やがて 深い暗闇の色となる
沈みゆく 夕陽の色
秋の日の曼珠沙華
まだ 流し切ってはいない
生への証の
あざやかな色
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ビルの谷間からは
四角い空しか見えないが
こころの瞳で見上げてみれば
星たちの淡い光芒と
生まれゆく
いのちの気配と
遠ざかってゆく
島宇宙の壮大な足音が
長い追憶の距離を経て
かすかに
かすかに
伝わってくるようだ
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