範囲をさらに広げ、1m×2m、2m×2mで初出の植物を調べたら、終了です。どんなに小さな植物も見逃さずに記録しなければならないので大変です。時には、「この草、わかんないねえ」というのも当然出てきますから、「イネ科の仲間」とか「スミレの仲間」とか書くこともあります。このルーティンを10回、繰り返すわけです。
 なんと、この日は午前中で全部の調査が終わり、ロッジのベンチでゆっくりお昼を食べることができました。
 調査に参加された皆さん、ご苦労様でした。ありがとうございました。
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訪花昆虫調査9月    9月14日(土)

2024年09月14日 | モニタリング調査
※参加された大堀さんがレポートを書いてくださいました。

 9月14日(土)の「訪花昆虫調査」に参加しました。この日の予定は「植生調査」でしたが、参加人数と天気予報の塩梅から、翌日の予定と入れ替えての実施となりました。個人的には、7月28日の養成講座参加以来の乙女高原だっだのですが、里に下りたのか、もう冬支度に入ってるのか、昆虫の数がめっきり減って、7月の喧噪が嘘のように山はすっかり静かになっていました。


 当日、9人の参集でしたので、フィールドを4班で分担しました。「訪花昆虫調査」ってどうやるのか、動き回る相手にビクビクでしたが、良く「メンバーの特性を見計らって」いただきまして、幸いにも高槻先生の助手格となり、F,G,L,Eコースで記録取り作業に従事することができました。
 巻き尺を観察路のルートに敷いてから、ルート幅2mの中に生い茂るススキと夏草の枯れ模様の中で、アキノキリンソウやマツムシソウ、ノハラアザミ、ハバヤマボクチ、ノコンギク、ユウガギクなどの花を訪れる昆虫を高槻先生が距離ごとに次々と読み上げていくのを必死にメモします。そのテンポに負けまいと、単純作業のハズですが、正直、記録する側も慣れるのにちょっと時間が掛かりました。先生の読み上げる、ウラギンヒョウモン、キアゲハ、セセリチョウ、ハチ、ハエ、アブなど、自分で確認する余裕もなかったかな。
 慣れない中でしたが、ハバヤマボクチの総苞に一生懸命に潜り込もうとするマルハナバチや、花に集まるハムシ(米粒よりも小さい!)やガガンボには注視する余裕に巡り会え、なんとか高槻先生の熟練わざのおかげで時間内(ざっくり、午前90分、午後90分)に作業を終えられました。
 空は、朝方は大きな積雲がいくつも浮かび(雲量8?)、外気温も19℃で高原の陽気(木陰は長袖モード)でしたが、お昼前後はかなり晴れ間が広がって汗ばむ場面もあり、その後には今度は腹の黒い雲が一面に広がる(帰りの西保では道路面が濡れてました)、変化のある山らしい天気でした。
 次は?と言われたら、時季ごとのあるある植物を学習しておいた上で、やっぱり助手レベルかなと思ってます。なにしろ、動体視力・瞬間視ゼロの上に近眼老眼の難行苦行が予想されますので。
 それでも、自然の風を感じながら、自然と向き合う作業をできたのは、楽しい時間でした(お昼休みの、くつろぎすぎてしまった雑談も)。昆虫調査は昆虫が日光を浴びられるタイミングで行われれば活動を把握しやすいという高槻先生のお言葉を信じて、また参加したいと思っています。
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