乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

乙女高原案内人・夏のボランティアガイド その2

2019年08月10日 | 乙女高原案内人

※8月10日(土) 乙女高原案内人・レポート:井上さん

 今日、乙女高原に行って来ました。鈴木さんが来ていました。鈴木さんが午前中に案内人活動をしてくれましたので、私はマルハナバチのラインセンサスをしました。その結果は「トラ5、オオ6、ミヤマ28 合計39頭」でした。
 晴れていたのですが、気温は24℃、日なたはもっと暑かったかな。花はアザミがやや少なく、クガイソウは終盤、ヒメトラノオは咲いていますが、まだ開いてないものもあり、ヤマハギが咲きだしたという状況で、やっぱりトラやオオが少ないように感じました。なお、今年は花が遅れていますが、チダケサシとワレモコウが群生して海のようになった場所ができています。オミナエシやシモツケソウもたくさん咲き始めています。また、マツムシソウやシラヤマギク、ヤナギランなども咲き始めました。ヤナギランを見に来たという方は、咲き始めを1本見つけただけと残念がっていましたが、多くのお客さん方は、花がたくさん咲いているのを喜んでいました。そして、涼しい日陰で涼んでいました。
 午後、荒川林道のツリフネソウが咲いているところを見たら、トラが何頭かいました。好みの花がある所に行っているのでしょうか? 鈴木さんは午後、用事があるということで帰りました。神奈川からきたという6人のグループ、小楢山に登って来たという3人のグループに、花のパンフレットを渡し、少し話をしました。
 お客さんも来ないので、2時半頃に店じまいをして、森のコース、林道を歩いてみました。遊歩道の草刈りをどなたかしてくれたようです。荒川林道で白いツリフネソウを1輪見つけました。ブナじいさんの下のレンゲショウマが咲き始めていました。まだつぼみの方が多いですが、株数は減ってしまったような・・・。シカの食害かな。
 途中の頭を折られてしまったオオウバユリの近くにもう1本咲いていました。花が10個以上ついているので、やはりオオウバユリかと思います。オオウバユリにもトラが来ていました。林道の法面上にはキリンソウが群生して真っ黄色でした。
 それから今日は草原のギボシを数えてみました。81本ありました。(花、つぼみなど)ちなみに昨年8/5の記録は23本でした。確実に増えてきていてすばらしいですね。

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マルハナバチ調べ隊~盛夏編

2019年08月03日 | マルハナバチ調べ隊

※井上さんがレポートを書いてくださいました。

今日のマルハナバチ調べは7名の参加でした。残念ながら子どもたちは来ませんでした。
 午前中、ラインセンサス調査をしました。下は晴れていたのに、乙女高原は雲の中。曇っていて、気温も24℃と涼しかったです。そのせいかアブはたくさんいるのですが、マルハナバチがいないなと思っていたら、少しずつ出て来てくれました。いつものコースを1時間くらいかけて歩いて、結果は「トラ2 オオ6 ミヤマ37 合計45頭」でした。
 トラの姿がほとんどなく、ミヤマばかりでした。どうしたことでしょう。天候不順のせいでしょうか。花もいまひとつ多くありませんでした。ミヤマはノアザミ、ノハラアザミ、クガイソウに来ていました。オオはキンバイソウ、トラはノハラアザミとオオバギボウシに来ていました。
 11時過ぎにロッジ前に戻ってきたら、雨がぽつぽつし始めたので、ロッジの中で昼食にして、12時15分から待ちぶせ調査をしようと話していたのですが、雨がけっこう強くなり、止む気配がないので、午後の調査は中止としました。ここで、3名の方は帰りました。
 1時半過ぎになってようやく雨がやんだので、残っていた4名は草原で花の観察をしました。そのうち晴れ間も見えだし、マルハナバチも飛び始めましたが、待ちぶせ調査はしませんでした。
 昼食時に渡辺さんと角田さんご夫妻が来て、レンゲショウマを見に来たが、花は1つしか咲いておらず、つごみも少しはあるが、シカの食害で減っているという話をしていました。雨の中を芳賀さんたちが確認に行ったら、つぼみはたくさんあるということでした。これから咲くと思います。

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