乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

2016年度総会

2017年03月12日 | 総会座談会
 新しくなった牧丘支所の会議室で、3月12日(日)の午後から行われました。
 参加者は16人。委任状は109通でした。
 代表世話人の三枝さんの司会によって開会が宣言され、同じく代表世話人の宮原さんのあいさつ。来賓(参与)の望月山梨市長さんからもあいさつをいただきました。ここから宮原さんを議長に、議事の審議を行いました。
 2016年度の活動報告(植原)と決算報告(内藤さん)、会計監査報告(監査員の駒田さん・竹居さんを代表して竹居さん)。2017年度の活動計画と予算案(植原)、そして、17年度に新しく始めたい「乙女高原フェロー」制度の提案を山本さんから。それぞれ審議を経て、一部修正の上、承認されました。
 世話人には10人が立候補。全員が総会の承認をいただき、互選で代表世話人を選びました。新しい世話人は以下の通りです(敬称略)。

 古屋(代表世話人)
 三枝(代表世話人)
 植原(代表世話人、事務局担当)
 雨宮(記録係)
 小林
 鈴木(記録係)
 芳賀
 松林 
 村田
 山本(乙女高原フェロー、乙女高原案内人担当)

 なお、内藤さんは世話人ではなくなりましたが、今までどおり会計をお願いすることになり、ご快諾いただきました。
 今期で退任される宮原さんと内藤さんからごあいさつをいただき、議事が終了しました。
 その他として、新年度第1回目の世話人会を4月20日に行うことを決めました。三枝さんの上手な司会で、総会の中で発言のなかった方にも一言ずつ話していただき、いい雰囲気の中で総会を終わらせることができました。皆さん、ご協力ありがとうございました。
 退任される世話人の皆さんを労う懇親会を近く開催する予定です。予定が確定しましたら、お知らせします。


●2017年度活動計画 → http://fruits.jp/~otomefc/2007schedule.html
4/ 1土 9:00~ 乙女高原自然観察交流会①&第4期ヤマアカガエル産卵調査
4/15土 9:00~ 第7期スミレ観察会その1スミレハイキング
4/16日 9:00~ 第4期ヤマアカガエル産卵調査②
4/29土 9:00~ 第4期ヤマアカガエル産卵調査③
5/14日 9:30~12:30第18回遊歩道づくり
13:00~15:30乙女高原自然観察交流会②&第7期 スミレ観察会その2
5/20土 9:30~14:30第7期スミレ観察会その3 乙女高原でのスミレ観察
6/ 3土 8:30~15:30乙女高原自然観察交流会③&黄色いスミレハイキング
6/25日10:00~14:30第15期マルハナバチ調べ隊1
7/ 1土 9:00~ 乙女高原自然観察交流会④&谷地坊主の観察会
? 市内小学校の自然教室等への支援。乙女高原でのインタープリテーション。
7/29土 夏のボランティアガイド①
7/30日 夏のボランティアガイド②
8/ 5土10:00~14:30乙女高原自然観察交流会⑤&第15期マルハナバチ調べ隊2
8/ 5土 夏のボランティアガイド③
8/ 6日 夏のボランティアガイド④
8/11金 夏のボランティアガイド⑤
8/12土 夏のボランティアガイド⑥
8/13日 夏のボランティアガイド⑦
9/ 9土 10:00~14:30乙女高原自然観察交流会⑥&第15期マルハナバチ調べ隊3
10/ 7土 9:00~乙女高原自然観察交流会⑦
11/ 4土 9:00~乙女高原自然観察交流会⑧
11/23祝/木9:30~13:00第18回 乙女高原の草原を守る!
12/ 2土 9:00~乙女高原自然観察交流会⑨&カヤネズミの巣調査
1/ 6土 9:00~乙女高原自然観察交流会⑩
1/28日 13:00~15:30第17回 乙女高原フォーラム テーマ「カヤネズミ」
2/ 3土 9:00~乙女高原自然観察交流会⑪
3/ 3土 9:00~乙女高原自然観察交流会⑫
3/11日 14:00~17:00 2017年度 定期総会と座談会


●乙女高原ファンクラブ会員の活動を奨励するフェロー制度

乙女高原ファンクラブの会員が各種の活動計画に積極的に参加してもらう奨励として、乙女高原フェロー制度を設けます。
乙女高原の自然を守っていく活動の仲間であり、乙女高原で生きる動植物にとっても仲間であり、乙女高原ファンクラブの活動を担う重要メンバーとして認められた会員を、乙女高原フェローと称します。
下記乙女高原ファンクラブの活動に参加して、スタンプを10個集めたことが世話人会で確認されることで乙女高原フェローと認め、記念品を贈呈します。
・乙女高原フォーラムに参加すること(必須)
・遊歩道作りに参加すること(必須)
・草刈りに参加すること(必須)
・世話人会に参加すること
・スミレ観察会に参加すること
・マルハナバチ調べ隊に参加すること
・ヤマアカガエル産卵調査に参加すること
・自然観察交流会に参加すること
などの参加できる活動計画は、メールマガジンや会報、ブログでお知らせしたもので、各種活動には重複して参加できます。
 
乙女高原ファンクラブの会員が奨励制度に応募するには、名刺サイズの「フェロー制度参加証」を発行してもらい、裏面に「乙女高原」スタンプを押してもらうことが必要です。フェロー制度参加証の有効期間は発行日から3年とします。
参加証を発行してもらう前に参加していた活動については、発行日から過去1年間に遡り、2017年4月1日以降の活動に限り、参加者名簿などで確認できれば有効な活動としてスタンプを押してもらえるものとします。
スタンプが10個押された参加証をファンクラブ事務局に提示した会員には、達成記念品を乙女高原フォーラムで贈呈します。フォーラムに参加できない場合には郵送とします。

・達成記念品
「OTOME-KOUGEN FELLOW」の記載された真空ステンレスボトル 480ml

・フェロー制度参加証について
参加証の表は乙女高原ファンクラブの図案と発行日及び本人名が記載されたものとし、裏は活動要件の項目ごとに参加日が記載されスタンプが押せる枠を設けたものとします。
活動に参加する際に名札入れに入れて携帯してもらい、活動当日スタンプを押してもらうようにしますが、当日忘れた場合などで押せない時は、後日参加者名簿などで確認してスタンプを押すようにします。
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第14回乙女高原観察交流会 3月

2017年03月04日 | 乙女高原観察交流会
※参加された井上さんがレポートを書いてくださいました。

 3月4日に観察交流会が行われました。はじめて参加の高校生が加わり、今回の参加者は5名でした。若い人が乙女高原に興味を持って参加してくれるのは嬉しいことです。1台の車に同乗して、道の駅を出発しました。

 今回のテーマはヤマアカガエルの卵の観察です。金桜神社の上の湿地ではカエルの卵は見つかりませんでした。次にカエル池とよんでいる陽当たりのよい場所で、ヤマアカガエルの卵塊を7~9腹くらい確認しました。



いくつかは合体していて、数がはっきりわかりませんでした。うっすら氷が張っていましたが、ヤマアカガエルが1匹、水の中にいるのを確認しました。帰りにもう一度寄ってみると、氷は解けていて、池の出口に近い所にも1腹発見しました。朝は凍っていたので、よくわからなかったのか、それともあのカエルが産んだのかなという話になりました。多分前者でしょうか。この時もヤマアカガエルが1匹、姿をみせてくれました。
 上の湿地帯のところや谷地坊主のところでは、雪が積もっていて、まだ卵塊を見ることはできませんでした。

 2日前に雪が降ったとのことで、20cmくらい積もっているところもあり、車の底に着いてしまうので、途中から歩きました。日当りがいい所では雪はすっかり解けてアスファルト道が見えていますが、日影ではかなり積もっていました。


  
乙女高原も、2月の観察会の時より雪が多く、草原内はまだらの部分もありましたが、ほとんど白くなっていました。谷地坊主も雪をかぶっていました。でも春は近い感じで、雪面は雪解けのために凹凸ができていたり、表面はかき氷のようでした。
動物の様子が感じられるのも、雪のある時期の楽しみです。動物の足跡がいくつも見られました。テンが多いようでしたが、何の足跡かよくわからないものもありました。足跡が交差しているところもあり、出会ったのか、それとも時間差で通ったのかなどと想像するのも楽しかったです。鹿柵の外、林道などではシカの足跡が多く見られました。



シカ柵を境に、内は笹が青々としているのに、外は葉をシカに食べられ、茶色くなっていて、違いがはっきりわかります。鳥も何種類か姿を見たり、声を聞いたりしました。



また、雪の白さのためか、ダケカンバの幹は、ピンクベージュのような色に見えますが、シラカバの幹は白いという違いも発見でした。



 ロッジ前のベンチやテーブルは雪をかぶっていたので、昼食はロッジの玄関前にすわって食べました。百葉箱内の温度は、お昼の時点で3℃でしたが、陽射しはあたたかく、空も少し霞んでいて、春近しという感じでした。眠くなるようなのどかさでした。

 今回のもうひとつのテーマはヤドリギの観察です。乙女湖のところでズミの木についたヤドリギの観察をしました。実がまだ少し残っていました。花が咲いていないかと見たのですが、花芽らしきものはありましたが、花はまだ咲いていませんでした。観察したのはヤドリギの雌株で、二股に分かれる部分に実が付いています。そして二股に伸びた先にまた新しい花が咲き、花の脇からまた新しい枝が伸びるようだということを、確認できました。花が咲いた時や、雄株も観察してみたいと思いました。また、ヤドリギの実を食べにやってくる鳥たちの観察もしてみたいとも思いました。



 2月は雪も少なく、動物の足跡を探すこともあまりできなかったのですが、今回は思いがけなく新雪で、たくさんの足跡を見たり、雪原歩きを楽しみました。そして、白銀の世界の中にも、春の気配を感じることもでき、有意義で楽しい観察会でした。
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2016年度 第9回 乙女高原連絡会議・乙女高原FC世話人会 議事録

2017年03月02日 | 世話人会
日 時:2017年3月2日 午後7:30~9:00 山梨市役所牧丘支所会議室


前回議事録の確認・・・異議なく承認された。


乙女高原連絡会議

■乙女高原フォーラム(反省・連絡会議)
・次回フォーラムのテーマは「カヤネズミ」。講師候補を考えてほしい。



乙女高原ファンクラブ世話人会

■乙女高原フェロー(検討・世話人会)
・「スタンプがもらえる活動」について検討。基本は活動計画に載っているもの。最後に「その他、乙女高原ファンクラブの活動に参加すること」という項を加える。
・会員証→フェロー参加証。会員証を「ネームホルダー」に入れるようにする。
・今回の記念品はステンレスボトルに一本化する。ブルゾン項目は削除。
・本制度は2017年4月から開始する。
・スタンプはシャチハタで作れる。

■2016年度総会(検討・世話人会)
・参加者・委任状・世話人立候補の状況を報告。
・会計監査は無事終了
・フェローの記念品としてステンレスボトルを用意することから、予算案を組み換える。
・県(林務環境事務所長)からは欠席の届けあり。市(市長)は不明。

■乙女高原観察交流会(報告・世話人会)
・2月の会は、参加者6名
・高校生が初参加。
・ヤドリギの観察をした。



次回連絡会/世話人会 2017年4月?日(?)19:30~ 牧丘支所会議室
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